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覗いてゐると。103。

Ca3g0814  〈日々のクオリア〉。

 ああ、もう、夏休みが終了。ああ、もう、ああ。

 今年は、宿泊の仕事が2回、計7泊、9日間あった。

 これは効いた。

 振りかえるとよくわからない夏休み。まあまあ本を読んだし歌集も読んだ。

 さいきんになってようやく、『GO』(金城一紀)を読んだり、『二十億光年の孤独』(谷川俊太郎)を読んだり。

 休むのが目的の期間でもあるから、ああ休んだなとう実感があればいいのだけど。

 教員でない人から、夏休みがとれていいねえ、と(何か含みがあるように)言われることがときどきあり、一方、ちゃんと休んでいなくてヨレヨレの先生に子供を預けたくない、とフォローしてくれる人も必ずいる。

 写真は、夏期講習のご褒美の栄寿司にて。

 生徒たちに会えるのが楽しみだだだだだ。

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「棧橋」103号。その2。

 「棧橋」103号。きのうのつづき。後半12首。

 たまには、こういうのがあってもいいかな。

Photo_2

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「棧橋」103号。その1。

 今日はいまごろ、「棧橋」103号の批評会。@東京・竹橋の日本教育会館。

 今回は巻頭24首。苦手な連作に挑戦。前半12首(↓)。

Photo

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朝ごとに光の。102。

Ca3g0473  〈日々のクオリア〉。

 夏期講習は今日で終わり。

 ふだんは、(研究日が木曜日なので、)3日以上続けて授業する日は来ない。

 6日連続は長い感じがした。

 学校は部屋ごとに冷房を入れている。

 だから、職員室から教室の間の廊下は校内でも暑い。

 前庭を通って隣の校舎に行くときにも暑い。

 冷房を出たり入ったりするのはよくないらしいけれど。

 写真は、新大久保〈一六八〉の腸詰。

 不思議な香りと甘さ。

 ネギと豆板醤をつけて食べるとさらにうまい。

 この店、腸詰チャーハンというメニューもあって、これがざくざくとたっぷりチャーハンに入っている。それもうまい。

 

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『薔薇図鑑』。

Photo  歌集ラッシュはつづく。

 三井修さんからは、第7歌集『薔薇図鑑』(短歌研究社)をいただく。

 お兄様を急に亡くされたり、お母様が施設に入って能登の実家が空になってしまったとか、人生の機微に触れる時期の歌。

・祈るとうことを久しくせざるかなせめて机上の土鈴を振らな

・雨が霙に霙が雪になるようにけじめなく人は老いてゆくらし

・橋裏は明るく水照りしてわれのいつの記憶かそれに呼応す

・少年のわが健やかな飲食(おんじき)を知る丼がまだ棚にある

・自動ドア開きていきなり一枚の落葉に先を越されてしまう

 などがよかった。4首目が、人のいない実家に戻られたときの歌。ドンブリであるのがいい。

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キャンパスの。101。

Ca3g0727_2   〈日々のクオリア〉。

 ひさびさのビッグエコーで、洋楽の少なさに驚く。

 同時に、邦楽の充実ぶりにも驚く。

 内向きになっている日本の現状とはこういうものか。

 回向?

