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字がちがう。

Ca3g3059  「字がちがう。」

 というセリフをときどき聞く。

 昨日も生徒に(重罪のように)言われた。

 「多摩川の先にあるから、カワサキ。」

(かつて、マリーンズは川崎球場を本拠地にしていたという話で。)

と言ったときのこと。

 漢字がちがうのは間違いだ、いけないことだ、と教育されているのかもしれない。

 それは思考の硬直というもの。

 大人はそうは考えない。

 「先」も「崎」も語源は同じだろうと推測する。

 村の端にあって川をまたぐのが「橋」。

 体の端で食べ物をつつく道具が「箸」。

 顔の端にあって食べ物をつつくのが「嘴、くちばし」。(梯子のハシもそうかな?)

 小池光さんの文章で知ったことだが。

 だから、「明るい」と「赤い」は関係あるし、樹木などの内側から何かが「張る」から「春」なのだ。

 というような、言語の感覚を磨いてゆくのも外国語教師の仕事だろうと思っている。

 わたしが言うとダジャレにしか聞こえないかもしれないけれど。

 写真は、カップヌードル「しお」。上品でいい。

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コメント

最近、大野晋さんの「古典基礎語辞典」がおきにいりです。
ことばがどのようにしていまのかたちになってきたのか、という考え方がわかって、とてもたのしいです。

投稿: 月下  桜 | 2012年4月17日 (火) 20時35分

ソウさま。

 栄寿司は、火曜日が定休日のようです。

 通常、昼は11時半ごろから、夜は5時半ごろから開いているようです。(その間は休憩です。)

 終わりの時間には決まりはないでしょう。お客さんがいれば11時過ぎまで空いているし、そうでなければば早じまいする日もあるようです。

 とりいそぎ。

投稿: おおまつ。 | 2012年4月16日 (月) 08時38分

雨宮さま。

 「当て字」と呼んでいいのかどうかわからないところです。

 私の言いたいのは、漢字の前段階として(あるいは漢字と並行して)、和語の感覚があることを伝えたいということです。
 
 ふつうはそんなことは教えないかもしれませんが、教師の雑談の中で入ってゆくべき教養だと思うということなんです。

 とりいそぎ。

投稿: おおまつ。 | 2012年4月16日 (月) 08時35分

初めまして。
記事に関係ないコメントで申し訳ありません…
栄寿司が気になり、いつもブログを拝見しております。
ネット上にあまり情報が無い為、こちらのブログに非常に感謝しています。
宜しければ、栄寿司の営業時間や定休日等をお教え戴きたく存じます。

投稿: ソウ | 2012年4月16日 (月) 07時36分

 いわゆる当て字の問題になるかと思います。中学程度の学力では、まだ公用語を扱う力があやふやな生徒も多い為、国語では当て字を教えません。まず実践力を確実に身に付けさせるわけです。それでも漢字の成り立ちや地名の変遷などを教えた方が全般的な理解に役立つと思われる場合は、理由をしっかり教えます。白馬岳がかつては代馬岳だった理由などは、説明も解かり易い為、よく実践します。最近の地名変更に較べたら、理由も判っているだけに飲み込みも早いようです。
 それでは。

投稿: 雨宮 司 | 2012年4月15日 (日) 15時22分

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