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ユー。

St2c0007  あらためて英語のユー(you)はおもしろいと思った。

 きのうきょう、中1の授業では、

“Whose pen is this?”
“It's mine. / It's yours. / It's Takeshi's.”
(だれのペン? おれの。 / おまえの。 / タケシの。)” のような、所有代名詞の項目を扱った。

 クラスメイト同士は英語でうまく練習できている。

 だが、私が私物を見せて、“Whose umbrella is this?” などと尋ねると、答えを言いよどむ生徒がいる。“It's sensei's.” (先生の。)と返す生徒もいた。

St2c0015  教員に対して、your を使っていいのか、ひっかかるのだろう。

 you は代名詞的にていねいに訳しても「あなた」くらいにしかならない。
 でも、教員に対して「あなた」はありえない。「センセイ」と言わざるをえない。
 you と言っていいのか、一瞬とまどうのである。

 これは、私自身が体験したことでもある。
いま、自然に、Do you ~~? と言って抵抗なくなったのは、自分が年取ったせいかもしれない。

 米国国務省に勤務していたという、松尾弌之先生が、かつてブルックシールズに会ったときのこと。こんなに美しい人に向かって、you と呼びかけていいのか戸惑った、と話されていたのを思い出した。

 写真は、きのうのつづき。
 新宿の回転すし。ブリとヤリイカ。ブリは間違えて厚く切りすぎてしまったみたい。こんなものが210円で食べられるのは、流通がどうかしているんじゃないかと思うほどであった。
 ありがたい世の中である。

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コメント

日本語では、目上の人に「あなた」なんて言えませんものね。
生徒さんたちがためらわれるのも、よく理解できます。
うちの孫は英語人ですから、私のこともYOUで呼びますけれど、五歳児にYOU で話されると、なんだかちょっとくすぐったくて「フフフ」と思います。

今日もちょっと叱ったら、You are not nice, Obaachan! と、どなり返されたものですから、つい笑ってしまい迫力を失いました。

投稿: さとう のりこ | 2009年10月 8日 (木) 14時15分

面と向かうとセンセイに遠慮するところがかわいいですね。かげでは散々なことを言っているのに、ね。まだ中1はそうでもないかしら?

投稿: morijiri | 2009年10月 7日 (水) 21時28分

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