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咲きました。

Dsc_1018 狩野一男さん『悲しい滝』(悲しい酒ではない)のつづき。

 ご病気のあとのお身体の不如意とともに、それ以前も歌い上げられてきた、「生」(せい)への畏怖がもう一つのテーマ。

 死の淵から生還した作者だと知れば、その言葉はさらに重くひびく。

・咲きましたさくらの花が咲きました生きよ生きたき者よ生きろと

・いろいろなことありしかど何事も無かりしごとしさくらを見れば

・通勤のよろこび胸によみがへり独り笑みして歩むなりけり

・感動をするには年を取り過ぎたかもしれないが紫陽花に寄る

などの一直線の生真面目さの歌に混じって、

・腹立(ふくりふ)や性愛不可、を主治医からきつく指示されたる身であるが

などの歌があるのが狩野さんっぽくていいのだ。

 写真は、中野〈コパン〉にて。

 イタリアハムとブロッコリーのピザ。明るく楽しい一皿だった。

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