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身じろぎならず。

Dsc_1288

  浜名理香さん『流流』からもうすこし。

・夕ぞらをよぎる雀の五羽六羽熾に爆ぜたる火の子のごとし

(オキにハゼタル、と読む。)

・裏道に壜の崩るる音のして壜を叱りている声聞こゆ

・道ばたの草生の糞の鮮しく歓びの声上ぐるがごとし

・金蛇を仔猫が脚に押さえつつ仔猫のほうが身じろぎならず

など、大作ではないけれど、短歌の良質なポイントをおさえていて、とてもたのしい。

 こういう歌こそが、技術の見せどころだし、短歌の本領発揮という気がする。

 何で「崩るる」とか「上ぐる」とか文語なのかなあ。統一感を考えておられるのかなあ。

 写真は、〈栄寿司〉の鯖。

 マスターの方から、きょうはイイ鯖があるよ、食べる?と声をかけて来たほどの鯖。

 セキの方の鯖だという。ブランド品ではないけれど、実質的に関サバと同じということらしい。

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