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闇の子供たち。

 夏休み最終日。(マレーシアの独立記念日。)

 東京でも、新宿区の公立学校はすでに月曜日から2学期に入っているらしい。生徒はいいとして、教員の心がしっかりと休まらないと、長い2学期は乗り切れない。いい授業をやりたいと思うまでそれなりに休めないと、11月に息切れすると思う。(甘いかな。)

 午後、「闇の子供たち」を見に行く。http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id329992/

2008831_003 先週まで、東京では渋谷の単館上映だった。昨日から、新宿と有楽町でも上映。そういう増え方は珍しいらしい。じわじわと評価が高まっているということだ。

 坂本順治監督。(「亡国のイージス」もよかった。)原作の梁石日(ヤンソギル)もとてつもない人だ。

 簡単にいうと、タイの幼児売春と人身売買をテーマにした映画。宮崎おあいと江口洋介(と妻夫木聡)も出ている。

 彼らがタイ語ができる設定なのも、当たり前かもしれないが、とてもいいと思った。

 映画としての完成度や巧みさはわからない。ただ、そういう事実(と起こりうる事実)をたいへんな苦労をして映画化しようとした監督とスタッフを尊敬する。

 見たくて見た映画だけれど、見たくなかったような、見てよかったような、見て欲しいけれど、おすすめしないけれど、絶対に見て欲しいような。心が乱れる映画。

 写真は、昼に中野の〈オリエントスパゲティ〉で食べた、「オイル漬けされた生ハムとドライトマト、夏野菜の塩味」という長い名前のパスタ。これは大当たり。

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いわし。

2008829_010  学校へ寄った帰りに、同僚と〈栄寿司〉にゆく。

 もっと珍しいものを食べたいとも思うが、落ち着ける点では行きつけの店に優るものはない。

 この日だって、主人の登場前で助手が忙しそうだったので、勝手にビールの栓を抜き、お絞りを取り出し、お皿とお箸を用意したのだった。

2008829_0062008829_014   珍しく、イワシがあった。

 この店、サバ、アジは定番だが、よほど気に入ったときでないとイワシは仕入れない。イワシは大好物Photoなんだけれど。

 まずは、刺身で、次に焼いて、最後に握りで。イワシづくしの夜となった。(早く消費したいご主人の意向もあり。)

 トロより高いよ、と脅されていたけれど、さすがに会計は良心的であった。

 次は、秋刀魚をこのように食べたい。が、ご主人はサンマの刺身が嫌いなので、出してくれないのである。

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バッカバーオ。

2008829_002 心配された大雨は、中野方面では早朝で降り止んだようだ。

(これを書いている夜9時前にまた雷雨の再開である。)

 永遠に続くと思われた夏休みも、残り2日。2学期の準備のためにしぶしぶ出勤する。

 職員室にいた同僚が、

「2学期は忘れたころにやってくる」

と名言を言う。お互い、そんなに長く休んでいないけれど。

 せっかく来たので、昼は新大久保駅裏の 〈ソムオー〉へ。

 タイ・ベトナム料理の店。広々してて好きだ。さいきん高円寺にも支店ができたそうだ。勢いがあるんだな。

http://www.somoo.net/index.html

 定食の、「カーオバッカバーオ・ガイ」を食べる。これを、タイ語でタイ人のような高くて艶のある声の発音で厨房にオーダーを入れている人がいて、尊敬する。

 あるメニューには「タイ風鶏肉とバジルの炒め」とあるのに、別のメニューには「・・・の唐辛子炒めライス」と書いている。タイ風、を読み飛ばしていた。

 どおりで辛い。タカノ氏なら無理なレベル。
 20代には平気だった辛さが、だんだん耐えられなくなってきているようだ。そういうこと、ありますかねえ?

