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木下龍也さん。

Dsc_1098_2  短歌大会つづき。

 今回、質量ともにMVPと言えるのが、木下龍也さん

 周南市、20代の作者。

 15人の選者のうち12人が佳作以上に挙げている。

 (逆にいえば、来嶋さん、花山さん、穂村さんが採っていない。)

 大会賞となった、

・自販機のひかりまみれのカゲロウが喉の渇きを癒せずにいる

は、東日本大震災と関係があるかもしれないと読まれた。

 私はそういう大きな事件とは切り離して読めるかどうかが短歌のたいせつなポイントだと思う。震災に結びつけると、ちょっとハナにつく歌のように思えてしまうだ。

・引き続き瓦礫と人が流れますテレビの前でお待ちください

を佳作とした。このほうが直截的でありながら非情さがナマに伝わって来る。それがすごくいい。(部外者の身勝手として)。 他にも、

・疑問符のような形をした祖母がバックミラーで手を振っている

・たくさんの孤独が海を眺めた等間隔にならぶ空き缶

など秀歌があった。

 ぜひ、結社に入って歌を続けていただきたいと思う。

 写真は、北海道郷土料理〈ユック〉(竹橋パレスサイドビル内)にて。

 生ウニと鮭の丼、それに小鉢の定食。

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