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鶴田伊津さんの時評(「短歌人」)。

 「短歌人」の時評で鶴田伊津さんが、桑原正紀さんと私を並べて論じてくださっている。

 私が目指すところを、すべて代弁していただいたような、行き届いた名文である。

 ありがとうございます。

Photo_3   

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ドゥヴノンヌ。

Photo  火曜日。中野ZEROホールで、「ゴーギャン展」に関する講義を拝聴。

 中野区とNHKとの共催。招待券をくれた。

 総花的ではあったが、うまくまとまった講義ともいえる。人の話は聞いておくものである。

 水曜日。その勢いで、竹橋の国立近代美術館の「ゴーギャン展」へ。

 ボストン美術館所蔵の<D'ou Venons Nous   Que Sommes Nous  Ou Allons Nous> (ou の u の上にアクセント記号)が目玉。

Photo_2  「我々はどこから来たのか 我々は何者なのか 我々はどこね行くのか」と訳されている横長の、あの、絵。

 かつてボストンで見たときよりもコンパクトに見えた。混雑を予想して大きな部屋に入れているからだろう。

 直前の部屋に、数分のビデオ解説を配置するなど、作品理解に向けての配慮があったのはよかった。独立行政法人になったからか。

 超大物の展示に勢力を傾けすぎてしまったのか、その他は、それなりの感じ。私の理解が足りないのはさておき。

 写真は、<コパン>アンチョビとバジルのピザ紅茶のシフォンケーキ

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海2。

Photo_6  臨海学校は、6年ぶりの引率。その「近さ」に驚いた。

 アクアラインに加えて、「富津館山道路」が完成し、新宿から富浦まで、ほとんど有料道路を走って、90分で着いた。

 かつては、東京駅に集合して特急「さざなみ」に乗り、最寄駅から20分ほど歩いたりした。

 京葉道路経由のバスで、渋滞に巻き込まれながら延々と進んだこともあ る。

 そしてアクアラインが1997年12月完成する。隔世の感とは、こういうときに言ふのだろう。

 アクアラインは税金の無駄遣いかもしれないが、多少の役には立つ。便利さに対する対価としては、1メートル1億円、総工費1兆5000億円(維持費もかかる)は高いと思うが。つまり、ワガママでゼイタクな道路であるのは、いくら便利になろうと変わらない。

 われわれは往復とも平日だったから順調だった。が、日曜日夕方に単身、自動車で帰京した教員によると、千葉県内の道路が大渋滞で、新宿まで3時間かかったという。

 写真は、スイカ食べ放題大会のもの。もろもろの様子は、勤務校のブログで即日公開されている。担当者の努力に敬意を表したい。

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海1。

Photo_2  臨海学校から帰宅。

 80年以上つづく行事。

 千葉県南房総市富浦の寮に宿泊し、近くの浜で水泳講習を行う。

 中1の7クラスを4隊に分け、3泊4日づつで行われる。(第1隊は1クラス。)

 82人の生徒に対して、水泳指導が25人、引率が6人と手厚い。体育教員以上の人数の教員が自発的に協力しているのが特徴(のようだ)。その点、東京イチの充実した行事だと言われている(らしい)。

   私の引率した第2隊は、3回の水泳講習(各2時間)と、仕上げの「遠Photo_4泳」、「磯観察」など、すべて予定通りこなせた。水温が低かったのが、唯一の(そして大きな)欠点だったが。