 クラプトン先生の〈Wonderful Tonight〉は本人登場映像。

 「まま音version」、All Star Jam At Varnegie Hall というやつ。

  ライブの映像と音に合わせて歌える。歌声が入っているのだから、カラのオケでない。

 写真は、中野ブロードウェイから狸小路を一歩入ったところにある、〈ボナペティート・パパ〉のもの。

 トマトとバジルの冷製パスタ。載っているのは、「白魚のセモリナフリット」であるらしい。

 冷やしてんぷらソバの要領。

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『南無 晩ごはん』。

Photo  池田はるみさんから、第5歌集『南無 晩ごはん』(青磁社)をお送りいただく。

 池田さんの歌は、生きていることをごく自然に嘉し、ごく自然にさびしむ、ほんとに幸せな気持ちにさせてくれる歌なのだ。

 細やかなのだけれどおおらかで、ふわふわしているようでいてピリリと鋭い。

 人間としての余裕というか、あれこれ心配しないできちんと生きていればいいんじゃないかねえ?という優しい声が聞こえてくるようなのだ。

 だから、池田さんの歌を読むと、自分でも歌を作りたくなる。

・みどりごを一人交へて食ひをれば三人(みたり)のおとなおろおろとせり

・ひとはなぜかうも羞(やさ)しくもたぎちゐるさぐりあててぞかなしかりける

・さくらんぼのわれが上枝(ほつえ)にをるところ想像をしてあまやかなりき

・ちやぷりんとちからのぬけた波が来るまひるの海はなかなかよろし

・書きながら頭のすみで頼りにす森永ミルクキャラメル壱個

 一首づつが、さっぱりしていて短歌の器にぴったりの容量であるのがいい。それでいて、読み進めるうちに、ひとつの世界がふんわりとほんわりと広がってゆく。

 抽出ではわからない、歌集のよさを楽しめる歌集だなあ。

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長居すれば。100。

Ca3g0735  〈日々のクオリア〉。

 (↑ついに100回目!) 

 ひぐらしひなつさんが、〈展望〉についてコメントをくださる。ありがとうございます。

 8月31日まで夏休みだが、今週は夏期講習。

 朝8時10分から、80分×3コマ、6日間。

 窓から熱気が伝わってきて、クーラーもお疲れ気味のよう。

 3コマとも同内容だし、ずっとしゃべりっぱないではない。

 それでも、7月上旬からずっと授業をやっていない身には堪える。生徒ともども、いいリハビリである。

 写真は、飯山市でのバレー部合宿のときに食べたカボチャとナス。

 規格どおりに同じものが大量に作られるのを見るのが好き。工場見学とか。シュールな感じがする。効率と品質のバランスが好きなのかな。

 だから、こういう写真も好きなのだ。

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『天意』。

Photo_2  桑原正紀さんの『天意』(短歌研究社)を読んだ。

 前歌集につづいて、メインはずっと入院中でリハビリ中の夫人との生活の描写。そこに、2匹の老猫の死がからむ。

 これだけ同じテーマの歌が続くのに、まったく飽きないで読ませる。

 それは、夫人の状態が少しづつ向上しているところ、桑原さんが現在の明るい面を見ようとしている、そのひたすらさ、前向きさ、覚悟にあるのではないか。

・手をとればわが手を握り返しくる手に力あり手は〈いのち〉なり

・早退けの理由は「妻の日光浴」笑はば笑へわれも可笑しい

・たましひが直(ぢか)にこぼせる言の葉の金色(きん)の銀杏のごとくかがやく

・マンホールの上を行くとき水音を聴きとめて「川なの?」と妻は訊きたり

・バランスのあやふき妻をささへ立つ滝裏ならぬ現し世の裏

・〈これまで〉も〈これから〉もなき一瞬の輝きが今わが身つらぬく

など。

 会話体があったり、呟きがあったり、描写があったり、キメた歌があったり。歌われる角度の豊富さも引き込む理由だろう。

 現実の状況とは切り離せないが、歌として屹立している作品群だと思った。

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わからない、ということ。

 「コスモス」9月号に書いた時評を転載しておく。

 吉川宏志さんの発言で始めて、現状への違和感につながった。昨日の「コスモス」の編集会でも同意を得た。(散文は反響がないのがほとんどなのだが。)

(追記・Fさんのブログに言及があった。)

