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交互に。

Ca3g1312  昨日、書き忘れたのだけれど。

 〈日々のクオリア〉の担当が二人だったことも、続けられた理由だったと思う。

 だから、中津昌子さんに大感謝。

 もし、3カ月間だけだとしても一人だったら、辛かっただろう。 

 それに、休まず書けば、千葉ロッテの選手たちもがんばってくれると途中まで思っていた。

 そして、日本シリーズ優勝のあとは、オマエの番だぞと言われている気がした、ということもある。

 記憶に残る(だろう)年になった。

 いつのまにか、大みそか。

 写真は、〈王将〉@新大久保。至福。

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ねむれ千年。155(完)。

Ca3g1344  〈日々のクオリア〉。

 昨年の12月。

 砂子屋書房の田村さんから電話。〈日々のクオリア〉を担当してくれないかとおっしゃる。

 大変さは想像できたけれど、3分くらいのお話で引き受けることにした。

 お気づきの方も多いと思うが、火曜日は故人、木曜日は中堅以上、土曜日は若手、男女交互、というシバリを課した。

 締め切りに遅れずに書いて来られたのは。読者のみなさまのおかげです。ありがとうございました。

Ca3g1347_2  そして、今日の最終回で、40回目の誕生日を迎えることになった。

 これもささやかに劇的なことかもしれない。

 天の配剤というのかな。 

 写真は、西武新宿駅前〈プロヴァンサル〉にて。

 上は、アンチョビオリーブ。

 下は、牛スジとトリッパの煮込み。何重にも味付けされていて、すごい。

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筋をたどって。

Ca3g1336   「短歌研究」1月号〈作品季評〉。

 佐佐木幸綱さん、本多稜さん、小林幸子さんのお三方。

 高野公彦氏の30首について。

 担当の本多さんは、言葉の糸を綿密にたどりながら、あくまで連作としての読み。

 ちょっと深読みじゃあないかなあ?と思っていたところ。

 幸綱さんが

「僕はそんなに筋をたどっては読まなかったけれども。」

「読者に連続して読んでほしい場合には何か特別なシグナルを出すわけで。 そうじゃない場合には筋をつけて読まれるのはむしろ迷惑じゃないか?」

とおっしゃっている。

Ca3g1335_2  私は幸綱派の読み方。ほっとする。

 もちろん、だれでも連作の構成は考えるだろう。

 だが、〈一首一首の独立〉を優先して読み作る(「コスモス」のような)人たちにとっては、本多さん的な読みにただ驚く。

 他にも、

・雄物川、球磨川、池田湖、天竜川ことし旅せし先ざきの燦(ひかり)

に対しての、本多さんの読みは、強引で、幸綱さんが笑いながら(たぶん)、なだめている図が見えておもしろかった。

 つまり、本多さんほどのきちんとした歌人でも、一首の言葉だけに即して読むことのむずかしさがあるということなのだろう。

 こういう読みの違いを際立たせるのが〈作品季評〉だから、場の役割は果たしたと言っていい。

(ちなみに、球磨川と池田湖は3月、天竜川は6月。同行させてもらった。)

 写真は、大久保駅近くの〈くろがね〉の鶏の煮込みと焼き鳥。

 砂糖が多めな感じで、昔ながらの和食の味付けのうまさを感じさせてくれた。

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山深きあかとき闇や。。154。

Ca3g1346  〈日々のクオリア〉。

 先日、広島駅構内の、Suica を使えますと表示のあったお店でPASMO をかざしてみると、反応しなかった。

 スイカはJR東日本のもの。パスモは首都圏の地下鉄・私鉄・バスのもの。

 それはわかっている。

 東京だと、スイカとパスモの違いで困ることはない。完全に互換性があるのだと思っていた。

 でも、実はいろいろ複雑なのだなと思ったのだ。

 こういうICカードを全国統一しようという計画があるそうだ。

 ぜひ、そうしていただきたい。

 写真は、西武新宿駅前の、南フランス風立ち飲み屋〈プロヴァンサル〉のもの。オイル煮。ついつい飲み過ぎる。

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「歌壇」2011年1月号。(1)

 「歌壇」1月号。

 商業誌なので、発売後1か月以上待つのが筋なのかもしれないけれど、執筆者ということに甘えて、転載させていただく。

 この号には、〈編集室拝見〉というグラビアに「コスモス」が登場。

 他にも、高野さんの新連載などなど、読みどころ満載。是非、お買い求めいただきたい。

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「歌壇」2011年1月号。(2)

