« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »

スタンバつてる涙。

Ca3g2629  「棧橋」は、掲載ページが年齢順に分かれている。

 すこし前までは、上から「楡区」「樫区」「朴区」「桐区」であった。

 このうち、「桐区」が増えたので、二分して、下を「柚区」とした。

 (原案「桃区」を、ゲラ段階で変えてもらったのだったなあ。)

 その柚区の歌。

・〈泣く〉といふ予測できない行動にスタンバつてる涙 不思議だ   水上芙季

・聞きたいことぽろぽろ忘れほろほろと手を振り去りぬきれいな実家を (水上)

・羊羹の切り口がきれいすぎるからわたしはいつかの夏に死にたい  椎名恵理

・泣きがおはつぶれ梅なりつぶれてもつぶれてもかなしきかおならん  橋本麻季

 橋本さんの歌は、姪っ子の赤ちゃんを詠んだもの。

 こういう歌がいい。

 写真は、ファミリーマートの「あじの干物とたくあんのチャーハン」。

 大企業の作るものはハズレがない。

| | コメント (0)

海の青あお。

Ca3g2636  角川「短歌」12月号の特集は、俵万智さん

(ちなみに、私は〈時評〉を担当している号。) 

 『サラダ記念日』から四半世紀、である。

 いくつもの要素が重なって歌を続けているワタシであるけれど、そのきっかけのひとつとなった(母のような)歌集。

 いまでも俵さんの歌には、格別の思いがある。

 現在、わけあって石垣島に移られている俵さんの30首が載っている。

 どれも読ませる。こういう歌。

・旅人の目のあるうちに見ておかん朝ごと変わる海の青あお

・万緑の「バンナ公園」島人は「人工的なところ」と言えり

・子の眠りけだるく深き午後三時したくちびるを這う蟻の見ゆ

・今のおまえをとっておきたい海からの風を卵のように丸めて

 確立した俵調・俵視点に新たな中身を注ぎこまれてゆく楽しさ。

 これだけきちんと秀作を並べられるのはやはりすごいことなのだ。

 写真は、西落合〈エシャロット〉つづき。牛ハラミのステーキ。

 ハラミは、横隔膜の一部。高級ヤキトン屋さんのような感じ。満足。

| | コメント (1)

我とふ字の。

Ca3g2634  「棧橋」つづき。

 「棧橋」には、大学生が一人いる。次号からも一人加わる。

 そのひとりは、岩崎佑太君

 108号には、

・我といふ字のさびしさをどうしよう 見つめてをれば真冬のカモメ

・うつくしき爆破作戦告げるごと地下鉄路線図広げたる君

・風はこぶ風鈴売りとすれちがふわれにあたらしき声生まれたり

などの秀歌を提出している。

 どうでしょうか。

 すごくいいでしょう? いいですよね?

 写真は、西落合〈エシャロット〉のシーザーサラダ。

 じゅうぶんに、前菜たりえている。

| | コメント (0)

声をたてず。

Ca3g2626  先日の「棧橋」の批評会。

 細かいところまで、相互の批評がある。

 ただし、細かすぎるキライもある。

 そこから大きく、作者の将来への展望につながる批評をしたいものだけど。

 こんな歌があった。

 素朴だけと、いい。

・のぞきこむたびにおどろく目高たちメダカは声をたてず驚く  小野はつね

・指と指かすかに絡め君の横バスは地球を出てゆけばいい  片岡絢

 写真は、新大久保〈麗郷〉のもの。

 鶏細切りそば(鶏片湯麺)、という名前だったかな。

 それなりの価格だが、間違いがない。

| | コメント (2)