 大辻隆弘さんの発言は、「短歌研究」の6月号でした。ちゃんと書いていなかったです。

 ついでに、「NHK短歌」の9月号には、私の自選50首と小文が載っています。書店でお立ち読み(変だな)ください。

 また、どなたか存知あげないけれど、座布団一枚くださいな というブログでもお褒めいただく。ありがとうございます。

Photo

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今日こそは言わねば。99。

Ca3g0797  〈日々のクオリア〉。

 木曜日は、東京ドームへ行った。

 日本ハムの主催ゲーム3連戦の最終日。

 ロッテ戦であれば集客を見込めるゆえの東京開催だろう。ありがたい。

 唐川の4安打完封。3時間弱できれいに終わる。

 唐川は、3か月前に右手中指を骨折して、復帰2試合目。たった3カ月で戻れるのはすごい。

 リハビリにも相当なお金がかかっているはず。

 (唐川の出身校の成田高校はベスト4で負けてしまった。)

 写真は、箱根のアルベルゴ・バンブーのパニーニ。

 昼と夜の間の時間で、入口脇のカフェエリアみたいなところだった。それでも少しは雰囲気を味わえた。

 屋外では、焼き豚ぐるぐる製造機のようなものが稼働していた。挟まれていた肉はおそらくそういうふうに炭火で焼いたのだろう。すごくうまかった。

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『蓬歳断想録』。

Housai  島田修三さんの『蓬歳断想録』(短歌研究社)。

 (砂子屋書房刊にも見える。装幀が倉本修さんであるのだ。装画は松田彰氏。)