 「歌壇」のつづきです。

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「展望」53。

 「コスモス」の時評にあたる〈展望〉欄。2011年1月号。

 もっとスマートに深く書けないものかと、毎回悩むのだが、しかたない。

 転載して叱正を松、じゃなくて、待つ。

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灯台に白き。153。

2010121210430000_4〈日々のクオリア〉。 

 写真は、同僚のMZKセンセイがくれたもの。

 箱根の湖畔だという。

 他人には思えない三羽。

 ただ、ダイマツなのかオオマツなのかは不明。

 料理屋さんや魚卸の名前などには、ダイマツがある。

 ケイタイ電話どうしなので、簡単に赤外線通信ができた。これが、スマートフォンだとできない。

 先日、長嶋有さんが、ご自身の句集を電子書籍化したものをアイフォーンで見せてくれた。短歌も電子ブックに向くような気もしている。

 欲しいけれど、もう少し様子をみるかなあ。

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校内研修会。

Ca3g1332  おとといが終業式。

 午後は、教職員組合主催の校内研修会(6年目)。

 クミアイで勉強会ができる事実が、良い学校であることを象徴しているだろうか。

 第1部の題材は、ある英語の授業を録画しておいたもの。

 それを30名くらいで見て、ときどき止めたりしながら、コメントを言い合った。

 このセンセイの授業はとてもよくデザインされていて、ジェットコースターのような授業と形容されていた。

 他の教科の教員としては、中学の英語の授業がこれほど、話す・聴く・読む・書くのバランスのいいものだと知らなかったいう声もあり。

 あらためて中学の授業をみると、授業中の話す・聴くの比率は高いのだが、考査は筆記試験という矛盾も感じるところ。

 第二部は、他の学校の先生を招いて、お話を聞く会。これも有意義であった。

 写真は、百人町、うなぎ宮川のランチ。

 さすが、違う。

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たとへばジョージア。152。

Ca3g1316  〈日々のクオリア〉。 

 さて、東直子さんの〈とうすみ日記〉にもあるから、ここにも書きます。

 先日、音羽の講談社に集合して、歌会。

 「週刊少年マガジン」連載の西本英雄さんのマンガ「もうしませんから」の取材のため。

 短歌がなんだかわからない西本さん(や編集者さん)に歌会に参加してもらって、それをおもしろく?マンガにしてもらうという企画。

 過去には、バンジージャンプをしたり、シャーアズナブルのコスプレで新幹線に乗ったり、いろいろ無茶されたらしい。

 作家の長嶋有さんもいらして、俳人としての的確な意見を述べられていた。

 偶然に、氏の『ジャージの二人』を読んでいたところ。さらに興味深く、長嶋さんのお話を聞いた。

 さすが、作家というものはおもしろい。というか、おもしろくなければ、小説なんて書けないのだろう。

 マンガになるのは2月はじめだという。

 私がどんなキャラクターに描かれているか、あるいは登場していないか、楽しみである。

 写真は、新大久保〈一六八〉の、あんかけ酸辣刀削麺。これがすべてお腹に納まったかと思うと恐ろしい感じもある。

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三鷹ゆかりの文学者たち。

   三鷹ゆかり、という人がいるわけではない。(小島ゆかり、という先輩はいる。)