『ムーンウォーク』。

Photo  佐佐木幸綱さんから、歌集『ムーンウォーク』(ながらみ書房)をいただく。

 どの歌もさらりと詠まれていて、ササキユキツナが香る。

 早稲田を退官される前後というご年齢もあろう。回顧色も特徴だった。

 あいかわらずの酒があり、旅があり、男があるのが、いい。

・人生のあじわいとして酒を飲む時間を惜しむことなき時間

・旅をきて昼酒を飲む飛ぶ雲をしたがえて青き山を見ながら

 ロマンティックだなあ。

・うらさびしく酒恋いわたる牧水を引用しつつさびしくなりぬ

・何を待つでもなき夕べ 人生のこういう時間に酒を酌む幸(さち)

 酒の歌を書きぬいてみた。

 タイトルになった、

・しゃべりつつ言葉を選ぶ立ち止まりムーンウォークをする感じにて

 これも、教員なら、なおさら分かる感じだ。

| | コメント (0)

メロンの果肉。

Ca3g2602  米川千嘉子さん『夏空の櫂』のつづき。

 この時期の米川さんに特徴的なのが、

・刃はメロンの果肉に沈むかつて愛はわれを損なふと思(も)へり幾たび

・バンドウイルカさびしき知恵もて輪を跳ぶと空まで水皺(みしわ)のごとき拍手よ

 などの歌だろう。

 それぞれ、いい歌。

 かなり濃い。知が濃く、情も濃い。

 作者の抑えきれない言葉が容量を超えて詰め込まれている感じがする。こちらも体を張って受け止めることになる。

 一首目の「思へり幾たび」、二首目の「水皺のごとき拍手よ」まで言ってしまうところがすごい。

 ただし、そうしない行き方もあるだろう。字余りなら、あっさり余らせたいとも思う。

 写真は、新宿三丁目「ごまや」にて。

 サンマの燻製。こういうやり方もあるんだな。

 いいものをいただいた。合掌。

| | コメント (0)

とうが。

Ca3g2577  プロ野球が終わってしまってさびしい。

 (台湾での試合はあるが。)

 スポーツの長所は、すぐに結果が出るところ。

 かつて中山競馬場に連れて行ってくれたケイバ好きの友人が、同様のことを言っていた。

 勝敗は二の次なんですよ、結果がすぐにでるのがいいんです、と。

 ふだんの業務では、「結果」はすぐに出ない。

 売上高を競う業種ではないし。

 生徒の試験の結果は出るかもしれないが、それはそれ。

 だから、プロ野球のように、一打席ごとに一喜一憂(というのか?)できるものがあると、たのしい。

 写真は、新大久保〈一六八〉にて。

 11月なのに、冬瓜があった。その炒め物。

 「冬瓜」は、トウガなのかトウガンなのか。

 ワードは「トウガン」と読み「トウガ」は無し。広辞苑は「トウガ」を優先している。

| | コメント (0)

「棧橋」108号。

 きょうは、「棧橋」108号の批評会。

 竹橋の日本教育会館。

 ふだんは日曜日だが、例外的に祝日に。

 モノズキな人たちが、遠くは宮崎や香川からも駆けつけるて、いちにち、ワイワイやる。

 私の12首はこんな感じ。

Photo_3   

| | コメント (0)

鳳凰美田。

Ca3g2623_4  日本酒も新酒のシーズン。

 イタリアワインの新酒(ノッヴェッラ)が11月6日(だったか)。

 先週は、某ヌーボーの解禁。

 家の近くに、日本酒専門の「酒道庵之吟」がある。

 冷蔵庫で保管しなければならないくらいのお酒がうまい。

 この日は、「鳳凰美田」

 栃木県小山市の醸造元。

 お米は富山県産。

 そのうちの、「しぼりたて新酒」「純米吟醸無濾過かすみ生酒」

 すこし、色が付いている感じ。

 リンゴジュースのような熟した香り。メロンや桃という人もいる。

 辛口でありながら、ふくらみがある。

 ちょっとしたワインくらいの価格で一升飲める。

 日本に生まれてよかったなあと思う。

| | コメント (1)