 全編、シマダ調の男の美学で貫かれている。ご母堂の挽歌もあるけれど、それさえ、シマダ調である。

 こういう男の背中を間近に見られる「まひる野」の若手は幸せであり、しかし、越えなくてはならない山の大きさに怯むかもしれない。

 郷愁があり、男の弱さがあり、強がりがあり、諦念があり、年齢があり、武装解除がある。

・キャンパスの全禁煙など説くありて正しきことはただにぞ寒き

・おいそこの学部長、寝てんぢやねえよとわが言はざれば静かなり会議

・はらわたのごとくぬくとく濡れてゐる雑巾踏みぬ未明の厨に

・この貌に背を向けきたる歳月を俺はうべなひ白布(はくふ)におほふ

・ひとときを駄菓子のやうな芸に笑ひテレビ哀しも夜更けはことに

 など、いいよなあ。

 巻末近くに、

・飯粒の輪郭しるき新米を食うぶる朝ぞさきはひのごとし

がある。三枝さんには「はえぬき」の歌があった。そういう世代なのかもしれない。

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蟬たちの呻吟に。98。

Ca3g0521_2    〈日々のクオリア〉。

 桐野夏生『メタボラ』(朝日新聞社)を読了。

 ブックオフで500円で買ってから、数年積んだままだった。夏休みなのでがんばって読む。

 文庫化の広告もいいきっかけ。

 いつもながらの、どろどろとした桐野ワールドがいいのだ。

 沖縄が舞台であるのも、小説に影を与えている。

 よくそこまでリアルに書けるものだなあと圧倒され、引き込まれて読む。ひたすら陰鬱。そのなかのかすかな希望。というのかな。

 朝日新聞の連載だったもの。でも、新聞小説は読み慣れない。

 自分のペースでどんどん読みたいし休みたいのだ。

 この時代にもいまだに「新聞小説」という形態が継続しているのもすごい。まあ、ケイタイ小説もあるし。

 写真は、新宿区西落合〈エシャロット〉のランチ、の若鶏のカリカリロースト。定番中の定番。ボリュームがいい。

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『上弦下弦』。

Photo_2  ちょっとした歌集到着ラッシュ。

 三枝昻之さんの『上弦下弦』(角川書店)。

 もう第11歌集なんだ。お送りいただけて驚く。

 がっちりした知の厚みに支えられた文体がある。

 しかし、ときおりに定型にゆだねて相好を崩す男の素顔もある。

 これが作者の自然体なのだろう。人柄の良さが滲み出る歌集である。やはり、歌は人なのだ。

・われにまだ先生がいる 淡雪のような幸福なれどよろしき

・寿福寺の坂はいまだに上れないあえぐわたしが嫌いではない

・朝の陽の明るさを言いかたわらに人あることはかけがえのなき

・「はえぬき」の炊きたてを食む単純な喜びはいつも私を救う

・二度くらいわれにもたぶんあったはず悲恋は遠い白樺である

・ぎんなんをひとつ踏みまたひとつ踏みいつか羅漢になれそうな道

など。幸せを分けてもらえる感じがする。

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学生帽目深く。97。

Ca3g0772   〈日々のクオリア〉。

 きのうは、学校(新宿区)の標準の温度計で3時過ぎで37度超。

 新宿駅前、午後6時過ぎで、35度の表示。ああ。

 「未来」8月号の岡井隆さんの「後記」に、「棧橋」のことが出ていた。

 中沢直人さんの『極圏の光』を合評で取り上げたことについて。

 「そこに引かれている歌がわたしにはなかなかおもしろかった。見のがしていた歌だと思ったりした。」

とお書きになられている。

Ca3g0774 私も抽出・執筆メンバーだったので、少しうれしい。

 こっちとしては、もしかしたら、「未来」の方々が選ぶよりも、地味なところに目が行ったのかもしれない。

 合評は、がんばって書いていもほとんど反応はない。(他の文章だって同じだけど。)

 だから、たまにでも、一言でも、こうしたコメントをいただけると、すごくうれしいのだ。

 写真は、南青山のピッツェリア・トラットリーア〈ナプレ〉の、ラザニアとチョコレートケーキ。ランチはオトク。

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『アシンメトリー』。

Photo  遠藤由季さんの『アシンメトリー』(短歌研究社)が届く。

 1973年生まれ、「かりん」の歌人。

 私がアシンメトリー(非対称)という言葉に初めて合ったのは、高3のときだった。

 代ゼミの堀木博礼師の講義で、評論文を読むおもしろさを教えてくれた一文だった。

 それはどうでもよく、遠藤さんの歌集。

 坂井さんの帯や解説が言い得ている。

 感情を幾重もの言葉のフィルターにかけていって蒸留されたものを、あらためて実景に埋め戻して提示しているような感じがある。

 だから、感情の中心が見えやすく、つまりは、ストレートに迫ってくるのがよい。

 ときにあるギクシャクしたリズムや理が勝ってしまうところも、それはそれでよいのではないか。

 神経が細やかだという夫君との生活像にハラハラしながら、ああこの人は詩が必要な人なんだと思った。

・朝ごとに光のほうへ右折するバスの終点へ行きしことなく

・何かからつねに逃れているようなさみしさに持つビニールの傘

・にっちりと箱から剝いで赤福を食むはだれかの幸奪うよう

・雪道を踏みしむるように真夜中の蛇口へ水を飲みにゆく君

・真夏日の空気分暑し紅く咲く百日紅のこと馬鹿とも思う

 直喩の歌を挙げすぎたか。

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ゴンチャローワ。

Ca3g07230001_2  東京芸大美術館のシャガール展へ行く。

 正しくは、「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い 交錯する夢と前衛」らしい。

 上野公園を抜けて、汗だくになりながら、芸大に到着。

 今回、良かったのは、シャガールとともに、先行する時代や同時代のロシアの画家の作品がたっぷりあったところ。

 それが、この企画の狙いでもあり、とても分かりやすかった。

 中でも、ナターリャ・ゴンチャローワという女性の(名前がワで終っているから女性ですね)作品に圧倒された。

 いつもながら、絵ってなんだろう、と思いながら2時間強を過ごす。

 芸大の学食でかき氷を食べて、(上野駅を回避し)、寛永寺の裏のしづかな辺りを抜けて、鴬谷駅から山手線に乗った。

 写真(↑)は、ウチの近くにできた関西風お好み焼き店〈まる〉のもの。どちらかがブタでどちらかがエビ。

 藤井寺ご出身というおかみさんが焼いてくれた。

 山芋が入っているようで、ほっくりとうまかった。

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人の声渦巻く。96。

Ca3g0730  〈日々のクオリア〉。

 河野裕子さんは、「コスモス」から「塔」に移られたあともしばらく「棧橋」に出詠しておられた。

 毎回の1ページのエッセイをどれくらい読んだだろか。

 私は、接点が少なく、パーティーで立ち話させていただいた程度。

 それでも、作品と文章を通してその大きさに動かされたものだった。

 最後にお話ししたのは、迢空賞の授賞式のときだった。

 永田さんにごはんを作りつづけてあげるのだ、とおっしゃっていたような気がする。

 ご冥福をお祈りします。

 合掌。

 