 それはさておき、〈三鷹ゆかりの文学者たち〉という展示会に行った。三鷹駅直結の駅ビル内「三鷹市美術ギャラリー」にて。

 Photo_2 著名な小説家や詩人と並んで、当然ながら宮柊二先生、英子さんも大きなスペースを占めておられる。

 ↑は、図録からの写真。「コスモス短歌会」も出品者の一つなので、転載を甘えさせていただく。

 左ページ中段にあるのが、ステンドグラスを貼り付けた歌集の装丁。これはすごい。

 こういう展示を見るたびに、これからの小説家や歌人には、ナマ原稿がほとんどないのだなあと思う。

 これからは、作家の使ったマウスとかUSBメモリとか iPhone とかが展示されるのだろうなあ。

 それを、旧時代の遺物として、後世は見るのだろうなあ。

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張りのある。151。

Ca3g1309  〈日々のクオリア〉。

 先日、〈答案返却日〉のこと。

 期末考査の答案を生徒に返し、間違いがないかを点検してもらう日。

 訂正があれば、担当者に直接に申し出ることになっている。

 と、昼前、ある生徒からメールが来る。

 私の採点にミスがあるという。

 でも、もう帰宅してしまっているという。

 答案の一部のアップの写真が添付されている。

 明らかに私のミス(2点分)。

 本来なら、本人が答案を持って確認に来るべきだが、例外的に訂正に応じることにした。

 これが、進級に関わる点数の差であれば、もっとゲンミツにやるところかもしれない。

 生徒には念のため、終業式に答案を持参してもらう。

 賢くてかわいい生徒である。ナイスプレー。

 写真は、中野〈ジョバンニ〉のバジリコのピザ。

 各自、鋏で切り取って食べる。

 バジルとは書いてあったが、ベジタリアンだとは思わなかった。紅いのは、京にんじんだそうだ。四分の一は持ち帰った。

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第57回O先生賞。

Photo_2   「コスモス」〈O先生賞〉が発表されている。

 オー先生とは、迢空折口信夫。

 受賞は、茨城の金子智佐代さんと、三重の森田則子さん。どちらも文句なしの力作で秀作だった。

 私は今年も選者(任期2年)。

 選者は他に、小島ゆかりさん、柏崎驍二さん、田宮朋子さん。

 148篇の応募@30首だから、約4500首。

 それぞれ上位10篇を選び、得点を合わせる。

 なんと。

 小島ゆかりさんと私は、上位4篇が一致。(1位と2位が違うだけ。上位10篇中6篇の一致。)

 選歌眼の近さを喜んでいいのか、独自色を出せなかったことを残念に思うべきか。

 昨年は、私が1点も入れていない2名の受賞だったのだから、ここは素直に喜んでおこう。タイヘンだったけど、とてもいい勉強をさせていただいたし。

 ところで、この号の表紙(3カ月ごと)、いいと思いませんか?