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小さいことばを歌う場所。

Photo  このところ、東京は曇りのち雨。

 昨日か今日は千葉マリンに行きたかったが、雨を心配しながら野球を見る歳でもない。(海浜幕張は遠いのだ。)

 糸井重里『小さいことばを歌う場所』をちらちら読む。発行は、東京糸井重里事務所。

 彼が「ほぼ日刊イトイ新聞」で書いてきたコラムをまとめたもの。2007年刊。

 この本、こだわりのある本で、「ほぼ日」のページからしか買えない。だから、ISBNコードもバーコードもない。造本もやや凝っている。

勝ちながら学べないのが、負けについてのことです。

そして同時に、負けながらも学べないのも、

負けについてのことかもしれません。

 なんて、書いてある。

 彼の、教条的さを押し隠すような発言に反発する人は読めないだろう。でも、いくつかの言葉にうなっているだけでいいのである。短歌的なちょっとした言いっ放しもおもしろい。http://www.1101.com/books/little_words/index.html

2008828_002_2  以前身の回りに、彼を否定する(というか嫌悪する)人がいたせいで近づきがたかったけれど、今はそんなことはない。

 昼は、〈コパン〉のゴルゴンゾーラチーズとミートソースのピザ

 黒く沈んでいるように見えるのが、ゴルゴンゾーラである。

 クサイのがいい。

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舟越桂展。

Photo  白金台の東京都庭園美術館へ。

 舟越桂・夏の邸宅展を見る。

 庭園美術館は、皇族の住居が曲折を経て美術館となったところ。展示品がなくても、アールデコ調の建物内部だけで楽しめる。

 そこに、舟越桂の彫刻がほんとうにうまくはまっていた。(往時の浴室・トイレにも展示してあった。似合っていた。)

 私の知っていた古めの作品(梅内美華子さんの『ゼブラゾーン』の表紙とか)から、今年の作品まで。

 近年の作品は、だいぶ作風が抽象化されて いPhoto_3 て、少々コワイ。顔や肌や筋肉の質感などのリアルな部分を下敷きにして、大きく飛躍しているから、なんとなく理解できた。

 作品の裏に回っていろいろ見られたのはよかった。立体のものは、写真ではわからないオーラを感じるのが肝心なのだろう。

 もう一回行きたいくらいである。

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セカンド。

2008826_001_2  人と会うと、オリンピックの野球の話になる。

 メディアがあまり大きく言ってくれないことがいくつかある。

 例えば、千葉ロッテの西岡剛はふだんはショートなのに、代表ではセカンドをやることになった。練習試合でエラーをした。(結局はわき腹痛?で何試合かはDHで出場したけれど。)

Photo  GG佐藤はふだんはライト。いきなりレフトを守らされて困ったに違いない。

 山本浩二は、守備・走塁コーチの経験がない。よく知らないが、彼が名手だったとか、走塁がよかったということは聞いていない。

 WBCでは、内野守備走塁が辻発彦、外野守備走塁が弘田澄夫だった。まさにプロだったのだ。

 いろいろあるけれど、(私を含めて)多くの人が、あのメンバーならなんとか勝てるんだろなあと甘い考えでいたのは確か。上原なんかいなくたって岩瀬で勝てると思っていたのだ。

 来春のWBCは(本当にやるのかな?)、王貞治がダメなら、落合博満を推したい。古田敦也の噂もあるが、実線から離れている人は危ないだろう。

 昼は、新宿ルミネ1の〈マンゴーツリーカフェ)にて、ビュッフェ。

 代表的な料理が、どれもおしゃれなタイ料理にしあがっている。なかなかおいしかった。

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砂漠。

Photo_6 伊坂幸太郎『砂漠』(実業之日本社)を読んだ。

 この、ひとつ年下の作家の文章は、どれも切れ味がよくて、リアリティがあって、ウイットに富んでいて、好きだ。

 5人の男女の大学生グループを設定して、語らせるのもうまい。

 途中に、

「たぶんね、頭の良い人が陥りやすい罠、って あると思うんだけど」

「賢くて、偉そうな人に限って、物事を要約したがるんだよ」

「たとえば、映画と観ても、この映画のテーマは煮干である、とかね、何でも要約しちゃうの。みんな一緒くたにして、本質を見抜こうとしちゃうわけ。実際は本質なんてさ、みんなばらばらで、ケースバイケースだと思うのに、要約して、分類したがる。そうすると自分の賢いことをアピールできるから、かも」

うんぬん、というくだりには唸った。

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95号。

 「棧橋」95号の批評会。竹橋の日本教育会館。10時半から5時まで。疲れる。

 まあ、30人もの人が集まって、なんでこんなに真剣に作品について言い合っているのか。我に返ると不思議な気持ちになる。

 5時から懇親会、その後、三幸園などなど。

Photo_5 

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惨敗。

2008823_004  北京オリンピックの〈野球〉は惨敗だった。

 出場選手の年俸を合算するまでもなく、勝って当然のメンバーだったはず。

ストライク判定の曖昧さなど、もろもろの事情はわかる。(ドームでないから、というダルビッシュの言い訳2008823_007は論外として)。繊細さが追求される日本プロ野球の弱点が出たのかもしれない。