ヴィーガン。

Ca3g2619  きのう、近くのヴィーガン・フードの店〈Rappa〉へ。

 1年ほど前にオープンしたらしい。

 生活動線上にないので気づかなかった。

 vegan の人たちは、肉や野菜だけでなく、卵も乳製品も使わない。

 ヴェジタリアンよりもさらに厳しいルールを(戒律のように)守っている人だと理解してきた。

 この日は、豆のカレーと根菜のカレーのセット。

 ヴィーガンかどうかは別にしても、とてもおいしい。

 サラダの上には、ひよこ豆で作った肉団子のようなもの(ファラフェル)が乗っていた。

 精進料理にある、大豆で作った肉?のようなものだろうか。

 肉っぽいものがないとさびしいから、と店主さんはおっしゃっていた。

 お米は玄米。ふだんから玄米食の私には、そのおいしさがわかる。

 山形県の方の米の原種に近い米らしい。

 いい店を見つけた。

| | コメント (0)

『夏空の櫂』。

Photo  先週、仲間うちの読書会で、米川千嘉子さん『夏空の櫂』を再読。

 砂子屋書房の文庫にもなって入手しやすくなった。

 改めて読むと、作者のカタさ、マジメさが前面にでている感じがした。

 動詞が濃く、重い。過剰ともいえるほどに気持ちを押しこんでゆく歌かもしれない。

 どの歌から、言葉をひとつふたつ抜いてみたいと言っていた人もいた。

 いいと思うのは、こんな歌だ。

・桃の蜜てのひらの見えぬ場所に沁む若き日はいついかに終らむ

・劣等の感情われに突きつけて汗垂れて少年の噴くごとき黙(もだ)

・少年の言葉ののちに湧く虚脱われか少年のものか分たず

・何もかも打ち消すごとくざんざんと雨降る夜を二人聴きゐつ

・怒りたるついでに愛も直情に言ひたる夜はひりひりと来ぬ

・わればかり語り来しことせつなくて帽子売場の一つをかぶる

 米川さんは、高校の教員だったこともある。

 2・3首目はそのときの歌。教員としてよくわかってしまう。

| | コメント (1)

紙の音する。

Ca3g2490  今井恵子さん『やわらかに曇る冬の日』のつづき。

 この粘着的なタイトルからも、今井さんの思索のあとが見えていい。

 この歌集の中心のひとつは、お母さまの挽歌。

・手のひらもて触れればまこと冷たくて母の死顔 泣きながら撮る

・今朝母の息絶えていし浴槽に沈めば温もりゆきぬわが身は

・みずからの形にもどりゆくのだろう夜闇の中にて紙の音する

・ゆくりなき冬の光に足首がふぁふぁんと温し火葬場を出て

・母が杖を倒ししときの傷跡の鈍く光れる敷居を拭う

など。

 一首目の「泣きながら撮る」の客観的になろうとするところが、今井さんのイメージに合う。

 三首目は、遺体が安置されているシーンだろうか。

 その前に「硬直に遇う」という歌がある。死後硬直から体が戻ろうとするときの音だろうか。かなり怖い。

 写真は、秋のある日の高田馬場駅周辺。

 フィルターを掛けたわけではありません。

| | コメント (0)

ありがとう足。

Ca3g2576  しつこく、「寺子屋学級」のつづき。

 最後には、穴埋め問題に挑戦してもらった。

 プロの歌人の言葉の選択に驚いて欲しかったから。

 とくに歓声のあがったのは、次の歌だったかな。

・座るとき立ち上がるとき歩くとき ありがとう足そして(       )  東直子

会場からは、地面? 地球? という声があがり、お一人が「重力」という正解を出された。

 長めのものも用意した。

・なにからも逃げ出したいと嘆きつつ(                   )  小島なお

 OLの日常の気持ちを、一直線に、そして大きくブレーキをかけながら表現した秀歌だと思う。

 正解は、「あしたの服はもう決めてある」

 写真は、新大久保「ハレルヤ」の参鶏湯のランチ。

 新大久保といっても、職安通りに近い。

 さすがのおいしさ。合掌。

| | コメント (0)