 中林忠良先生の「コスモス」のためのオリジナルモノタイプ作品。原版?が「コスモス賞」の賞品となる。

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アタル。

 カドカワの某編集長さんのことではない。Ca3g1261_2  

 数年前の修学旅行。

 宮島での班別行動で、焼き牡蠣にアタッタ生徒が何人もいたそうだ。

 お土産物屋さんの牡蠣の焼き方が甘かったのか、生徒が疲れていただけなのかは不明。

 なので、本番では、牡蠣の買い食いは禁止しようと思う。

  そういえば、かつての高校の修学旅行。大分県玖珠町で農村体験とホームステイをさせたことがあった。

 農家の人が、大歓迎して、名物の鶏の刺身を生徒に食べさせてくれた。

Ca3g1262_3 これがアタッタ。

 私のクラスの数人で、翌日、長崎から個別に帰した。電話をかけまくって大変だったなあ。

 地元の人はまったく平気なのに、東京っ子だけアタッタのである。

 もちろん、新宿区の保健所で検査してもらって、カンピロバクター菌が原因であると判明。

 同じグループの中に、マレーシア育ちの生徒がいて、彼だけ大丈夫であった。

 そんなものかなあ。

 写真は、ホテルの牡蠣。まったく問題なし。

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かたつむりと。150。

Ca3g1288  〈日々のクオリア〉。

 おお、150回目。

 また下見の話。

 広島から新神戸へは、「ひかりレールスター」

 JR西日本のみの車両。

 乗った車両は、グリーン車並みの、4列のゆとりのあるシート。

 それに、サイレンスカー

 車内放送完全カット、検札なし、車内販売 員も声をかけないというもの。

 これが、いい。

 さすが、日本旅行の添乗員さんである。こちらから要求しなかったのに、とっておいてくれた。

 いかに、普段乗っている新幹線(や他の電車)がうるさいかを実感。

 JR東海でも導入して欲しいとだれもが思うだろう。関西人を尊敬するのであった。

 写真は、明石海峡大橋のたもとから、淡路島を望む。

 舞子海上プロムナードという施設を見学。

 三宮近辺から西へ1時間くらいかかった。車線が少なく、予想外に時間のかかる道路だった。(こういうのが下見の意味であろうか。)本番では無理かなあ。

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原子弾爆炸遺址。

Ca3g1265  写真は、広島駅で見たもの。

 路面に貼ってある案内表示。

 ここで、(誤解を恐れずに言うと)「原爆ドーム」という名称に対する、長年もやもやしていた気持ちの源がすこしわかった気がした。

 簡体字中国語では、「原子弾爆炸遺址」となっているのだ。

 それに対して、ハングルも英語も日本語も、「ドーム」という単語を使っている。

 「爆炸遺址」は、予備知識のない中国人観光客にきちんと説明する目的もあるだろう。

 強烈な呼び名である。

 当時、広島市民が畏れつつ呼び始めたであろう「原爆ドーム」という言葉が、野球場の名称に使われる「~~ドーム」と同じになってしまったことも、軽いイメージを喚起する原因でもある。

