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海草。

20087_016_2  ある島へ上陸。

 海草を採集して乾燥して出荷するという人口1000人ほどの島。

 海草サラダに入っているもののような気もするけれど、化粧品を主として用途は多様なようだ。

 島の子供にお金をあげないでくださいと事前に注意される。しかし、子供たちは平気でまとわりついてきて、Hello, money. と言う。

 そもそも私はマニーという名前ではない。

 文字通り現金なのだが、悲哀を誘う。芸をしないで金をくれというのはいかがなものか。バック天をしてみせたり、歌でも歌ってくれればチップという形式が成り立つと思うのだけれど。

 写真後方の白いものが一日ほどたつと手前の赤紫色に変色するらしい。それを袋に詰めて、忘れてしまうほどの安い値段で買い取られてゆく。

 先進諸国のキレイキレイな生活の末端があった。

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マンゴージュース。

Photo_2 インドネシアに行っていました。

 マンゴージュース。200円くらい。

 注文カウンターでメニューをにらんでいると、冷蔵庫からいくつかのフルーツを出して見せてくれた。

 ここでは、どこでもマンゴー食べ放題のようなところ。どこで飲んでも生マンゴージュースがうまい。

 東国原知事にも飲ませてあげたい。

 むりに日本で高級品作るのもおもしろいけれど、現地の普通のものを現地で食べるというのも大切。

 だから、ここにイチゴが乗っているのは少し不自然かもしれない。

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レント。

20087_22_001  黒糖焼酎「レント」のボトル。

 レントとは、音楽記号の(つまりイタリア語の)、遅く、ゆっくりと、という意味だという。

 音響熟成と書いてあるのは、「貯蔵タンクに一定の音響振動を加え熟成を促す製法」でできたという。http://www.lento.co.jp/lento/01.html

 いろいろ工夫しているんですね。何を聴かせているのでしょうか。

 夏向きの感じの味。

 大きめのグラスに氷をいっぱい入れて、そこにどぼどぼと注ぎ、水で割らないで飲むとおいしい。

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フンギ。

20087_22_006_2  昼の〈コパン〉

 中野通りの一番北のあたり。哲学堂公園のすぐ脇にある。

 わざわざ車で来る人も多いようだ。

 昼はテニス帰りの主婦(たぶん)の方々やお子様連れが多い。もちろん、夜も気取った雰囲気はなく、半ばファミレス状態である。

 こういうお店が一つあるだけで、心の支えになる感じがする。

 ピザ・フンギ。キノコのピザである。(これで一人前。)

 キノコは、英語ではマッシュルームだが、ファンガス(単数)/ファンガイ(複数)という言い方もある。菌類というイメージで、あまり使われないようだけど。

 これがなぜチーズに合うのか。とにかく合う。臭さの方向性とか釣り合いとかが取れているのかもしれない。

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角玉。

20087_22_003  空の酒瓶は、いとおしいものだ。

 それを、デッドソルジャー(死んだ兵士)と呼ぶらしいことは、いつか高野公彦氏の歌で知った。

 この「角玉」(かくたま)という芋焼酎はラベルもなかなかシブくていい。このままか週のタイトルにしてカバーにしたいくらい。

 飲みやすいながらも、芋の香が豊かである。ロックがいい。

 先日飲んだ、「晴耕雨読」と同じ会社のレギュラーブランドだという。この会社が40年以上生産停止していたものを復活したというのもすごい。http://www.satasouji-shouten.co.jp/info/lineup.html

 そういうものが、東京の住宅街でぱっと手に入るのはありがたく、驚異的なことではないか。

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炊けてません。

20087_001  新井薬師前の〈福満楼〉。(名前はすごいけれど、小さいお店です。)

 ランチメニューにある天津飯を注文すると、お米はまだ炊けてません、と言われる。なかなか大胆な店主。

 それで、上海海鮮やきそば。いつも、どこが上海なのかなあと思うけれど、しっかりした味付けでうまい。

 麺を一度きちんと揚げてあるところが、日本風中華料理屋とは違うところだろう。今度はアブラ少な目でお願いしたい。

 ご主人(きっと中国人)の奥さん(おそらく中国人)と小さな子供がしゃべっている。子供の日本語が一番きれいである。幼稚園で習ったらしい、結んで開いてとか、アンパンマンの歌とかを歌っている。

 そんなことしてると、中国語ができなくなってしまうんじゃないかな、と影ながら心配する。

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ウングワレー。

Photo_4   家人が感動したという、エミリー・ウングワレー展を見に行く。国立新美術館。

 アボリジニーとして生まれ、バティクからカンヴァス画に行った人。(1910年ごろの生まれだという。)

 アボリジニに絵画の機会を与えるプログラムがあったのもすごいし、そこで才能を開かせた彼女もすごい。

Photo_6 どれも畳1畳くらいの作品で、大 きいものだと数畳分ある。

 地面に這うように描くから天地がなく、展示方法はむかしから学芸員にお任せだったらしい。

 私としては、このむらさきの「ヤムイモ」という作品が好きだ。絵というのか、デザインというのかわからないけれど。

 新美術館のいいところは、こういう巨大なアートをどすんどすんと入れておける巨大なハコであることだ。

 お金はかかっているかもしれないけれど、こういう施設は貴重である。

 ミッドタウンをちらりと見て帰宅。

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スギザキ先生。

 東京・八王子の書店で、アルバイトの女子店員が包丁で刺されて亡くなるという事件が起きた。ひたすら痛ましい。

 と思って、新聞を読んでいると、中央大学教授の杉崎泰一郎先生のお名前があった。女子学生のゼミの教官だったという。

 先生には、芝高校で「現代社会」を習った。加えて、在学されていた上智大学に案内してもらったり、お宅に伺ったりした。先生の人柄にひかれ、ドイツ留学中の話にあこがれたものだった。

