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毛利ひいなさん。

Dsc_0394  高野公彦『河骨川』には、故・毛利ひいなさんへの挽歌がある。

・〈静かの海〉よりも寂しく在さむか子を逝かれたる毛利朋子氏

・柳川で出会ひし毛利ひいな氏の若くかがやきをりしよ、その日

・歌は人を救ふと言へど筑紫の子毛利ひいなを救はざりき歌は

の3首がある。

 それぞれ、一首おいてひっそりと置かれている。

 毛利ひいなさんは著名な歌人ではない。だが、われら「コスモス」「棧橋」のたいせつな仲間だった。はつらつとしていた。何かいつも発するものがあった。それが重かったのかどうか。

 ひいなさんは、私と同い年だった。

 福岡で英語の教員をしていたこともあり、東京で丸善の店員さんをしていたこともある。

 私の佐賀での用事のあと、福岡でふたりで昼食を食べたことが一番の思い出。

 高野さんは意図していないだろうけれど、高野さんの歌集に名前が載ることは後世の人もその名前を読むということになる。

 歌人に対してこれ以上の供養はない。

 ときどき思い出していますよ。毛利さん。

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コメント

毛利さんを知る者ですが、お亡くなりになっていたのですね。非常に残念です。
晩年の毛利さんはどのようにお過ごしになられていたのか。。
冥福を祈りたいと思います。


投稿: 秋の草 | 2014年7月 5日 (土) 02時52分

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