ふわ。

Ca3g2562  「寺子屋学級」つづき。

 そのあと、リズムや音感に優れている歌を並べて紹介。

 一部、音読していただいたりした。

・ねむれ千年、ねむりさめたら一椀の粥食べてまたねむれ千年 (高野公彦)

・甕(かめ)ゆれて、遅れて揺るる甕の中の水のやうなりこころといふは (高野)

・おしよせて来しかなしみはざくざくざんざくざくざんとキャベツを切りぬ (小島ゆかり)

・まだ眠りたかったような顔をしてじゃあもう帰る、かえるねと云う (東直子)

・背を向けてサマーセーター着る君が着痩せしてゆくまでを見ていつ (吉川宏志)

・秋の雲「ふわ」と数えることにする 一ふわ二ふわ三ふわの雲 (吉川)

など。

(「ふわ」は、焼きトン屋にある「豚の肺」のことでもあるなあ、と思って、言わず。)

 写真は、中野〈オリエントスパゲティ〉のもの。

 ミートソースを基本に、半熟卵と納豆を載せてもらう。

 ぐちゃぐちゃだけど、これがよく合う。

| | コメント (0)

『やわらかに曇る冬の日』。

Photo  今井恵子さんの『やわらかに曇る冬の日』(北冬舎)をいただいている。

 今井さんは、大きな「知」の人という印象。

 しかし、短歌は「知」で測れない部分も大きい。

 もちろん、今井さんはそのことも御存じだから、作品から「知」での把握の痕跡を消そうとする。しかし、かすかに「知」は残る。

 そのあたりのせめぎ合いがおもしろい。

・一人にて所在なければキッチンに九九を唱えてさらに淋しも

・眉のなき少女の顔に一歩ずつ近づいてゆくレジに並びで

・たまさかに過ぎる蕎麦屋の裏口に白き長靴そろえ置かれあり

・吊り革を摑む左の手の甲にボールペンにて「弁当」とあり

・構内の立喰蕎麦に並び立ち青年の耳ちかぢかとある

前半では、こういう歌に、リアルな恐怖と、見つめ過ぎ考え過ぎた滑稽さを感じた。

| | コメント (0)

見つめるからか。

Ca3g2580_2  先週土曜日の「寺子屋学級」では、まづ、こんな歌を紹介。

 ふだん短歌に接していない方には「共感」から導入するのがいいと思ったので。

・まがなしくいのち二つとなりし身を泉のごとき夜の湯に浸す (河野裕子)

・四十度の熱に息子が苦しむ夜わたしがこんなに見つめるからか (米川千嘉子)

・病むときは静かに並んで歩くゆゑ息子の背丈よくわかるなり (米川)

・さうぢやない 心に叫び中年の体重をかけて子の頬を打てり (小島ゆかり)

・抱くこともうなくなりし少女子(をとめご)を日にいくたびか眼差しに抱く (小島)

・そんなにいい子でなくていいからそのままでいいからおまへのままがいいから (小島)

 どうでしょう。

 涙を拭っていらっしゃる方はいなかった。

 写真は、新大久保〈一六八〉の、ニンニクと茄子の炒め物。

 茄子が食べられるのを喜んでいるようだった。合掌。

| | コメント (2)

ひかうせん。

Ca3g2592  先日おとづれたパークハイアット東京。

 食事のあとは、席を変えて、コーヒー。

 飛行船が(エンターテインメントのように)やって来た。

 外資系保険会社のもの。

 過ぎ去ってしばらくすると、方向転換をして戻って来た。

 新宿上空をメインに飛んでいるのかもしれない。

 高野公彦氏に、

・飛行船ほうと浮かびて青空の繭(まゆこ)のやうにゆくひかうせん  『天泣』

とか、

・空なかにひかうせんゐて高架駅ホームにならぶ直立する人間(ホモ・エレクトス)  『般若心経歌篇』

がある。

 私にも、

・われのみが遠くみてゐる飛行船を告げたくて告げず午後の授業に  『アスタリスク』

なんて歌がある。

| | コメント (2)

