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かごめかごめに。

Dsc_1177  「つばさ」11月号つづき。

 特集に小島ゆかり・なお母娘の新作12首づつがある。

 ともに基本は、四月から三月までの題詠。

 喜多さんの意図か、作者同士が考えたのかは不明。

 ゆかりさんの作品は安定してツボを抑えている。破綻がなく、注文に応えるように読者を満足させる。

・仰ぐたび雲の遠さはみづからの遠さ 五月の雲梯わたる

・七月のゆふぐれながし肉親のかごめかごめにかこまれながら

など。実生活での親たちの世話や介護に忙殺されていることを隠さず、しかしひたすら前向きであろうと(内面では涙を流していても)する歌。

 一方、なおさんは、若干の陰りはあるものの、方向的には二十代半ばの元気さ、晴れやかさを隠さず言った印象。

・天泣にはしゃぎて駆ける祖母を見るわたしと母と十月の空

・一月の家に家族は集いきてひとりひとりの顔おもしろし

・えんぶりの篝火燃えている夜更け二月は馬が美しくなる

など、すごくありませんか?

 写真は、j.s. pancake cafe @中野四季の森。

 チキンスープカレーもパンケーキの具、というか付け汁?になります。

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