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やんいー。

 芥川賞受賞の楊逸「時が滲む朝」をようやく読んだ。

 20年でこれだけの日本語が書けるようになるのか。すごいものだ。私なんてこんな長い話は日本語でも書けない。

 内容は、ちょっと気恥ずかしい青春小説を超えていないだろう。天安門事件前後の中国の地方都市の雰囲気は伝わった。

2008821_002 ただ、いくら新人賞だといっても、ちょっと一本調子過ぎる。もっとスリリングな展開とかもやもやした気持ちとかが出てもよかっただろう。文章そのもので楽しませるのが小説だが、そこまで要求するのは酷かなあ。

 尾崎豊は私も大好きだが、I LOVE YOU が挿入されていては安っぽい。シブさを求めていないわけだが、ど真ん中過ぎて、ちょっとひいた。

 「楊逸」にはヤンイーと北京語でルビがあるのに、登場人物の例えば梁浩遠は「りょうこうえん」と日本語読みでルビがあったりするところも。ちょっと気になった。 などなど。

 今日は在宅。昼はコパンにて。〈信濃の唐辛子とミートソースのピザ〉。

 生真面目で優等生的なピザ。しかし、唐辛子の辛味がアクセントになっている。作り手がきちんと考えているのだなあとわかる。(わざわざ「信濃の」と名乗る必要はないけれど。)

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