寺子屋。

Ca3g2493  きのう、勤務校の「寺子屋学級」に出講。

 教員が、保護者向けに特別講義をするというもの。

 2年前には、子供(とくに中学生・高校生)を持つ母親の歌を紹介した。

 河野裕子さんの出産詠からはじめて、栗木京子さん、米川千嘉子さん、小島ゆかりさんの歌まで。

 それで、今回もお声をかけていただいた。

 ちょうど1クラス分くらいの方々を前に90分話す。

 KWSKは明日以降の記事に。

 写真は、「新井薬師前」駅前の〈つくね屋〉にて。

 蚕豆に海老のすり身を挟んで揚げてある。ちゃんとうまい。合掌。

| | コメント (0)

復刻版。

Photo  「歌壇」12月号が来る。

 特集は「わが誌の創刊号を読む」。

 16の結社誌が登場。

 「コスモス」は私が担当。

 復刻版を見て、原稿を書いた。

(35周年か40周年のとのものらしい。)

 「コスモス」は昭和28年(1953年)に創刊。

 再来年で60周年になる。

 編集部では、いろいろと企画案を練っている。

 (みなさまのご協力を仰ぐことになります。よろしくお願いします。)

 この復刻版、忠実に復刻され過ぎて、大きな欠点がある。

 それは、どこにも「復刻版」であることが明記されていないこと。

 だから、後世の人が、区別つけにくい。

 まあ、いいか。 

| | コメント (0)

1800。

Ca3g2585_2  これが、1800回目の記事。

 なんだか続いている。

 写真は、〈ニューヨークグリル〉にて。

 新宿のパークハイアット東京の中にある。

 地上52階で、約200メールの高さだという。

 骨付き仔羊背肉のグリル ハリッサ風味 茄子のグリルと地中海風大麦のサラダ タジキディップ

というもの。

 地中海風、と名付けると、なんでもおいしそうに聞こえる。

 地中海風牛丼、地中海風うどん、とか。

 「地中海」という短歌結社もある。

 昭和28年創刊。「コスモス」と同い年。

 その時代に、「コスモス」と名づけた宮柊二のセンスもいいが、「地中海」と付けた香川進もさすがだ。

 とりとめなく。

| | コメント (1)

はぐる。

Ca3g2508_2 どうでもいいことなのだが、どうでもいいことが好き。

 修学旅行の添乗員さんに、千葉県の鴨川出身の方がいらした。

 宅配便の伝票の一枚目をはぐってください、

と生徒への伝達を書いていた。

 語感もいいし、意味はわかる。

 ご本人は、去年もK中学の教員に指摘されたという。

 東日本大震災の被災地では、ボランティアのために、簡易な方言辞典が作られていると聞いた。

 語彙の違いはおもしろいのけれど、コミュニケーションができないと困る。

 写真は、中野〈ジョバンニ〉のカッサータ

 リコッタチーズやナッツをたくさん使った、アイスケーキのようなもの。

 次にあったらまた注文したい。

| | コメント (0)

冗長。

Ca3g2571  ここ数日、選歌・添削をこなす。

 採点や選歌は嫌いではない。

 加えて、先週以来、修学旅行後の作文を生徒に書かせて、これも添削している。

 中学生は、ほっておくと驚くほど冗長な文章を書いてくる。

 削りまくって書き直させると、かなり良くなる。

 もしかすると、日本の作文教育は、生徒の文章を教員が見てオシマイ、という例が多いのかもしれない。

(教員には、しゃべりが冗長な人が多いのも影響しているかもしれない。)

 文章は、他人に読まれてしまうというプレッシャーがあってこそ、上達すると思う。

 どうなるか。

 写真は今日も、中野〈ジョバンニ〉にて。(連続企画みたいだ。)

