« 不気味なり。17。 | トップページ | 宇宙塵うっすら。18。 »

ほていさん。

Ca3g0071

 誘われて、月島へ。

 高層マンションと、電話番号が7ケタ(今は8ケタ)の古い看板の商店が混在しているあたり、おもしろい。

 ずらりと並ぶもんじゃ焼き屋をすぎて、「ほていさん」へ。

 メニューは、あんこう鍋のコースのみ。

 つまり、予約した人数分の料理が自動的に運ばれて来るシステム。

 仕入れも調理もまったく無駄が出ないということだ。

 刺身を食べつつ、あんきもがたっぷり乗った鍋ができあがるのを待つ。

Ca3g0073 お店の人がすべて分けてくれるのだが、1杯目よりも3杯目にアンコウの身が多かった。

 6人分の巨大な鍋(→)。

 高野公彦『渾円球』にある歌を思い出す。

・冬の夜の湯気の裡(うち)にて鮟鱇の身のくまぐまを食へば悲しき

・深海の紺青層に育ちたる大きあんかうを箸もて崩す

・とりあへず白身(しろみ)食ひつつ鍋のなか鮟鱇の肝に当たるのを待つ

・あん肝で冷酒を飲めり人生の残日(ざんじつ)などを思ふことなし

|

« 不気味なり。17。 | トップページ | 宇宙塵うっすら。18。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 不気味なり。17。 | トップページ | 宇宙塵うっすら。18。 »