 「遠泳」では、60人が90分以上泳ぐコースと、20人が30分ほど泳ぐコースに分かれる。

 距離ではなく時間を泳ぐことに目標があるとはいえ、軟弱(そう)な生徒たちが泳ぎきって帰ってくるのは、感動的である。

 担任の仕事は、寮での生活面にある。生徒は生徒が20人部屋で寝るので、かなりのケイオス状態。初めて蒲団で寝る生徒もいた。

 荷物の整理から、食事の作法まで、できるかぎり細かく指導した。生徒は、少したくましくなって新宿に帰ってきたと思う。

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トゥン。

Photo_10 毎日新聞(東京は7月12日)に、『アスタリスク』の紹介が出ていた。

 ということをいまごろになって知る。ありがたい。

 〈一六八〉の張さんには、「炖」は日本語で何と言うのか、筆談で訊かれたこともある。

 トゥンと発音するはず。「ツンとした態度」の、「ツン」のようなアクセント。

 ちょうど、「春雨と牛スジの辛煮込Photo_9み」(上の写真)を食べていたので、そのことだなあと思い当たる。

 対応する一語はない。適当に説明してごまかす。

 辞書によると、「とろ火で長時間かけてじっくり煮込む」とあった。

 下の写真は、新メニューの「ナズナ肉ワンタン刀削麺(塩味)」。

 ワンタンが、餃子の具のような味がしておいしい。それがナズナなのか。よくわからなかった。

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みんな息子。

Photo_2  江戸雪さんが、7月4日に砂子屋書房のウェブで取り上げてくださっていた。

 いまごろになって知る。ありがとうございます。  

 実は、金曜日から臨海学校に行ってます。(ブログは自動更新中です。)

 23日は、ふたたび生徒と保護者を呼び出して、面談した。

 期末考査の答案を一つづつチェックして弱点を洗い出す。こういうことは、落ちついてできるから、休み中の方がいいとも言える。

Photo_3  写真は、〈一六八〉の「サザエとネギの炒め物」と「エビとイカの炒め物」。

 とつぜん、中国人のウエイトレスさん(張玲さんという)に、

 「アナタのガッコウ、ミンナ息子? 娘イナイ?」

 と訊ねられる。

 男子校なんですね、と言いたいことがよくわかった。おかしいけれど、ある意味、的確な日本語である。

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ラリック。

Photo_7  ヤム芋のあと、箱根ラリック美術館へ。

 ルネ・ラリックは、ジュエリーからガラス工芸にいった人。宮英子さんが好きそうな感じの、アールヌーボーの作家である。

 金とかダイアモンドをあまり使っていないのに、色や形やデザインで魅せるのがいい。

 香水瓶という商業的で日常的なものを芸術にしたというのもいい。

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ヤム芋。

Photo_5  畑宿のあと、北に行くつもりが、カーナビの指示に従って、予想外に、東の箱根湯本に出た。

 家人の案内で、知客(しか)茶屋へ。

 山芋のとろろが大好きな私にはたまらない。病も気から。(ダジャレです。念のため。)

 同じ建物には宿泊もできるらしい。

 入口には英語の案内も出ていた。ふるーい日本家屋の店先に、ちらりとある英語の案内は、日本人の私にとっても、「ここはだれにでも開かれているところですよ」というサインのようで、安心する。

Photo_6 それで、「とろろ」を英語で説明するのは難しそうだという話になる。いま、ホームページを見ると、 わかりやすく、

 Grated Japanese yam seasoned with soup stock and miso.

とある。

「だしと味噌で味付けされた、卸したジャパニーズ・ヤム芋。」ということだ。そうか。ヤマイモはポテトでなく、ヤムなのだ。発音も似ている。

 でも、他の国ではおろして食べるのだろうか。いかにも日本食である。

 もちろん、味もいい。薄味ながら、しっかりと下味が付いている。麦ご飯をお代わりした。

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畑宿。

Photo  箱根2日目。

 ホテルの隣の〈箱根神社〉を経て、畑宿(はたじゅく)へ。うねうねとした道路を走る。

 寄木細工の職人さんの集まるエリア。

 寄木細工には、カンナで紙状にしたものを貼りつける「貼り」と、寄木のブロックをそのままくりぬく「無垢」があるらしい。

 家でおつまみ用に使っている寄木の無垢のお皿がとてもいい。デザイン的Photo_4にも 存在感的にも、飽きない。

 そこで、今回は、家人の案内に従って、金指(かなざし)ギャラリーへ。

 こういうものにも、デザインの新しさが出る。

 ぜんぶ欲しくなってしまうものばかりだけれど、我慢して3点だけ買う。

 日常使いものもは、目にしている時間を考えると、少々高価なものでも、モトがとれる。と思いたいのである。

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ポーラ。

Photo_3  イカ下足のあと、〈ポーラ美術館へ。

 ルネ・ラリックの美術館へ行く予定だったが、寿司屋のポスターのモディリアーニの絵で、肖像画展をやっていると知ったのだった。

 2002年にできたという。

 ほとんどを地下に埋めて建築してあるけれど、真上から差し込む光をガラスの天井で受けて、とても美しい。

 点数もかなりあるし、納得するものが多い。

Photo_4  お目当てのモディリアーニのほかにも、ピカソやシャガールやスーラにひきつけられるものがあった。(ルノアールはどうも苦手である。)