 豚バラの煮込み、ラズベリーソース。

 洋風のトンポーロウ(東坡肉)かな。すごくうまかった。

| | コメント (0)

親指の爪。

Ca3g2569  梅内美華子さんのブログに、引用していただいた。

 梅内さんは歌集『エクウス』を出版されたばかり。

 エクウスは、ラテン語で「馬」を指すという。

 じっくりしていい歌集。

 写真は、@中野〈ジョバンニ〉

 鯖のラグーソーススパゲティ。

 このお店の(私にとっての)特長は、ハーブがよく効いていることと、魚介メニューが豊富なこと。

 この日も他に、穴子とオリーブと白インゲン豆のスパゲティーを食す。

 さいきん、ツイートをフォローしている。

 ランチメニューがわかっていい。

 サムネイルのマンガの似顔絵(西本英雄画伯の作品)で、私だと特定していただく。

 これからもよろしくお願いします。ランチばかりですいません。

| | コメント (0)

黙れ。

Ca3g2507  朝日新聞の東京版。

 「石原都知事発言から」というコーナーがある。

 宮古市からがれき受け入れたことについて、記者とのやりとりが出ていた。

 三千件の苦情が来たことについて、

「力のあるところが手伝わないとしようがないじゃないですか。」

「みんなもう自分のことしか考えないから。日本人がだめになった証拠のひとつだよ、そういうの。」

と述べる。それは正論。

 最後に、

 「(抗議については)『黙れ』って言えばいい、そんなの」

とある。

 そう言えるイシハラさんが好きだし、世の中のことは、エライ人が「黙れ」と言えば済むことが多いかもしれない。

 真似してみたいけれど、どうにもこうにも。

 写真は、中野〈ジョバンニ〉のもの。チキンのローストです。

 香草がたっぷりと効いていてうま過ぎる。

| | コメント (0)

ハルヒ。

Ca3g2558  きょう、勤務校の中学3年生は駿台予備校の模擬試験。

 いつもどおりに登校して、駿台の(たぶんバイトの若い)人の指示のもとに、受験しているはず。

 月曜日は通常授業。(すいません。)

 かつて、同様の試験で、氏名を「涼宮ハルヒ」でとおした生徒がいた。

 クラス番号、出席番号は正しかった。

 担当者からオオメダマをくらったはず。(そして灯台に行った。)

 かくいう私も、かつては、「橋本龍太郎」とか「大橋巨泉」(なんでだったかな?)という名前で受けて、成績上位者に名前を出した覚えがある。

 (学校とは無関係に、です。)

 おおらかな時代だったのか。

 写真は、中野・沼袋「たんどーる」〈秋ナスといろいろ野菜のトマトココナッツカレー〉

 「たんどーる」は、建物の老朽化などの理由で、移転するそうだ。

 遠くに行かないでください。

| | コメント (0)

きょうさく。

Ca3g2543  夕刻、大徳寺へ。

 生徒の(黒塗りの)タクシーがぞくぞくと集まる。

 まるで、某方面の方々の法事のような迫力。

 塔頭のひとつ、大仙院で座禅体験。

 私もなんとなく参加。

 白砂の庭を半眼で眺めながら、休憩をはさんで前後半20分づつくらいの座禅。

 キョーサク(警策)で背中を叩いていただく。

 恥づかしげもなくお願いできる年齢。

 5時から開始。暮れてゆく空気を感じながらの静かな時間だった。

 こういうのは、自宅で5分でもやればいいのだと思う。

 そのあと、一部屋に280人詰め込んでご住職のお話。

 理路整然ではなかった(というか支離滅裂)が、パワーに打たれる。

 大きな存在に打たれる感覚がたいせつ。

 よかったと言ってくれる生徒もいて、企画者としてはうれしいかった。

 写真は、〈はふう〉での昼食、炙り焼きランチだったか。すばらしかった。

 これも同行者のプランに乗っただけ。いい同僚を持つと良い目に遭える。

| | コメント (1)