 写真は、中野〈ボナペテート・パパ〉のキノコのピザ。

 注文をうけてから、生地を伸ばし始めて、大きな釜で焼いているようだ。

 モチモチしていて、腹にたまる。モチモチというのは「餅」が基なのだろうか。モチモチしているから「餅」なのだろか。

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『ガウス平面』。

Photo  「コスモス」の松本由利さん『ガウス平面』(柊書房)が出た。

 御前崎市在住で、「棧橋」の10年来の仲間。

 あっさりさっぱりとしていながら、その中に、日常のさまざまな場面の小さな輝きを見せてくれる。

 色に敏感だったり、モノの中の空気感をつかんだりするのが巧み。

 しづかな時間の過ぎゆきの尾をつかむ感じとも言える。

 私が初めて選歌を担当させていただいた歌集でもある。

・手を伸ばし卒業証書を子は受けぬうつつの端をつかむごとくに

・雪はふり降りてあかるしわが裡の亡き人々が明るむやうに

・いちめんのはまひるがほの花消えて夜のすなをかに波音つづく

・暗き雨そぼ降る昼はあしびきの山吹色のえんぴつ使ふ

・米を淘ぐリズムありけり米淘ぎを教へてくれし祖母のリズムが

など。

 いいと思いませんか。

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日常という重圧に。95。

Ca3g0762  〈日々のクオリア〉。

 バレー部合宿中の食事は、前述のとおり、野菜が多く、おいしかった。

 夜は、ハンバーグや白身魚のムニエルやアジフライや茄子のグラタン風など。

 高校生を喜ばせるものも入っている。

 写真左の豚肉卵ソテー?は、「みゆきポーク」という地元のブランド豚だったらしい。

 そう言われれば、うまかった。

 後半の2日間は、9時-5時で体育館に詰め、昼はロビーのベンチで〈ほっともっと〉のお弁当。

 ふだんは食べない、ハンバーグはうまかったけど。とほほ。

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ししとう。

Ca3g0767  バレーボール部合宿も無事終了。

 初日の異常な暑さから、じょじょにマトモに戻る。

 つまり、朝夕は長ズボンが必要なくらいに。

 臨海学校の4日と合わせて、今年は9日間を宿泊出張したことになる。多いのか少ないのか。

 (臨海学校13連泊という教員もいるのだ。頭が下がる。)

 合宿で滞在した飯山市の宿は千曲川の近くの、居心地のよいスキー宿。

 裏の畑でとれた野菜をたっぷりと出してくれた。

 毎食キュウリが出て、トマトも厚切り、ナスも新鮮、シシトウ炒め(写真↑)もうまかった。

 帰りには、ダンボール箱たっぷりの野菜詰め合わせをもらった。

 とにかく、終わり。

 夏期講習と2学期の準備に向かう。

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おのづからなる。94。

Ca3g0593  〈日々のクオリア〉。

 ↑には引かなかったけれど、岡本かの子『浴身』には、

・野いばらの花摘(つ)みさしてふと仰ぐ大空はまことはるけかりけり

とか、

・炎天に鶴尖(つるはし)ひとつひかりたりまたひとひかりまたひとひかり

 なんて歌があった。

 いいなあ。

 そういえば、ツルハシという道具を見なくなったと思う。

 今や、電気ドリルのようなものでガガガガガとやる。小泉改革のように容赦ない感じ。

 ツルハシ(ふつう鶴嘴と書くか?)の風景は、やはり牧歌的というのだろう。

 『浴身』は、1926年刊行の歌集。(かの子は1889年生まれ。)