 しかし、それは野球だけにとどまらない怖さがある。(地元と環境が違うから動けないという軍隊はありえない。)

 チームであるから、好不調の波はある。しかし、そこを見極めるのが監督・コーチの仕事だっただ ろう。結果がすべてである。

2008823_009 上原某が代表に選出された時点で、日本中の違和感はあっただろう。岩瀬がどうこうという前に、監督の頭が硬かったということだ。

 日本シリーズのノーヒットノーランを犠牲にしてまで冷酷に采配した落合博満のような態度が必要だったのだ。後からなら何でも言える。

 夜は、新井薬師近くの〈メリメロ〉へ。

 鳥のブレゼ(蒸したもの?)、定番の仔羊、など。

 最後に樽で寝かせたというグラッパをいただく。

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ぐるりのこと。

 朝10時の新宿東口。紀伊国屋前は閑散としていた。

 『ぐるりのこと』(橋口亮輔監督)を見る。木村多江が主演していることもあって、なんとなく気になっていた映画。ようやく見る。

20088 どこにでもあるようなドラマ。そのディーテイルの描き方ががまさにまさに映画的。リアリティというのはこういうふうに出すのだなとわかる。

 生真面目すぎてうつ病になってゆく妻役木村多江が壊れて泣きに泣いた後に、夫役リリー・フランキーが鼻をかんであげるシーンが一番リアルだった。

 日本画を描くシーンのためにも、画材屋に行くところから、絵の具をニカワで溶かすシーンを含めて、きちんととってある。

 そういう、じんわりじっくりしたドラマが好きである。(だから140分にもなってしまったのだろうけれど。)

 この映画評が的確。http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id328806/

新宿東口といえば、アルタ裏の桂花ラーメン。地下にもぐってしまって何年経つだろう。以前は入り口で手売りの食券を買ったものだが、今は機械で買う。

 なんとなく〈太肉麺〉(ターローメン)のボタンを押してしまった。裏切らない老舗の味、健在であった。

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やんいー。

 芥川賞受賞の楊逸「時が滲む朝」をようやく読んだ。

 20年でこれだけの日本語が書けるようになるのか。すごいものだ。私なんてこんな長い話は日本語でも書けない。

 内容は、ちょっと気恥ずかしい青春小説を超えていないだろう。天安門事件前後の中国の地方都市の雰囲気は伝わった。

2008821_002 ただ、いくら新人賞だといっても、ちょっと一本調子過ぎる。もっとスリリングな展開とかもやもやした気持ちとかが出てもよかっただろう。文章そのもので楽しませるのが小説だが、そこまで要求するのは酷かなあ。

 尾崎豊は私も大好きだが、I LOVE YOU が挿入されていては安っぽい。シブさを求めていないわけだが、ど真ん中過ぎて、ちょっとひいた。

 「楊逸」にはヤンイーと北京語でルビがあるのに、登場人物の例えば梁浩遠は「りょうこうえん」と日本語読みでルビがあったりするところも。ちょっと気になった。 などなど。

 今日は在宅。昼はコパンにて。〈信濃の唐辛子とミートソースのピザ〉。

 生真面目で優等生的なピザ。しかし、唐辛子の辛味がアクセントになっている。作り手がきちんと考えているのだなあとわかる。(わざわざ「信濃の」と名乗る必要はないけれど。)

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ミンパイ。

 朝、中央大附属高校へ。

 〈バレーボール東京私学大会〉の引率。

 中央線の武蔵小金井駅は複々線化の工事中。下り線は高架ホームに到着。見慣れない風景にやや驚いた。

 体育館は冷房がなく、直径1メートルほどのファンが4台のみ。暑かった。

Photo この大会では、指導者ライセンスのない教員は「監督」と認められないという。つまり、ベンチで指示を出したり、タイムを要求できない。

 私はもちろんそんな資格はないから、「コーチ」としてだまってベンチに座る。

 ただでさえ、バレーボールをやる生徒数が減っているのに、管轄する協会は自らの首を絞めるようなことをする。いわゆる上納金である登録料も実質的に値上げしたりして、ややこしい。