 毀誉褒貶はあるかもしれないが、お金が自由になる個人が買い集めてくれなければ、これだけの絵画を日本で見ることができない。ありがたいことである。

 その後、芦ノ湖沿いのホテルへ。

Photo_5  庭園を散歩。バラが咲いている。東京よりも涼しいのだ。

 この日も半袖では肌寒いくらい。

 ホテル直営の休み処〈サロン・ド・テ・ロサージュ〉へ。

 あつあつのアップルパイ?でしばし休憩。ソースで絵を描いてくれるのをテレビ番組で見たことがあった。

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イカ不足。

Photo  箱根へ。

 新宿から御殿場駅までバス。駅前でトヨタ・ヴィッツを借りる。

 まづは腹ごしらえということで、仙石原の〈はこねずし〉へ。

 名物だというアナゴは柚子を卸して散らしてあったりして、とても上品。

 魚にきちんと手を加えてスシにしている過程がよくわかる。

Photo_2  イカゲソもうまかった。

 おすすめ黒板に「イカ不足」と書いてあったように見えた。

 このごろは、イカでさえ不漁なのだなあ、と思って20秒ほど。

 そんなことはなく、「イカ下足」であった。適度なボイルで、生よりも味が引き立っていたようだ。

 昨日の記事のアナゴ・イカゲソと比べると、違うカテゴリーの物体のようである。

 レンタカーゆえ、ビールが飲めなかったのが痛恨事。

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良妻賢母。

Photo_6  ようやく夏休み。

 この3ヵ月半は、とてもあわただしかった。しかし、あっと言う間、という印象もない。

 かといって長かったなあと嘆息するほどでもない。着実にじっくりと流れた時間だったと思う。

 英語だけで言うと、47回の授業があった。大文字・小文字の区別から始めて、

 What time does your sister ususally get home from school? (君の妹はいつも何時に学校から帰ってくるの?)

Photo_7  のような英文にまで到達した。(この文が中1の口から滑らかに出てくるわけではないけれど。)

 昨日の朝、〈NHK短歌〉を見ると、宮英子さんがちらりと映っていらっしゃる。

 ご自分を、良妻賢母だったでしょう、と振り返っておられる。さすがである。

 写真は、〈栄寿司〉のイカゲソ・アナゴ。コハダ。おつかれさまでした。

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それなりに。

Photo  きのう。土曜日。

 午前中に3時間の職員会議。

 1時間おいて、午後、終業式。

 絶望的に思われた個人成績表も発行できた。

 中学1年生は、昨夏、それなりに必死に勉強してきた人たち。だが、今年の夏は、「バカにならないこと」が最大の目標である。

 脳ミソも筋肉と同じように、使わないと衰えるのである。休暇中にペースを崩していった(いいかえればバカになっていった)生徒を何人も見ているから、心配だ。

 各教科の教員のコメントが載る〈学年通信〉には、本を読め、外で身体を動かせ、というメッセージが何人もが書いてある。まさにそのとおりである。家庭の手伝いをせよ、というのもまっとうなメッセージのひとつ。