 大正14年であるから、中には、鎌倉で関東大震災に遭った生々しい歌、知人をたよって(あるいは仕事で?)地方にいて東京を恋う歌などもある。どれもいい歌だ。

 写真は、中野〈メリメロ〉のランチ。カツレツでした。

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女唐。

Ca3g0623_2   岡本かの子『浴身』を読んでいたら、

・塔の沢のいかもの店(みせ)に女唐(めたう)(た)ちその向(むか)つ峰(を)の桜花(はな)

・いかものを女唐買ひたりその女箱根の桜花(はな)の下みちを行く

という歌があった。

 女の毛唐で、女唐だろうか。

 すごい言い方である。

 「いかもの」というのも、いまは死語だろうけれど、おもしろい言い方だ。

 写真は、新大久保〈ソムオー〉の海鮮炒め定食、だったか。

 名前がわからない、ニョロリとした貝のようなものが珍しい。聞きそびれてしまった。

 ご飯に目玉焼きを乗せるのもタイ流なのだろう。

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首位ロッテ。

Ca3g0611  数日前の日経新聞の一面。

 「首位ロッテ」

というフレーズが目に飛び込んできた。

 長い連敗があったりして、投打がかみ合わないこのごろの千葉ロッテ。

 幻覚か。

 昨年のローテーションのうち、清水が横浜へ行き、小林宏之をクローザーに回した今年。

 唐川が指の骨折、小野も打球をぶつけられる。

 代役がなんとかしのいで、貯金があるのはすごいこと。

 西村監督の采配がいいのだろう。

 新聞は、よく見ると、

 「アサヒ、韓国で飲料再編」「首位ロッテと提携へ」「商品を共同開発」

と書いてあった。

 写真は、中野〈ジョバンニ〉のヤリイカとかのパスタ。

 しっかりと味がついていてうまかった。

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くちづけに。93。

Ca3g0721  〈日々のクオリア〉。

 実は、いま、高校バレー部の合宿中。

 長野県飯山市(飯田市ではありません)に来ています。

 ほとんど新潟県です。上越市とかに接しています。

 20人の生徒と、私含めて3人の教員と、2人のOBの大学生。とにかく暑い。

 せっかくいいところにいるのに、生徒たちはバレーボールの練習ばっかりやっています。もったいないです。

 私は横で見ているだけ。

 写真は、庭園美術館の入り口のところにある〈Cafe 茶洒 kanetanaka〉の「氷・青梅」。

 梅の実を煮込んでシロップにしたものらしく、果肉の感じがあり、香りもあった。梅酒を少しかけて食べた。

いつもはガリガリ君ばかりの私。

これは夏の思い出になりそう。

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IKKOさん。

Ca3g0712  先日、目黒駅から庭園美術館へゆく途中、アンティークの和服屋さんがあった。

 ふと入ってみると、なにかの撮影をしている様子。

 IKKOさんだった。

 白い着物を着て、ぽっくりのようなものを履いていて、大きく見えた。

 店主さんとの対談と撮影がちょうど終ったところらしく、彼女(彼?)は広くない店内を見て回っていた。

 「このまえソウルに行ったとき、IKKOさんの本でおすすめのお店ににいくつか行きました。革のお店とか。」と言うと、自然に握手してくれた。

 手も大きかった。芸能人は実際に見ると、テレビの中よりも小さく見えることが多いのだけど、ほんとうに大柄だった。

 お店の人によると、ふつうの女性用の着物地だと、IKKOさんの着物には足りないそうだ。まあ、男だからなあ。

 まあ、それだけです。

 写真は、新宿西口〈ちゃんぷる亭〉の「中身イリチー定食」。

 中身とは、モツのこと。ミニ沖縄そばともども、適度な塩味がよかった。

|

対岸も。92。

Ca3g0692  〈日々のクオリア〉。

 先日の、臨海学校の引率。

 教員部屋では、2段ベッドの上段に寝た。

 ちょっとした非日常の空間のよう。

 かつて泊まったニューオーリンズのユースホステルを思い出した。

 休憩時間に『鴨川ホルモー』(万城目学)を読んだ。

 (なんでそんなことを思いつくのか、なんで熱心に書いて一冊にしているのか。それを熱心に読んで読み終わった私。不思議な力。)