 すんなりと負けて、正午前に解散。

 遅い昼食は、中野の〈明白〉(みんぱい)で。

 ミンパイとは、「わかりました」くらいの意味。

 黒胡麻担担麺。辛さ抑え目。店構えと同じく、シブく堅実なオトナの味であった。 

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つるむらさき。

Photo  オリンピックの野球は、西岡の3打点もあって、快勝。

 中国の野球もそれなりだ。監督は元ロッテのラフィーバー氏。私はプレーを見たことはないけれど。

 個人的には、野球がオリンピックから外れるのは賛成。

 人気プロスポーツを中断して、妙なナショナリズムのために外国で試合する必要ははない。

Photo_2  サッカーも不要。イングランドのリーグが始まっているこの大事な時期に、わざわざ国別対抗戦をやる必要はない。

 ロナウジーニョもがんばっているけれど、そんなことよりも、はやくACミランになじんで欲しい。

 昨日の夜は、新宿三丁目の〈露露酒店〉にふらりと入る。

 薦められるままに、つるむらさきを食べる。英語だとインディアン・スピナッチ。インドのほうれん草である。ほうれん草とは関係ないらしいが。にんにくで炒めてもらう。

 意識して食べたことはないのだが、一般的な野菜らしい。おいしかった。

 レタスのオイスターソース炒めもよかった。レタスに火を入れるのを嫌がる人もいるようだが、私には好物である。

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渚の日日。

2008818_002_3  オリンピックの野球は、カナダ戦。

 成瀬・里崎の千葉ロッテバッテリーが7回まで0点(10三振)に抑え、なんとか勝利。

 セクショナリズムはいけないが、やはりパリーグの選手の活躍はうれしい。

 ここまでの先発は、ダルビッシュ、杉内、涌井、成瀬。4人ともパリーグの投手であった。

 昼は、〈コパン〉で、「スモークサーモンとキャベツのピザ」。明るい色で、塩味抑え目の上品な味であった。

 夜は、「コスモス」の仲間の読書会。

Photo  島田修二『渚の日日』。

 リアルっぽくあるけれど、俯き加減の視点から心象風景を堅実に歌っていますというポーズも感じてしまう。

 時代の濃い空気の反映なのか。心の揺れを引き出す具体がやや隠されているところもある。リアルタイムで読めばさらにわかっただろう。

 リズムよりも内容・事柄に重きがある。微妙な心の揺れを低いところから歌っているのはすごい。

 メンバーのお一人は、(妻に)抑圧された歌だ、と言っていた。宮柊二とはずいぶん違う暗さである。

・ひとつなる畳の部屋にある鏡をりをりにくらき真顔をうつす

・不可思議の星満つる空に目眩してたまゆらを心豊かにをりぬ

・歓びて就くならねども職場なる椅子にかそけき安らぎのあり

・空中をしばし落ちゆく夢に覚むおほどかにあれこののちの生(よ)

・屈辱も疲労もやがてなじみゆくわがししむらの闇をうたがふ

など、しびれた。すごい人だったのだ。

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手厳しい。

Aji  昨日の土曜日。幕張から自宅を経て、すぐ三鷹台の「コスモス」編集室へ。

 簡単な割付、原稿依頼をする。

 その後、いつもの〈美たか庵〉で会食。

 先輩方のオリンピックテレビ観戦感想を聞く。みなさん、かなり手厳しい。

 「オリンピックを楽しみたいですなんて言っているヤツはだめだ」「メダルをとれなければ死んでお詫びをするくらいの気持ちがなければだめだ」「野口某は大切な役割に穴を空けたのだから許せない」等々。

