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東京島。

Photo_2  桐野夏生『東京島』を読む。

 無人島に31人の男と1人の女、という設定は興味をそそる。

 帯には「食欲と性欲と感情を剥き出しに、生にすがりつく人間たちの極限状態を容赦なく描き・・・」と書いている。

 ただ、その女の設定が・・・だし、闖入者もいたりして、話が膨らみすぎているかもしれない。

 もちろん、かなりおもしろく、露悪的な桐野ワールドを展開している。が、やはり設定が彼女の得意とする都市のど真ん中ではないので、少々ぼんやりした感じがあった。

 おもしろいし、読む価値もあると思う。が、『グロテスク』や『柔らかな頬』は超えていないだろう。期待が大きすぎるのだろうか。

 夏期講習は5日目を終えて、ひと息つく。

200888  昼は今日も〈一六八〉。「ジャージャン刀削麺」。ジャージャー麺などとも呼ばれる。炸醤麺。

 豚の挽き肉と野菜を細かく切ったものを、甘辛味噌でまとめているタレ。それをアツアツの麺の上にたっぷりとかけてある。(ドライカレーをカレーでなく甘い味噌で作った感じのタレかな。)。

 〈一六八〉のものは本場っぽく、甘めの味付け。

 英語科のシカゴ人のM先生の好物でもある。ナッツみたいな味がしていいと言っている。

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コメント

いやいや。
自分で育てたものを食べるのが一番のぜいたくじゃあないですか。

投稿: おおまつ。 | 2008年8月10日 (日) 21時20分

時々拝読しますが、うまそうなブログですね。

投稿: koh | 2008年8月 9日 (土) 22時07分

桐野作品では、『グロテスク』の中国の描写のような、圧倒的な集中力が好きです。
たしかに、「いやらしさ」という点では、なかなかでしたね。

投稿: おおまつ。 | 2008年8月 9日 (土) 13時25分

はじめまして、ではなく以前私のブログ「瑠璃色の珠実」にきていただいたことのあるたまみです。

東京島、私も少し前に読みました。
女性の立場から言うとほんとうに「いやらしく」書かれていると思います。女の嫌な部分がすごく出ていて、なんだか読んでいて近親憎悪を感じてしまいました。

グロテスクはちょっと難解だったように思います。こちらのほうがストレートに「いやらしさ」が出ているような…

あいかわらず一気に読ませてしまう手法はさすがですよね。
軽く読むにはいいと思います。

投稿: たまみ | 2008年8月 9日 (土) 00時30分

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