 それはそれとして、中国語の直截さと強さにただ驚いたのであった。

 「爆炸」という見慣れない一単語を思いつつ、広島の空を見て、心が動いたのであった。

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燐寸使ふ。149。

Ca3g1300  〈日々のクオリア〉。

 先日、京都の下見で、光明院という寺に行った。

 東福寺の塔頭のひとつ。

 門には、入りたいと本当に思っている人以外は入らないでください云々、という立て看板が出ていた。

 建物の玄関にも、志納金の300円の意味が理解できない人は入るな、あなたの庭ではないのだ、という旨の貼り紙がある。

 そういう、ひねくれた、遠回しな、嫌味な言い方をすることによって、増え過ぎてしまった来客を減らしたいのだろう。

 2000年のJR東海のポスターになってしまったのが原因らしい。

Ca3g1299_2 タクシーの運転手さんも、それまでは、隠れスポットだったのだが、今は違う、と嘆いていた。

 この日は人は少なく、庭園はよかった。

 1939年に一流の庭師によって作られたものだという。

 だから、ということもないかもしれないが、シャープで現代美術風であった。

 駆け足の下見の中、ここだけはゆっくりとさせてもらった。

 本番では、中学3年生にわかるかどうか。

 家族なら勧めるけど、班別行動ではどうかな。

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穂村弘さん来校。

Ca3g1292_2  月曜日、勤務校で穂村弘さんにお話いただいた。

 中2の国語の授業で、穂村さんの「それはトンボの頭だった」(教科書のための書き下ろし)を扱っていると聞きつけたのは、11月に入ってのこと。

 それなら、ご本人においでいただこうか、と冗談のように言ったのが、ことの始まり。

 ウチは1学年7クラスもあり、身動きがとりにくい。

 期末考査最終日しか場所がない。1月以降にすると間が空き過ぎる。

 ということで、急遽日時を決めた。

 それが、偶然、おいでになる当日が国語の試験になった。

 つまり、生徒は、試験問題の題材となった文章の著者に、試験の30分後くらいに会うことになったのだ。これはなかなか無いタイミングだろう。

 授業では他にも、『短歌という爆弾』『世界音痴』も扱っていた。

Ca3g1290  穂村弘15首選(オオマツ抄出)から3首選んで感想を書け、という授業も展開されたようだ。

 茂吉や晶子などからシブく入門するのもいいが、穂村作品から構えなく入ってもらうのもいい。

 そう企んだ私と国語科教員NMさんとのコラボと言えるかな。

 内容については後日。本当にありがとうございました。

 写真は、神戸「芋の花」で食べたもの。

 ハードな出張だったが、だいぶ癒された。

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ジャガイモの。148。

Ca3g1284  〈日々のクオリア〉。

 先日の修学旅行の下見では、いろいろなものを見た。

 広島の平和記念資料館は、(見ているのが辛いので)すぐに出るつもりだった。

 が、時間ぎりぎり(50分しかなかった)まで展示に引き込まれた。

 神戸の町並みは、5年前の修学旅行のときよりもさらに地震の傷跡が見えなくなっていた。

 そこに時代の流れを感じさせられた。

 現在担当している中2は、大震災後に生まれたのだ。街の受け取り方がまったく違うだろう。

 京都では、タクシーの運転手に、来年の法然800年忌、親鸞750年忌による大きな影響(ホテルの予約困難)などをたびたび聞かされた。

 二人が死んだ年の差はちょうど50年なんだ。

 これからポイントを詰めて会議にかける。いい旅行になりそうだ。

 写真は、神戸・新長田駅すぐのところにあった、鉄人28号

 このあたりが、作者・横山光輝氏の出身地のようだ。

 ガンダムは静岡に行ったんだっけかな。

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スンデクッパ。

Ca3g1251  写真は新大久保〈ハンヤン〉

 ランチのスンデクッパ

 ゴマの葉っぱやらワラビ?やらが大量に入っている。

 もちろんスンデもゴロゴロと入っていて、複雑で濃厚な味。

 白米を投入しつつ食べる。

 白菜キムチ・カクトゥギもたっぷり。

 最近の新大久保駅周辺、大久保通り沿いは、いつでも人が多い。

 韓流ブームにのった観光地になってしまったのだ。

 ソウルにあったような韓国茶を出す店や占いの店もできた。

Ca3g1249 生徒たちは、今日で期末試験が終了。明日から3日間休み。

 教員は、その間にせっせっせっと採点をし、ふだんの学習態度の得点(平常点)を計算し、学期の得点を決める。

 生徒は金曜日に答案を戻される。

 教員に個人的にキビシク励まされる機会を与えられたりするのだ。

 まだまだ終わらない2学期。

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『短歌をつくろう』。

Photo_2   栗木京子さんから『短歌をつくろう』(岩波ジュニア新書)が届く。

 前作『短歌を楽しむ』の実践編という感じだろうか。

 短歌って何だろうなあ?何から始めたらいいのかな?と思っている方へ最適な本だと思う。

 もちろん、短歌はとりあえず好きに作ればいい。

 けれど、そうは言ってもなあ、と思う人にとって、手掛かりとなる考え方がいくつも紹介されている。

 正攻法で網羅的にテクニックまで解説してあるけれど、とっつきやすい本。

・おばあさんいつものように川岸でせっせせっせと洗濯してた

・あら不思議大きな桃がただ一つ川をくだって流れてきたよ

・見たこともないほど大きな桃なんだドンブラコッコ、スッコッコと来た

 なんていう(もちろん桃太郎の翻案)短歌まで作ってある。

 さすが栗木さんですなあ。熟練の方々にも一読をお勧めしたいです。

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〈中ピ連〉を。147。

Ca3g0719  〈日々のクオリア〉。

 ↑は、あと8回。

 実は、ちょっと困っている。

 最後までとっておいた大切な歌集、いざというときに書くためにとっておいた歌がある。

 そういう人たちの歌を除くと、その他のこれまた大切な人を入れる枠がなくなってしまった。

 12月30日が最終日の予定。まだまだがんばろう。

 写真は、目黒・庭園美術館入り口にある〈cafe 茶洒 kanetanaka〉の、アップルパイ。

 青海波みたいになっている。なかなか。

 修学旅行の下見は、今日終わっていて、夕方過ぎの新幹線で帰京の予定。

 明日は、「コスモス」の後期合同出版記念会@東京駅の近く。これも大きな行事。

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U2。

Ca3g0967  先日、今学期の授業の最後に紹介した歌。

 U2 "I STILL HAVEN'T FOUND WHAT I'M LOOKING FOR"

 ぼくは探し求めているものをいまだにみつけていない、ということ。

 「終わりなき旅」という邦題がついている。

 今回の試験範囲のメインの現在完了形がたくさん出てくる歌。

 クラスによっては、大合唱になったりした。いい感じ。

 今日が、高野公彦氏の69回目の誕生日。

 ああ、69歳なんだ。69歳かあ。じわりじわりとしんみりと。

 おめでとうございます。とにかくも。

 明日が、宮柊二先生が亡くなってちょど24年目の命日。(1986年12月11日ご逝去。)

 ちなみに、宮柊二は1912年8月23日生まれ。今年、生誕98年。

 写真は、新大久保駅裏のタイ料理〈クンメー〉にて。

 魚のカレー、だったかな。

 クンメーはタイ語で「お母さん」の意味らしい。

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もう充分に。146。

Ca3g1013_2   〈日々のクオリア〉。

 この(↑)初句だけでわかる方は「コスモス」通。

 宮英子さんの名歌である。

 今日から、3日間、来年の中学修学旅行の下見。

 広島、神戸、京都を3日で回る強行軍。

(4日間拘束されるよりは良い。)