 そのくらいが日本人平均の感想なのかもしれない。そういう気持ちで生きてきた人が戦後の日本を支えてきたのだな、と大げさにも思った。

 楽しく生きたいです、なんて言っている人ばかりだと国は衰退するのだろう。

 写真はおととい東京駅にあった、「鎌倉名物・鯵の押し寿司」。一貫に半身は使っているだろう。贅沢な作り。絶妙なシメ具合だった。

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オールドユニフォーム。

2008815_001  昨日のことだが。千葉マリンスタジアムの〈千葉ロッテ対ソフトバンク〉へ。

 「オールドユニフォームシリーズ」と称して、今季6試合だけ、1973年~91年まで使用された、ロッテ・オリオンズ時代のユニフォームでの興行。

 他にも、1981年の開幕オーダーのアナウンスや応援歌の放2008815_002_2送など、涙ちょちょぎれる懐かしさの仕掛けがあった。

 今の選手が、当時の(弱かったころの)ユニフォームを着ているだけで時代錯誤で不思議だし、、、、、いろいろ感慨は深い。深すぎる。

 当時と一番違うのは、観客の数が多いこと。

 昨日は実数発表で29000人を超2008815_006_2 えていた。が、私が熱心に観戦していた1985年ころは、夏休みでもナイターは偽の発表で15000人くらいだったのではないか。

 今でも観客の入りを一番に心配してしまうのは、当時のパリーグファンの名残である。

 この日、先発は唐川。勝負をいどんで松中に3ランを打たれたが、まあ、いい。

2008815_014_2  野球場に行かない野球ファンも多いが、そういう人はなにかと結果ばかり気にする。

 しかし、プロ野球がなんとかもっているのは、スタジアムには勝敗以外にも緊張感やドラマなどが濃厚にあると知っている人が多いからだろう。

 (地理的に無理な場合はともかく)、野球場に行かないで野球ファンと名乗っている人を私は信用しない。

 そのまま、球場から徒歩5分のアパホテル28階に宿泊。

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1600分。

 ようやく夏期講習が終了。

 10日間×4講座×80分で、1600分。

 いつも見ている生徒がほとんどだから、目からウロコが落ちるとか短期の講座で一生の記憶に残る、とかいう発見はなかっただろう。だが、着実にポイントを稼げるようにはなったと思う。

Photo 昼は、「栄寿司」のランチでひっそりと打ち上げ。

 築地の魚市場は、金・土・日がお盆休業だそうだ。

 アジを追加。アジはいつでもうまい。イワシのように枯渇することはないのか。

 さいきん(でもないけれど)、栄寿司に行くと必ず、夜も来てね、と営業が入る。もちろん、夜の部がメインだからおいしいものを食べてもらいたいという気持ちもあるに違いない。

 だが、それよりも景気が悪いので、お客さんを呼び込みたいというような気持ちも伝わってくる。客商売はなかなかたいへんである。

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環境づくり。

 この時期の東京はどこも空いていてよい。

 オリンピックで銀メダルをとったフェンシングの選手は、かなりの強化費用を投資されていたという。そういう要素は、大学入試結果にもあてはまるかもしれない。

 集中して何かに打ち込める環境づくりというのは大事なんだなと思う。K高校もこの時期、2部屋を自習室として開放している。好評なようだ。

 夏期講習は9日目。

2008813_002  昼は、連日の〈一六八〉。暑いので、最寄のまともな店に入るのだ。

 「担担やきそば」。

 ラー油(?)のような辛めの油でヤキソバを作り、挽き肉辛みそを乗せてある。ニラがたっぷり。こういう少しジャンキーなものでもうまいのがこの店だ。

 暑いときにはこういうものがいい。

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タワー。

Photo  昨夕、母校である芝中学高校へ行く。

 六本木駅で下車して、しばらく散歩。ロシア大使館前の警備もそれほどでもなかった。(バリケードの準備はあったが。)

 今年、縁あって、K高校バレー部(15人)は芝中高のバレー部(30人)と合同合宿をしたのだった。長野県白馬村は遠いらしく、帰路は6時間かかったという。

 その出迎えと、慰労会。

 6年間生徒として過ごした学校に他校の教員として訪ねるのは不思議な感じである。(これまでも何度か練習試合で行ったが。)

 校舎の建て替えなどで景観はほとんど変わってしまったが、校舎の背後に東京タワーがあるのは今でも同じ。

2008812_003_3   芝の先生おふたりを含めて、計5人で食事。

 今日は、夏期講習8日目。お盆の時期は東京にいるに限る。

 昼は〈一六八〉で、裏メニューの「ハマグリ刀削麺」。

 ハマグリの味と香が濃厚。ただ、だんだん味に飽きてきて、後半は醤油とラー油を入れて食べた。それもよかった。

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クール。

2008811_003 夏期講習は、第2クールに入っている。

 (なぜ、こういう場合だけ都合よくフランス語でクールcoursというのか。シリーズと言わないで。)