 というか、すぐにテレビをつけたがる人もいるし、夜はそれとなく懇親会のようになるから、それしか読めなかった。

 そういう場でも、スンカを惜しんで夏期講習の予習をしたり、英語の新聞を読んだりしている人もいる。

 生徒のある日の夕食(↑)。 

 教員は、これが大皿に盛られていて、食べたい人は食べる、というシステムだった。

 ふだん学校の食堂にいる人がお二人、近くに泊まり込んで奮闘。彼らと現地の方々で構成された厨房。みなさん、きびきびと動いていた。

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有元利夫展。

Photo_2 目黒の庭園美術館に行く。

 有元利夫展「天空の音楽」。

 しばらく前に、東京駅のステーションギャラリーで見た以来の有元利夫。

 一昨年の、舟越桂展以来の庭園美術館。

 どこをどう説明していいのかわからないけれど、好きな画家。

 表現ははっきりとしていて謎が残っている作品が好き。

 庭園美術館は、デザイン上、画家を選ぶ美術館である。

 学芸員さんはもちろんそのことをよく分かっている。今回も絵が美術館によく溶け込んでいる印象だった。

 有元氏は私よりも若い年齢で亡くなられているのだ。ああ。残念とはこのこと。

 美術館の「庭」の部分はかなり涼しく感じられた。

 芝生と土がある涼しさは、敷地を出てから気づいた。

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おもむろに。91。

Ca3g0639  〈日々のクオリア〉。

 日曜日の「コスモス」の会には、宮英子さんも参加されていた。

 12時30分の開始から、祝賀会まで。

 フランスに行けるのだから、都内は問題ないだろうとは思う。

 でも、4時間半の批評会は座っているだけでも疲れるはず。すごいことだ。

 批評会では、批評者の読み方を正したり、疑問を呈したりされていた。

 声もまだまだチャーミング。

 写真は、新宿〈つな八〉の天丼。(京王デパートの中の店舗。)

 アナゴ、アジ、イカ、など。茄子もみづみづしかった。

 お米がおいしいのも、さすが。

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はっさく。

Ca3g06820001_2   昨日は、「コスモス」〈合同出版記念会〉。

 (中津昌子さんの歌集の批評会にも行きたかったのだけれど。) 

 東京駅近くの、八重洲富士屋ホテルに参集。

 19冊の歌集(今回はすべて歌集だった)を19人が批評し紹介する。

 小島ゆかりさんの『さくら』もある。田宮朋子さんの『雪月の家』もある。

 ふだんは、7月、早ければ6月中にやることもある会。

 会場がとれず、8月にずれ込んだ。

 批評会130人超。

 内容もよかったと思う。

 祝賀会、名残の会まで、多くの人と話す。

 写真は、新井薬師前駅すぐの〈四文屋〉の風景。

 20代らしき店員さんたちがキビキビと働く、活気あるお店。

 アスパラガスは塩をかけてその長さのまま焼かれ、供される、。カボチャやシイタケやニンニクの芽も美味。

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海の家。

Ca3g0697  〈海の家〉という名前の臨海学校、から無事、帰京。

 全4隊のうち、第3隊に帯同。

 前半2日間の酷暑と、後半2日間の雨嵐。

 3回の水泳講習でみっちりと鍛え、4回目に60~90分(状況による)の「遠泳」に出る予定。

 が、最後の遠泳ができず。

 残念。

 しかし、水泳を指導する先生方から熱い言葉がかけられて、生徒たちも納得していた様子だった。

 担任ではないので、後方支援という感じ。

 食事のために、80人分のご飯をよそったり、味噌汁を注いだりした。なかなか幸福感にあふれる作業であった。

 名前がわからないと、どの生徒も頭が良さそうに見えるのは不思議。

 この様子は、勤務校のホームページに即日、写真がアップされている。一度はじめたらやめられないサービスであるらしい。

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