 それでも、保護者からは塾の夏期講習に申し込まないといけないでしょうか、という(バカな)メールが来たりする。学校の授業が聞けなくて塾でうまくゆくはずがない。

 その後、あたふたと目黒雅叙園へ。ある人の結婚式、というか披露宴のみ。

 ガジョエンのイメージとは少し違う、濃い茶色を基にした部屋での宴会。3時間半もやっていた。おめでとう。おつかれさまでした。

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一日で。

090714_20540001_0001 きのう。

 インフルエンザ休校のせいで、 「答案返却」と「教科会」と「学年会」の3つを1日でやることになった。
 ふだんは、3日に分けてやっているもの。

 これでは、生徒を呼んで話をしたり、教員同士で染み出るような情報交換をする余裕がない。

 終業式までに、かろうじて通知票は出力する。

Photo  しかし、期末考査と1学期の個人成績表の印刷ができない。9月1日に渡すことになった。

 学校外で休校の話をすると、夏休みが減るんですか? と訊かれる。

 が、夏休みは、臨海学校あり、クラブの合宿あり、夏期講習あり、と盛りだくさんで、予定を変えられない。

 写真は、〈一六八〉の炒め物。

 さいきんは、書かれているメニュー以外の物を作ってもらうのが好き。

 ウエイトレスさんに、ナントカとナントカのイタメ、クーイーマ(可以嗎)(できますか)? と聞けば、厨房に伝えてくれる。これまでは全てOK。

 「にんにくの芽炒めに海老を追加」と「空芯菜炒めにあさりを追加」。それぞれ、野菜だけよりもうまい感じがした。 

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清め塩。

Photo_3 きのう。

 昼は、新井薬師前のカレーダイニング&バー〈ココロハ coco roha〉へ。

 ふわふわ卵とチキンのカレー。食べやすく真面目なカレー。

 このあたり、人口は少なくないが、どうも外食産業に元気が無い。

 このお店も2階にあって、やや苦戦と見た。がんばって欲しいものである。

Photo_6  夕刻、中野TSUTAYAにコールドプレイとトラヴィスのCDを返却に行く。

 そのまま、高校時代の友人のお父様のお通夜へ。東急池上線洗足池駅ちかく。そういう年代になってきたのだ。合掌。

 浄土真宗(大谷派)では、清めの塩を使わない、とパンフレットに書いてあった。(もちろん、塩はくれない。)すごーく納得。私の哲学に近く、感動した。

Photo_5 その後、京王線桜上水駅ちかくの鶏料理〈義仲〉へ。小さな祝宴。

 〈義仲〉のご主人は、「棧橋」のKさんのカルチャー教室の生徒さん。あれこれと注文しなくても、「適当に」の一言で、的確にやってくれる。

 焼き鳥だけでなく、いろいろと工夫のある鶏が食べられる。住宅街の中の名店である。

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用賀。

Photo  きのう。

 夕刻、渋谷から田園都市線で数駅の用賀へ。

 家人の友人の、ジャズ・ボサノヴァ歌手のライブを聴きにゆく。

 エコーをあまり聴かせずに、声の底力を聴かせる。

 30分のステージが3回。12曲(?)すべて英語であった。それだけの歌詞を暗記するのもタイヘンである。

 昼は会社員。その他の時間にヴォイストレーニングをしたり、歌唱を練習したりしているようだ。

 ボサノヴァはブラジル音楽だから、英語の歌詞は歌いにくいのではないか、英語歌詞の演歌を歌うようなものだろう、と質問してみると、そういう字余り的な部分はあると言う。

 でも、もともと英語で書かれたボサノヴァもあるようだ。

 7時半までが、「ハッピーアワー」。飲み物が半額。「ハッピーアワー」という英語も、なんとなく浸透してきた。

  それ以降もハッピーなアワーズだった。

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きれい。

Photo 採点日。

 中1の〈水泳講習〉があった。

 来週、臨海学校がある。その前に、1クラス90分で、海での遠泳を目指した泳ぎ方の心構えの指導、などをする。

 ひとりづつ泳がせて、体育の教員など6人の教員が泳力診断をするのも目的。

Photo_2  ふだん、運動神経が良さそうに見える生徒が泳ぎは下手だったり、その逆もあったり、泳ぎはおもしろい。

 私もついでに、邪魔にならない程度に泳ぐ。

 浄化装置がいいプールらしく、一般には開放されていないということもあって、水がきれいである。塩素も薄い。

 油断していたら、ずいぶんと陽に焼けてしまった。

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ルールー。

090713_20370002_0001 定例の読書会にゲストをお二人迎えて、『アスタリスク』に批評をいただく。

 10首を抽出してコメントする形。これが、原始的だけれど、短時間でポイントを絞り込みやすいだろう。
 抽出者の短歌観が如実に出るのもおもしろい。

 中でも、Sさんからは、「機会に触れて言葉のポテンシャルを引き出している。言葉をいじめていない。」

090713_21340001_0001 などの言葉をもらう。ありがたく、うれしい。

 その後、新宿3丁目の〈露露酒家〉へ。

 末広亭の近く。上海料理と銘打っている地味な店。なんとなく好きで、これで4度目な。

 この日のオススメのうち、牛肉の四川風煮込み?が予想外に美味。
090713_20570001_0001 辛く脂っこく見えたけれど、それほどでもなく、複雑な味が形成されていて、うまかった。(上の写真。)