 今週は、1時間目が31人、2時間目が10人。それぞれ80分。人数が多いほうがやりやすい。

 人数が多ければ自然に熱気が出るが、少ないとその分を声を張り上げないとさびしいのだ。

2008811_002 昼食は、新大久保駅裏のタイ料理〈クンメー〉にて。

 「カオ・チューチ・クン」。海老のココナッツカレー定食。

 カオはお米、クンは海老。ならば、チューチはなんだろうとウエイトレスに質問してみたが、日本語が通じない。

 注文と違うものが出されたと文句を言っているのだと誤解されたようだ。

 厨房から日本語の少しわかる女性が出てきてくれた。要領を得なかったが、一種のカレーのペイストみたいなものらしい。

 これにデザート(サツマイモの甘煮のようなもの?)がついて800円は安い。ジュースも食後のコーヒーも飲み放題である。

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ふたり。

Photo_3  関口ひろみさんの第2歌集『ふたり』(青磁社)を読んだ。

 関口さんとは、10年前の第1歌集以前から面識がある。声を出して笑うというタイプではないようだなあと思っていた。

 この歌集の時期、精神を病まれ、摂食障害、疼痛性障害になられたと「あとがき」にある。

 噂では聞いていたが、作品から、何度も長期間の入院をされたことがわかって痛々しく、驚く。

 教員や生徒にも、ほんとうに真面目でいい人がいる。だが、そういう人ほど真面目すぎることがたたるのか、精神を病むことが多い気がする。

 そういう世の中なのか、有史以来そうなのかはわからないけれど。

・きみがあまりよく笑ふゆゑ今生の別れなどとふ言葉思ふも

・灯(ひ)を消してきみと語れば遠白きことばの波がしづかに寄する

・おほいなる勘違ひして生きてゐるそんな気がする満月の夜は

・たましひはどこか遠くを旅してるここにゐるのはただの留守番

・苦しみを告げうるひとのゐなければ牛島教授の外来待つのみ

 どう言ったらいいのか。優しく理知的な夫でありながら、その夫君が病気の原因となっているのだろう。それがわかっていながら、どうにもならない辛さがある。

 全体に、淡い水色の水彩画のようなイメージ。内容が重いだけに、歌の良し悪しを批評したいと思うよりも、じっと見守ってあげるしかないと思わせる。

 ほんとうのタイトルは『ひとり』なのだけれど、祈りをこめて『ふたり』になさったのではないかとも思う。

 松村由利子さんの「そらいろ短歌通信」http://soratanka.seesaa.net/に、もっと理解の行き届いた評が出ている。(松村さんは関口さんの1歳年上の1960年生まれ。同じ「かりん」の仲間である。)