ちおんいん。

Ca3g2548  修学旅行4日目反省のつづき。

 生徒は京都タクシー研修。

 私は、伏見稲荷、東福寺の光明院などを巡回、というか見学。

 途中、宿にもどって、ワケアリの生徒の面談。

 知恩院さんを軽く参拝。

 前日まで法然上人の遠忌のイベントをやっていたようで、片づけ中。

 八百年忌の年に、ちらっとでも知恩院に寄れて、なにか力をもらえた感じがした。

Ca3g2545_2  そのあと、鍵善良房でくずきり体験。

 なかなかシュールな食べ物。

 いかにも、文化の極みという感じ。

 こういうのは、同行者が引っ張って行ってくれるに任せるのがいい。

 途中、寺町を通過したので、三月書房に寄る。

 『アスタリスク』を確認。

 すぐそばの、一保堂にも寄る。

 文京区にあった実家が小さなお茶屋さんだったことを思い出す。

| | コメント (1)

有料。

Ca3g2533  3日目。

 神戸発、京都着の班別行動。

 楽勝だと思っていたけれど、添乗員さんによると、他校ではやれないらしい。

 (「楽勝」は、英語ではピース・オブ・ケイク、ケーキひと切れ、という。)

 私は、神戸ポートタワーや南京町に寄って、早めに京都へ。

 元町のガード下商店街で、ディープな昭和を味わう。

 生徒の遅着はほぼ無し。

 自分が中学3年生のとき、仁和寺に感動してしまって、集合時刻に20分も遅れたことを思い出す。生野善応先生は、ん、とだけおっしゃって許してくれた。

 私にはそんな器量はない。

 写真は、元町駅前の駐輪場。

 「有料」っていう大雑把さに威厳を感じた。

| | コメント (3)

シューリョ。

Ca3g2528  修旅の反省。

 〈シューリョ〉は、テクニカルタームかな。

 初日の平和記念公園での「碑めぐり」90分は、成功だったようだ。

 生徒10人にボランティアガイドさんおひとり。(お礼に相場はあるもの。)

 ヒロシマ全般について深イイ話があったそうだ。

 個々の工夫ありで、(教員の事前学習よりも)よく聞いていたらしい。

 宮島では、大部屋の和室。

Ca3g2531 朝食に、地元・廿日市市のチチヤスヨーグルトが出たのがうれしい。地産地消。

 2日目。午後、神戸。人と防災未来センターを見学。

 ここでは3隊に分かれて講話。

 人を感動させるのは、アタマではなくココロだ。

 牛乳配達中に揺れに遭われた方の話がよかったそうだ。

 写真上は、ホテルの部屋からの風景。

 下は、神戸ポートタワーからの眺め。

 山と海がある町はうらやましい。東京都中野区には、その両方ともない。

| | コメント (0)

せんだ。

Ca3g2525  今日11月1日は、オール・セインツ・デイ(万聖節)。

 勤務校は休み。

 いや、創立記念日なので休み。

 万聖節ゆえに休みなのは、上智大学のようなカトリックの学校。

 (プロテスタントもそうなのかな?)

 だから、上智大学は、11月1日~3日が学園祭。

 3日は、明治天皇の誕生日(明治節)ゆえに休み。

 修学旅行中、新幹線車中での、トランプ、ケイタイ操作、将棋など、もちろん電子ゲームはすべて禁止となった。(すいません。)

 生徒たちは退屈そうであったが、それでよし。ほぼ(ほぼ、というのがだいじ)守られたと言ってよいだろう。

 読書はいいとして、漢字検定に向けた勉強をしているのには驚き呆れた。

 中には、「せんだみつおゲーム」に興じる人たちもいた。えらい。文化と継承。なはなは。

 写真は、広島から新神戸車中で食べたアナゴ弁当。まんぞく。

| | コメント (2)

« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »