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棒立ち。

Ca3g0810  「棒立ちの」少女に浴衣を着せて宿のお風呂にゆく。

 という内容の歌があった。

 先日のカルチャーセンターのこと。

(「棒立ちの歌」という穂村さんの用語を思い出すけど。)

 作者欠席で軽く触れただけだったが、「棒立ち」がわからないですね、と発言した。

 少女の細さを言うなら、「一本の」とかできますね、とも。

 講座のあと、受講者の方(私の2倍弱の年齢の方)が教えてくださった。

 あれは、着物を着せたことのある人ならわかります、と。

 慣れていない人は着せてもらう時に「棒立ち」で待っているだけなのだという。

 慣れてくると、自分で襟や袖を引っ張ったり、着せてもらいやすい体勢にするのだと言う。

 その方の、25歳くらいのお孫さんは、今でも「棒立ち」だそうだ。

 だから、その歌も「棒立ち」が的確なのだと。

 なるほど。そうか。

 写真は、中野〈メリメロ〉のランチ。芋豚の肩ロースのソテーだったか。めーうーましっそよ。

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コメント

棒立ち。よく分かります。
私は弓の行事で直垂とか小素襖といった、一般の方がまず袖を通さない装束の着装を手伝うことがありますが、みなさん棒立ちですね。「両手を奴さんのように広げてください」「袴の前の部分を持ってください」なんて指示をときどきしながら着装していきます。
一方、技量のある衣紋方は着る人(得てして高貴な方)が何一つ考えることなく、つまり本当に棒立ちで、着装を進めるのだそうです。

投稿: 村田馨 | 2010年9月13日 (月) 02時48分

わたしもこの「棒立ち」よくわかります。
わたしも20代のころは棒立ちで着物を着せてもらってたように思います。近頃になって着付けを習い、どうにかひとりで着れるようになりましたが・・・

歌トモの作品を引きます。

「浴衣着せて」コケシのように棒立ちでくるりと廻る娘二十五
今日もまた呑むな食べるな顔見ればダメ出しばかり娘はナース

投稿: てぃー | 2010年9月10日 (金) 23時31分

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