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20円。

2008810_003_2  先日、銀行のATMで現金を引き出すとき、「20万円」と指定すべきところを、「20円」と指定してしまった。

 気づくのが一瞬遅く、しかたなく待っていると、10円玉が2枚(まさにチャリンチャリンと音をさせて)出てきた。

 なんだかむなしかったけれど、20円だけでも引き出せるというのは発見であった。

Photo_2  通帳にも、「20」と記載された。

 夜は、中野の「鞍山」へ。

 店構えは普通の中華屋なのだが、店員さんも料理人も中国人。

 ヤオ・イーペイ・ションピージュ、と生ビールを注文したら顔色を変えずにもって来てくれた。

 〈シャコと卵炒め〉は、シャコの塩味がいいアクセントになって全体の甘みと合っている。こういうところにシャコを入れる中華屋はあまりないだろう。

 餃子は肉汁があふれている。皮が厚くて、コワモテの感じ。もちろん、味もよい。

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うんじゃみ。

PhotoPhoto_2  ひさびさの休日。

 とはいっても、選歌と添削で午前午後をついやす。それでも終わらない。

 オレは何をやっているのだろうか。

 終わらなくても夕食にでかける。

 中野方面をぶらぶらする計画。しょせん無謀な計画で、望みの店には入れない。

Photo_5Photo_3 沖縄料理、「海神」(うんじゃみ)が空いていた。4年前にできたという。知 らなかった。

 それぞれの味が確実だし、メニューが豊富だし、雰囲気もいい。刺身系も天麩羅系もおいしかった。

 左上の写真は、シークワーサ。果実の状態で見るのは珍しいが、この日は偶然あった。

 大好物のフー(麩)チャンプルーをはじめとして、どれも食べ応えがあった。泡盛を飲みすぎて帰宅。それでいいのだ。

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東京島。

Photo_2  桐野夏生『東京島』を読む。

 無人島に31人の男と1人の女、という設定は興味をそそる。

 帯には「食欲と性欲と感情を剥き出しに、生にすがりつく人間たちの極限状態を容赦なく描き・・・」と書いている。

 ただ、その女の設定が・・・だし、闖入者もいたりして、話が膨らみすぎているかもしれない。

 もちろん、かなりおもしろく、露悪的な桐野ワールドを展開している。が、やはり設定が彼女の得意とする都市のど真ん中ではないので、少々ぼんやりした感じがあった。

 おもしろいし、読む価値もあると思う。が、『グロテスク』や『柔らかな頬』は超えていないだろう。期待が大きすぎるのだろうか。

 夏期講習は5日目を終えて、ひと息つく。

200888  昼は今日も〈一六八〉。「ジャージャン刀削麺」。ジャージャー麺などとも呼ばれる。炸醤麺。

 豚の挽き肉と野菜を細かく切ったものを、甘辛味噌でまとめているタレ。それをアツアツの麺の上にたっぷりとかけてある。(ドライカレーをカレーでなく甘い味噌で作った感じのタレかな。)。

 〈一六八〉のものは本場っぽく、甘めの味付け。

 英語科のシカゴ人のM先生の好物でもある。ナッツみたいな味がしていいと言っている。

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冷麺。

200887_001_2  授業が終わって、12時半すぎに中華〈一六八〉へ。

 新メニューの「冷麺」

 先日、そのうちメニューに加えるんですよー、どうですか?ということで試食させてもらっていたもの。

 店長(日本人で、調理はしない男性。)に200887_002_2よると、麺は韓国製だが、味付け等は中国東北地方でふつうに食べているものと同じだという。

 この店には、いわゆる「冷やし中華」もある。それなのにさらに「冷麺」を出しはじめたところ、なかなか商魂たくましい。

 というか、やはり日本なのだと思う。なんでもアリの日本。選択肢がやたらと多い日本。というか、東京。

 写真上の具を、写真下の麺に乗せてかき混ぜるしくみ。なかなかうまかった。

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校内合宿。

200888_013  夏期講習は3日目。

 80分授業はしんどい。どんどん進んでしまうから、教材の準備と予習に時間がかかる。英作文の添削も予想以上に希望者が多い。

 学校では、アメフト部、水泳部、剣道部が「校内合宿」をやっている。

 アメフト部は、他のクラブが合宿に出て行っている隙に、自由にグラウンドを使えるからだろう。水泳部も剣道部も、外へ行くよりも施設がいいということだろう。

 生徒たちは、教室に机を詰めて並べ、その上に畳と布団を敷いて寝ているらしい。教員は、保健室のベッドや、どこかの大机に畳を載せて寝ているらしい。

 私には経験がないのだけれど、精神的になかなか厳しいのではないかと推測される。

 ある方から北海道産のウニとイクラをお贈りいただく。

 なぜか自分でこういうものを買ってくるという考えが無い。ご飯にたっぷりのせてありがたくいただく。至福であった。

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のど飴。

Photo  夏期講習の2日目。

 きのうはリスニング問題中心であまりしゃべらなかったが、今日はばっちりしゃべる。

 1コマ目の途中からのどが痛い。2時間目はのど飴を舐めながらの授業となる。(のど飴は常備してある。)

 正午前からすごい雷と雨。

 8階の教室からは新宿の高層ビル群に落ちる稲妻がきれいに見えた。途中からカーテンをひく。

 昼過ぎ。高田馬場近くの「ソウル家」で冷麺。

 冷麺自体はまあまあだったが、カクトゥギとキュウリの漬物が漬かり過ぎで苦戦する。気温が高くて発酵しすぎなのか。酸っぱいものは好きだけれど、さすがに。

 夕刻、定例の歌会へ。

 千葉ロッテのオーマツ選手が月間MVPを獲得。抜け目のない球団は、記念Tシャツを作るのだろうなあ。買ってしまうだろうなあ。

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張本勲。

Photo 今日から夏期講習。

 午前中、80分×2コマ。過去の東大入試実戦(駿台)の問題を使う。

 過去問に比べて、ややあたふたしている感じはあるが、やりがいはある。

 先日、イチローの3000本安打達成の記事を読むと、「日本人」最高は張本勲氏、と書いてあるものがあって驚く。

 張本勲(最後の2年間はロッテ)は、在日韓国人2世。韓国のプロ野球が創設されるときに奔走して、韓国の文化勲章にあたるものももらっているそうだ。(広島で被爆している。)韓国語もふつうに話すという。