 広島では、通常リーガロイヤルに泊まるのだが、ウチの学年は(大きな哲学がはたらいて)宮島の畳のホテルに泊まることになっている。

 そういう大きくて頑固な判断ができる先輩の同僚を私は尊敬するのである。

 写真は、某日、吉祥寺・マルイ1階の〈ア・ラ・カンパーニュ〉にて。

 店名は、「田舎にて」って意味だろうか。

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スモールワールド。

 パールハーバー・アタック69周年。

 授業で話題にすると、アメリカに攻撃するなんてありえなくねー、と生徒が言っていた。けれど、ありえたのだ。

 中学2年生には、〈NHK基礎英語2〉の聴講を義務付けている。

 ただし、どれくらいが真剣に聴いているかは不明。(毎週、内容に関するクイズ(小テスト)を実施しているけれど。)

Ca3g11860001 先日、“It's a small world!” というフレーズが出ていた。

 偶然に知人に出くわしたときや、共通の知人がいることがわかったりしたときに言うセリフ。「世間は狭いねえ。」に近い。

 こういうフレーズを蓄積していけば、英会話学校なんかに大金を払わなくてもちゃんとした英語(の知識)は習得できるはずのだ。

 ついでに、ディズニーの “It's a small world!” を歌わせる。

 「笑いの世界、涙の世界、希望の世界、恐怖の世界」「共有するものがたくさんあるのだから、そろそろ気づくべきじゃないかな、結局、世界は小さいって。」

 という意味の歌詞。演歌だなあ。

It's a world of laughter, a world of tear,

It's a world of hopes and a world of fears.

There's so much that we share that it's time to aware

It's a small world after all.

 この日本語版は、

「世界中どこだって、笑いあり、涙あり、みんなそれぞれ助け合う、小さな世界」「世界はせまい、世界はおなじ、世界はまるい、ただひとつ」

 「世界はおなじ」あたりに、日本人の世界観の甘さがあるかもしれない。

 写真は、先日行った、大塚〈きたやま〉のもの。微発泡でうまかった。

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ま夜なかの。145。

Ca3g0896_2  〈日々のクオリア〉。

 勉強はキリのいいところまでやってから休むべきか?という議論がある。

 私は、やりかけで止めておくことを勧めている。

 なにごとも、とりかかりに大きなエネルギーが要る。電化製品と同じ。

 だから、わざとやりかけにしておいて、楽に再開できるようにしておく方がいいと思っている。

 だから、興がのったときに、新しい課題の最初だけをやっておくと、あとが楽。

 それに、自分の集中力の限界は、問題集などの区切りとは別のところにあるはず。自分を基準に考えれば、問題の途中で止めたっていいはず。

 本を読むときもそうだし、原稿を書くときも同じかもしれない。

 もちろん、授業や試験(や試合)という枠に自分を合わせてゆく、という訓練も必要なのだけれど、それはそれ、キュウリはキュウリ。

 写真は、〈花月園〉というチェーン店のラーメン。大久保通りの店舗。やっぱり、こういのはうまい。

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七回忌。

Ca3g1244  昨日は、母方の祖母・上田節子の7回忌法要があった。

 2004年12月31日に亡くなって6年。

 法事にも年末進行があるのかな?