 その他、レタスを煮てアンをかけたもの、白身魚の酢豚風などがおいしかった。

 以前よりも、トウガラシの使い方がうまくなったような気がする。

 店長に聞いてみると、コックがかわったのだのこと。納得する。

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小手先。

Photo_4  期末考査の最終日。

 今回の考査や、中間考査や、英会話の授業や、普段の小テストやら、の得点を、かくかくしかじかして、「1学期」の「英語」の得点を出す。

 100点満点だが、ふだん各人が椅子に座っている身体の姿勢(ポスチャー)に比例している感じがある。

 つまり、3ヶ月の生活点の大きな部分そのものが、「英語」の得点として現れるということだ。

 もちろん、誤差はある。が、各教科の得点に反映されるものは、ふだん Photo_6の生活態度が大きい。

 それは、生徒自身には見えないし、親御さんにそうだと伝えても、なかなか分かってもらえない部分である。

 大学受験まで、こういうことは続くのである。(その後もそうか、というとおそろしい。例外は多い。と思いたい。)

 小手先に、ナニナニ先生の受験単語700とかをやっても、小手先の変化Photo_5に終わるのである。

 こういうことは、歳をとるとわかる。

 写真は、きのう、お台場で食べた中華料理。格別にににに、うまかったたたた。

 そう、ひんぱんに食べる素材ではない。お米に絡められているときがいちばん味が出ていると思った。 

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ガンダム。

Photo_2  誘われて、お台場へ。

 ビックサイトの東京国際ブックフェアへ。

 マイナーな書店、宗教関係の書店、外国のもの、絵本の書店、が特におもしろかった。

 出版不況であれ、これだけの人々が知恵をしぼっておもしろい本を出そうとしているのは、感動的。

 教員でなければ、出版社に入りたかったなあ、と昔を思い出す。

 あれこれと手が出そうになったけれど、冷静にPhoto_3 判断して、2冊だけ買う。

 その後、台場駅近くの潮風公園へ。

 等身大?のガンダムが立っている。18メートルらしい。

 人だかりが、みな写真を撮っている。

 阿修羅展に集まった心理と同じなのか。

 私はこういうアニメにはほとんど興味のない少年であったけれど、いちおうは、ザクとかグフとかギャンとかのプラモデルを作ったりした。

 同じ阿呆なら踊る阿呆に、である。

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マー木。

Photo_2 今日の〈一六八〉は、マーボ春雨定食

 メニュー黒板の〈マーボ〉の「ボ」が、「木」になっていた。

 炭水化物的をおかずに白米を食べるのは変だが、まあいい。

 勤務校の高校野球部は、神宮球場で、S学院と対戦。9-0で7回コールド勝ち。

 今日は予定では、期末考査後の採点日だったが、休校騒ぎで考査3日目にずれた。もちろん、選手は公休。

Photo 実は、相手のS学院(駒込にある)は、私が16年前に採用試験を受けて落ちたところの一つ。

 模擬授業をやったり、理事長の面接をうけたり(英語だった)、3回足を運びながら、縁がなかった。

 おかげで、現在の勤務校に就職できたわけで、今となってはありがたい学校である。

 下の写真は、新大久保のファミリーマートにて。中国語でも書いてある。近くに日本語学校があるからだろう。

 言葉というものは、そういうものである。

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あさり。

Photo_2 今日の〈一六八〉刀削麺、「あさり」。

 今が浅蜊の旬なのか。20個以上入っていた(17までは数えた)。中華風の塩味澄まし汁に麺がうまく合っている。

 湯気で雲っているのは、スープを鍋でアツアツに作っているからだろう。

 昼食で感動できることは少ない。こういう端正で手早い仕事に遭うと、うれしい。おそるべし中国人料理人。

 午後。3月に卒業して、S大に進学した元生徒が尋ねてくる。周りがいいかげんなヤツばかりだから、大学受験をしなおしたいがどう思うかと問われる。(オマエもいい加減だとは言わず。)