 そういう偉大な韓国人のアイデンティティを無視して、不用意に「日本人」とくくってしまうのは良くないと思う。

 王監督は台湾人だし、生涯最高打率(3000打席以上)の記録を持つ、レロン・リー(この人も元ロッテ)はアメリカ人。

 そういう外国人選手を外国人としてもっと敬意を払うべきじゃないかと思う。いろんな出自の人が混ざり合ってがんばってプロ野球を支えてきたのだから。(もちろん、国籍を公表していない人はそっとしてあげなくてはいけないけれど。)

 写真は、先日、島で買ったアタの籠。なかなか気に入ってる。アシタバという名前の東京の会社が現地で作っている。さすがに品質は最高。はずれがない。

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からり。

Photo 蒸し暑い一日。

 冷房があって当たり前の時代だから、余計暑く感じるのだろう。

 「熱中症」というのも、クーラー慣れした時代だから起こるものらしい。気温と湿度がもっと高い地域でもっと起こっていると聞いたことはない。

 それに体を守るためにクーラーをつけた方がよいという話になっている。うちも朝から27度設定でやっている。精神衛生ためにもなる。自動車を所有しなし、それくらい(エコロジカルな面で)許してください。

Photo_2  夕刻、しからたなく出かける。

 読書会。西武線からJRに乗り換えるだけで汗だくである。(いくじなし、という声が聞こえる。)

 〈ルノアール〉でバニラアイスクリーム。コーヒーより値ごろ感がある。

 「街道をゆく」14〈南伊予・西土佐の道〉の2回目。

 その後、ニュートーキョーへ。焼酎のボトルの値段が世間的な物価上昇に合っている。まあまあの銘柄が4000円もする。

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ジェンガラ。

Photo  神保町の学士会館へ。

 現代歌人協会の「全国短歌大会」の選歌。今年、15人の選者の一人となった。諸先輩に囲まれて黙々と仕事をこなす。伊藤一彦さんもわざわざお見えだった。

 3400首を超える応募作の中からの厳選。宝物の秀歌を発掘するようにして進める。

Photo_3  学士会館は、旧帝大卒業生中心の会館。なぜか、短歌の会はここで行うことが多い。

 木村拓也主演の「change」でもロケに使われたようだ。国会の廊下のシーンなどにぴったりの趣のある建物である。

 写真は、先日、島で買った「ジェンガラ・ケラミック」の製品。ニュージランドのデザイナーがアジアのテイストを取り入れて作っている陶器だという。

 これがなかなかよく、今回も数点購入した。

 下の写真のものは用途不明だが、色合いと形状を見ているだけでなんとなく心が落ち着く。なぜだろう。

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教育力。

 「サンデー毎日」を立ち読み。

 「首都圏有名430塾 塾長・教育長アンケート  学習塾が勧める中高一貫校」

 という記事が出ている。

 いくつかある項目の中で、勤務校のK中学・高校が、「教育力」の分野で1位(2位は開成)に、「塾の先生のお勧め」 分野で3位に名前を挙げられていた。(ちなみに「保護者に人気」分野ではトップ20に入っていない。)

200881_001 「教育力」の定義はよくわからない。が、K中学・高校は、中1から高3までの成績の伸びが大きいらしいとは聞いていた。

 何を根拠にそう言っているのかはわからない。外交の成果かもしれないし、データの裏づけがあるのかもしれない。在校生が塾の先生にいいことを言っているのかもしれない。

200881_005_2 ただ、なんであれ、うれしいことである。ありがたい。

 昼は、〈コパン〉。

 今日のピザは〈オイルサーディンとにんにく〉。パスタは〈ボンゴレビアンコスパゲティ〉であった。

 オイルサーディンよりもアンチョビのほうがいいような気もするが、なかなかうまかった。

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