« 『バード・バード』。 | トップページ | 傷あるわれに。 »

干したしわれは。

Dsc_0882

 なみの亜子さん『バード・バード』から。

・柊の花こぼれいる斜面にて犬の歩みの一度止まりぬ

・谷の家に犬の鳴けるをわが犬は谷の深さをはかるごと聞く

 地味だけれどとてもいい歌。山間で犬を家族の一員として暮している様子がわかる。

 人間側の存在としての犬が、仲介となって山を感じているのかもしれない。

・山に向けひろげるからに干し物のかたちただしく干したしわれは

・おのずから耳を澄ませているごとし山のおもてに向き合うわれは

 山を畏れているのだが、それがごくごく自然に(頭ではなく心で)なされているような印象だ。

 こういう生活は私にはできないけれど、あこがれる。

 と言いつつ、明日も電車に乗って人ごみの中をゆき、コンビニでサンドウィッチを買う生活である。

 写真は、中野〈コパン〉のラザニア。

 土日にもリーズナブルなランチセットが登場。営業努力というのかなあ。ありがたい。

|

« 『バード・バード』。 | トップページ | 傷あるわれに。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『バード・バード』。 | トップページ | 傷あるわれに。 »