 こういう場合、ほとんど決意が固まっているのだ。のらりくらり応答する。

 すると、テキは、河合塾の夏期講習に申し込んだとか、もう大学には通ってないとか、親から承諾をとっているとか、言い出す。

 ならば、そうすればいいじゃないかと返答する。

 中学のときからいい加減にやってきたツケが回ってきたんじゃないのか!!! と言いたい所を、かろうじて抑える。

 まあ、それも一つの人生。まだ18歳。がんばってもらえるだろう。

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キニラ。

Photo  勤務校は、予定よりも6日遅れて、今日から期末考査。

 中1の数学(幾何分野)の監督をする。

 コンパスと定規を使って作図するとか、計算するとか。

 生徒は、やたらとモノを落とす。定規、鉛筆、答案用紙、問題用紙。

 試験監督に断ってから拾うことになっているので、いちいちうるさい。のべPhoto_2 15人くらい落としたか。

 3年くらいまえに文部科学省の基準で天板の大きな机に変わっているのだが。

 写真は新大久保〈一六八〉の「キニラとあさりの炒めもの」と「茄子とにんにくの冷菜」。

 キニラ(黄色い韮)というものは初めて食べたが、好みの味であった。

 日本人の店長によると、白アスパラガスみたいに育てるものらしいですよ、とのこと。その場では納得。そういうのを軟化栽培というのだそうですね。

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こぎつけた。

Photo_2 ああ。ようやくここまでこぎつけた。

 中学1年生は、入学式からちょうど3ヶ月91日目。

 明日から期末考査。

 はじめ、先発投手のつもりでいたけれど、いきなり初回から抑えのような張り詰めた日々が待っていた3ヶ月であった。

 英語の授業は、1学期で1クラス47回×3クラスの授業を終えた。投球数Photo_3141イニングという感じか。

 あきらかに手のかかる生徒が増えている。それは、こちらの目標が高すぎるのかもしれない。負担増であるのは間違い。

 放課後も、ややこしい会議を2時間以上やり、そのあと考査問題の検討会をやり、へろへろになる。

 一般企業の方々や、公務員の方々はこのような生活がずううううっとと続いているのだろう。お互いにお疲れさまです。私にはちょっときついのですけど。

 写真は、その会議後になんとなく集った人々で「栄寿司」に寄る。貝と鯵。たまには行かないと除名されそうでもある。

 そこでも英語科教授法の話にもなる。ありがたくうれしい。

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私服。

Photo  梅雨の晴れ間の暑い東京。

 中学1年生の体育は、プール。いつもより移動がすばやかったようだ。

 (私の出身校にはプールがなかったから、うらやましい。大学ではときどき泳いだけど。)

 チェックのシャツと黒いジーパンで出勤。

 生徒に「私服ですか?」と問われる。

 彼らからすると、カジュアルな服装が「私服」で、ワイシャツとスラックスが「制服」のようである。

 午後の半ば、タクシーで新宿住友ビル(三角ビル)へ。朝日カルチャーで2時間、29首の講評をさせていただく。

 そのあと、7時から新宿3丁目の読書会(栗木京子さんの『万葉の月』)と歌会。

 『万葉の月』は、大好きな歌集で、批評会のために名古屋に行ったのだった。1999年のこと。(レジュメが挟んであった。)

