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放つな。

Dsc_0871  渡辺泰徳さんの『浮遊生物』に、こんな歌があった。

・放つな、矢はおのずから離れると その境地にはいまだ達せず

 これは、弓道をされていたころの回想の一連にある。

 「いまだ」と言っているのは、その当時ということか、作歌時点ということか、は不明。

 短歌を読むおもしろさには、こういう箴言を読む楽しさがある。

 おそらくは、弓の世界では究極的で有名な言葉なのだろう。しかし、ふつうは門外漢には接するすべもない。

 それが、定型を通して身近になる。ありがたいことだ。

 いい言葉じゃあ、ありませんか?

 写真は、西武高田馬場のコンコースにある〈神戸屋〉のコロッケパン。

 この店、朝7時からやっているのが助かる。

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コメント

渡辺さま。

 やっぱり、好不調はありますよね。
 
 まあ、散らばっていたほうがおもしろいこともありますけど。

投稿: おおまつ。 | 2012年9月22日 (土) 17時48分

まなかさま。

 そうです。それが言いたいから、引っかかったのかもしれません。

 おのづから離れる感覚、ありますよね。たしかに。

投稿: おおまつ。 | 2012年9月22日 (土) 17時46分

好調のときは的内の位置まで狙えますが、不調になると矢は的を外れて周囲に散らばります。歌もそういうものでしょうか??

投稿: 渡辺泰徳 | 2012年9月22日 (土) 13時18分

あのあと二次会で、ムラタさんに「弓ひいて矢を射ることと短歌一首作ることって似てるでしょ」と水を向けたのでした。ずぼし、かすみまとでもいいですが、ぴしりときまった歌つくりたいものです。わざと外すのもありますけど。

投稿: まなか | 2012年9月22日 (土) 13時07分

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