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ジョージ・ワシントン。

Dsc_0994 田村元『北二十二条西七丁目』からさらに。

・黙禱のやうに静かな街となるジョージ・ワシントンが沖へ出た日は

 横須賀を母港にしている空母の不在を詠んでいる。

 中途半端な大統領の名前よりも、堂々と初代大統領の名前を持った航空母艦が配備されたのは悪い気はしない。

(あくまで、政治的な問題は別です。ねんのため。)

 田村さんは横須賀にお住まいだから、街の空気感がわかるのだろう。

 そして、「ジョージ・ワシントン」と(知り合いのおじさんのような感じで)呼んでいるのではないか。

 短歌というものはあれこれうんうんと考えて解読するものではなく、直感的に受け入れた語感が大切である。

 あとから理屈をつければ「黙禱のやうに」の意味はいろいろあるだろう。

 そうでなく、作者が「黙禱のやうに」とつかみとったその瞬間を大切に味わいたい。

 写真は、中野〈コパン〉にて。

 前菜のひとつ「タコのグリーンソース」。この店の定番で、うまい。

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