 パネルは、香川ヒサさん、加藤治郎さん、富田睦子さん、吉川宏志さん、荻原裕幸さん(司会)であった。

 思い出すような出さないような。

 写真は、住友ビルの中心(1階)から、真上を見上げたもの。

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トマト。

Photo_2  なにがどうというものではないが、あわただしい。

 試験問題はほぼ完成。

 中学1年生だと、扱っている項目が少なく、かえって問題を作りにくい。

 週に5時間も授業があっても、同じ項目を繰り返して徹底させるのに時間を使っているだけなのだ、と気づく。

 だから、授業で触れた項目をすべて出し切るように、組み合わせを考えて出題する。お互いがヒントになるような問題があってもしかたないとする。

 リスニングの部分でまるまる答えを言っているようなものを、あとで書かせたりもする。

 今日は2人のアメリカ人にリスニングセクションの録音をしてもらい、私が編集した。50分中の12分がリスニング。

 写真は、〈一六八〉トマト刀削麺。土曜日に食べた。

 トマトに火が入っているのが好きなのだ。イギリス流朝食に登場する焼きトマトとか、焼き鳥屋のトマトベーコン巻きとか。

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かげり。

Photo  夕刻、いつもの「街道をゆく」の読書会のメンバーが、『アスタリスク』の批評をしてくださる。

 「コスモス」の大先輩の方々である。

 ご欠席の1名を含む5人の方が、みな10~25首を抽出してプリントにしてくださって感激する。選ばれた歌は幸せである。

 KMさんから、

・この町の見知らぬ人と一本の大根の上下分け合ひ暮らす

の結句について、

「暮らす」によって長い時間が感じられはするけれど、なくてもよいのではないか、この歌集の特徴である、饒舌さ、言葉が多めになる傾向が現れている、

また、

 リズムによって、余計な言葉が加わってしまいがちな、口語脈短歌の特徴でもあろう、

というご指摘をいただく。深くて鋭い。

 また、KMさんは、

 知情意でいうと、圧倒的に「知」を楽しめる歌集である。が、できれば、中年前期の陰り(翳り?)があるといいなあ。

とおっしゃられる。次回は40歳をまたぐ歌集になるから、がんばれと励まされる。

 痛飲して帰宅。

 写真は、この日の昼の、命名「山芋と茄子と納豆のスパゲティ」。

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マイ ハッピー バースデイ。

Photo  すっかり平常に戻ったように見える学校。高校の1クラスが今日までひっそりと学級閉鎖。

 夏休みの宿題と講習の打ち合わせに追われる。

 抜き打ちで、

 誕生日は1月31日です。

 の英訳を書かせてみる。

 ほとんど、バースデイ birthday も、ジャニュアリー January も、サーティーファースト thirty-first も、綴りが書けていない。

 ひとりだけ、マイ ハッピー バースデイ イズ My happy birthday is ・・・. と書いている生徒がいた。なんだか、うれしくなった。

 写真は、命名「厚木産有機野菜(茄子とモロッコいんげん)と缶詰ソーセージのトマトソースパスタ」。

 インゲンは苦手だが、モロッコインゲンは好物。モロッコの隠元は、イスラム教だろうか。

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8日ぶり。

Photo  8日ぶりの出勤。

 張り替えたばかりの前庭の芝生が延び放題になっていた。

 午前中はややぎこちない雰囲気だったけれど、すぐにペースは戻る。

 顔を合わせて打ち合わせすべきことが多く、あわただしかった。もう考査6日前なのだ。

 ある体育教員によると、就職以来こんなにまとまった休みは初めてで、ヒマすぎて何をやったらいいのかわからず、休み明けに社会復帰できるか不安になった、そうだ。

 生徒たちは、再来週の考査終了まで、18日間活動なし、という可愛そうなことになった。ストレスもたまるだろう。

 写真は、スターバックスの〈スラヴェシトラジャ〉のパッケージ。

 土臭くて、香りが残って、好みの味わい。箱が懲りすぎている。が、それはそれで楽しい。

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ガジョエン。

Photo  昼前、目黒雅叙園へ。

 近くの喜多六平太記念能楽堂には行ったことがあるが、ガジョエンは初めて。

 まあ、なんというか、そこまでやらなくてもいいじゃないか、と思う内装。

 廊下には、風鈴や唐傘でおどろおどろしいデザインの池が作られているし、歌舞伎っぽい絵が木の板に描いてあるし。トイレの天井には金箔貼りで浮世絵チックなものが描かれてあるし。なんともはや、である。

 都会の真ん中の壮大な田舎、21世紀の昭和再生産、という方向を目指しているようだ。軽いカルチャーショック。

 そういうのが好きな人がけっこういるわけで、それはそれでよい。一見の価値はあると思った。

 「クラブラウンジ」というレストランでビュッフェのランチ。

 それぞれおいしかったが、いまいちパンチが足りなかったかも知れない。ローストビーフが目玉か。チョコレートタワーも初体験。

 すべて込みこみで2500円だから、かなりがんばっているのだ。シニア(65歳以上)は2000円。強引な線引きもいい。

 今日の千葉ロッテの試合は、5時間以上もやっていた。勝ったから良かったけど。ライオンズの疲労や、いかほどか。

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コーヒーを作る。

Photo_5 新型インフルエンザによる勤務校の休校は、1日延びて木曜日まで。

 木曜日は研究日だけれども、再開の初日に在宅しているわけにはいかないなあと思っていたところ。

 どの曜日も平等に?授業がなくなって分かりやすくはなった。

 この後の日程を圧縮して、予定通りの夏休み入りとなるだろう。なって欲しい。なるはずだ。

 この天与の休暇の間に、『1Q84』を読破。これだけ緊密な文体とキレの良くて自Photo_6然な比喩はだれにでも書けるものではない。

 あるべきところにあるべき表現がきちんと収まっている感じである。

 「コーヒーを作る」という表現が出る。英語の直訳だろうか。わざとやっていているはずで、おもしろい。

 (IQが84しかない人の話だと思っていた、という人を2人知ってます。)

 小学校のときのことをおりおり考える。ちょっとせつなくなる。いまでも連絡のある友人はひとりもいない。

 写真は、落合の〈エシャロット〉のホタテのテリーヌ

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