 明治42年生まれ。生きていれば101歳。

 このあたりの年号はすべて、大正元(1912)年生まれの宮柊二を基準に考えてしまう。

 柊二よりも3つ年上なんだなあ、という感じ。

 東京都文京区の真浄寺に一同集まる。6人の子供と、5人の孫(10人のうち)など、20人くらいが出席。

 もっと思い出話をすべきなんだろうと思うのだが、みなさん、現世志向・未来志向のCa3g1246様子。

 私は、川崎にある祖父母の家にはよくお世話になった。

 祖父に囲碁を習いに行っていたし、川崎球場のナイターのときはときどき泊めてもらったり。

 高校生になっても野球観戦のついでにふらっと寄らせてもらったり。 

 祖母に外食に連れて行ってもらっても、遠慮くなく食べたから、食べっぷりがいいと言われていたようだ。

 法要のあと、近くの〈割烹・かねこ〉で会食。

 たっぷりと食べた。どれもおいしかった。日本人だなあという感じ。

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オリキエッテ。

Ca3g1238_3   写真は、高田馬場〈文流(ぶんりゅう)のランチ。

 「ブロッコリと小海老の手打ちオリキエッテ(大盛り)」。

 オリキエッテとは、小さな耳とか耳朶とかいう意味らしい。

 芳林堂書店のあるビルの地下にある老舗。

 ケイタイの電波が入らないから、必要なときは有線電話を貸してくれる。

 むかし風の狭いレストランだけど(40人ほど入る)、ウエイター(この日は4人)がきびきびと動き、気持ちのいい店。

 お客さんも、編集者風、大学教授風の人など、落ち着いた感じの年齢層高めの人が多いようだ。

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産むという。144。

Ca3g1237  〈日々のクオリア〉。

 昨日の朝の雨はすごかった。

 7時に中野の家を出て、7時半過ぎに新宿の学校についたのだが、その前後1時間くらいがピークだったようだ。

 傘を差さなかったんじゃないかと思うほどに濡れてきた同僚もいたし。

 (8時15分には青空が見えたけど、)

 生徒たちもずぶぬれになっていて、例外的に体育着で授業を受けることを(全校的に)許可。

 それぞれ工夫して、机と机の間に紐を通して靴下を干したり、「技術」の時間で作りかけの腰掛けを物干し台にしたり。

 窓際に掛けてあったものは、午後の強い風に飛ばされたりしていた。ああ。

 写真は銀杏。

 〈群馬県産〉という紙を信じて買ったわけだ。ほのかな臭さがホントっぽい。うまかった。

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『大女伝説』評①。

 松村由利子さん『大女伝説』(短歌研究社)の書評。

 「かりん」12月号に書かせていただいたもの。

 とても強くしっかりした歌集。せっかくなので、転載させてください。(御許可いただきました。)

 タイトルは「存在のある言葉」としたつもりなのに。原稿が間違っていました。申し訳ないです。Photo_3

   

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『大女伝説』評②。

 つづき。2。Photo_5

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『大女伝説』評③。

 つづき。3。

Photo_6

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覚めぎはの。143。

Ca3g1218_2   〈日々のクオリア〉。

 ここ数日、教室では「残念!」という言葉がはやっている。

 寝てしまった生徒を私が注意すると、生徒が口々に「残念!」と言い、

 (私は寝ている生徒はすぐに起こすことしている。音読の途中でも声をかける。)

 私の発問に答えられない生徒がいると、「残念!」と言う声があがる。

 残念ピープルとか、ザンネニストという言葉も生じている。 

 発祥は不明。

 写真は、新大久保〈栄寿司〉グンカンシリーズその2。「あんきも」。

 ここの〈鮟鱇の肝煮(?)〉は絶品。アルミホイルで巻いたりしなくても適度にプリプリほっこりしている。

 魚の肉体に良し悪しがあるのはなんだか悲しく、その肝臓の良し悪しはもっと悲しい。

 それが等級となって価格に表れるのだろう。

 あんきもを乗せただけで供されたのだが、私がケイタイのカメラを構えると、あわててネギを散らしてくれた。

 げんきんなマスターである。

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前夜。

Ca3g1221  先日、なんとなく、NHK「今夜も生でさだまさし」を見た。

 かつて、熱心に「セイ!ヤング」を聴き、ライブに行ったりした。その、さださん。

 「前夜(桃花鳥(ニッポニア・ニッポン)を生で歌っていた。

トキが七羽に減ってしまったと新聞の片隅に/写りの良くない写真を載せた記事がある

で始まる名曲。

 朝鮮半島緊張の時期、アジアみんなで仲良くすべきだというメッセージである。

 トキは日本の鳥でなくアジアの鳥であると解説していた。途中に、

今、若者はみんなAMERICAそれも西海岸に/憧れていると雑誌のグラビアが笑う/そういえば友達はみんなAMERICA人になってゆく

という歌詞がある。(きちんと「西海岸」と限定している慎重さに敬服。)

 1982年の発表時とは、このあたりに隔世の感がある。

 サビに「I'm all right.  I'm all right.」と英語を入れて矛盾を受け入れたのもすごい。

わかってるーーーそんなことは たーぶん 小ーさな出来事 それより 僕等はむしろ この狭い部屋の 平和で手一杯だもの

というサビも今の日本の閉塞感を言い当てていてすごい。30年前と変わっていないのとも言えるかな。

 写真は、「栃尾揚げ」@新井薬師前・四文屋。

 栃尾って長岡の地名だったんだな。知らなかった。

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