 その後、大学生のとき(ただ1年習った講師にもかかわらず)、仲間内の飲み会に参加してもらったりした。私が私学の教員になるときにもアドバイスをいただいた。

 先生はその後、札幌の藤女子大学に移られ、その後中央大学で職を得られたと聞いていた。

 芝中高在学中の恩師の一人のお名前をこんなかたちで見るとは驚きである。イッツ・ア・スモール・ワールド、と思いながら、亡くなった女子学生をさらに痛ましく思った。

 私的な縁のことである。

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フェンジュー。

  昨夜はその後、数軒となりの台湾料理〈麗郷〉へなだれこむ。

 T野さんは、渋谷店には何度も行かれている。この新大久保店もいつでも空いていていい。それなりに広くて、勤務校の組合の忘年会で50人以上集まったこともある。

Photo T野さんがメニューに「汾酒」のあるのを発見。山西省のお酒。アルコール度数はたぶん50度くらい。

 T野さんと1995年に「コスモス」の山西省ツアーに行ったときのこと。T野さんが生涯最悪の二日酔いを喫する(喫するものかどうかはおくとして)、原因になったお酒である。

 氏はその前日、観光を早めに切り上げて、夕方3時くらいからホテルで飲んでいた。それも、お湯割りにして。相手は私ではない。

 翌日の氏の様子を見て、客死はキャクシとよむのかカクシとよむのか、と思ったほどである。

 中国人らしきウエイトレスさんに、フンシュと言っても伝わらない。きっと注文する人があまりいないのだろう。

 試しに、フェンジューと言ってみると、驚いた顔をしてわかってくれた。

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辛さ優勢。

20087_22_002

 午後、夏期講習の準備のために出勤、24人分の部屋を一人で占有。仕事がはかどった(と思う)。

 夕方、いつもの歌会のメンバーで、暑気払いの会へ。

 辛いものを食べたい人と辛いものは苦手な人20087_22_003の間をとって、新大久保駅裏のタイ・ベトナム料理〈ソムオー〉へ。

 タイとベトナムは民族が入り乱れていて(日本 より)、2つの料理の境は曖昧な部分もあるようだ。

 とはいえ、お店のあいさつは「サワディー・20087_22_004 カ?」というタイ語の「お元気ですか。」 辛さが優勢だと悟る。

 どの料理もうまい。ソムタム(パパイヤサラダ)やヤムウンセン(春雨サラダ)のような、ほっておくと激辛の料理も、辛さ「なし」と注文する。

 どの料理も野菜がたっぷりである。

 それでも、少しすつ唐辛子が利いている。私は大歓迎なのだが、辛さ苦手の人は気になるらしかった。

 とはいえ、トム・ヤム・クンは外せない。

 鍋の中央から火が吹いている。暑い日(今日は大暑というらしい)に、激(でもないが)辛いものを食べるのは、(陳腐な言い方だけど)スカッとする感じだった。

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仕舞。

Photo_2  午後、目黒の喜多六平太記念能楽堂へ。「真也会」という会。

 友人のUさんの仕舞を見に行く。〈三輪〉という演目。(写真お許しください。人物特定できないでしょう?)

 登場したとき、いつもと雰囲気が違うので不思議な感じがした。

 堂々とダイナミックな舞であった。

 こういう音楽と踊りはなんとなく吸い込まれる。日本人のリズムというのか。歌詞がわかればもっといいのだけれど。

 そのあと、秋葉四郎さんの素謡〈海人〉もあった。長い台詞をかっこよく謡っておられた。

 所用あって、馬場あき子さんの仕舞が見られなかったのが残念。

 「英語でしゃべらナイト」に「篤姫」の大奥の人々が出ていた。稲盛いづみは、ダラスに1年半もいたそうで、実は英語がわかる。treaty(条約)なんて言葉もすんなりでてきた。さすが。

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ツナサラダそうめん。

Photo_3  夏場、オフィスの室温設定を25度から1度上げるたびに、作業効率が4%づつ悪くなる、という調査結果を読んだ。

 午前中からクーラーをつけて過ごす。

 昼は素麺。

 〈揖保の糸〉のレシピカードにあった、〈ツナサラダそうめん〉をやってみたのだ。なかなかおいしい。

 ときどき、トマトスパゲティのソースが余ったときに、冷やして素麺にかけて食べていた。(これがかなり合う。)それに近い感じ。

 ホームページ(http://www.ibonoito.or.jp/)を見ても、いろんなレシピが紹介されている。

 先日読んだ、角川「短歌」のエッセイで、三井修さんが、砂漠地帯に住む日本人にとっては、ミネラルウォーターをふんだんに使って冷やす素麺はぜいたくな、憧れの食べ物だった、と書かれていた。(三井さんはバハレーンにお住まいだった。)

 なるほど日本の食べ物である。

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フットワーク。

2008719_001  ようやく終業式。

 とりあえず、明日から暦の上では夏休みである。ほっとする。正直、ほっとする。

 午後、三鷹台の「コスモス」編集室へ。途中、カフェ〈野田〉で気持ちを切り替える。

2008719_003  宮邸前では、宮英子さんが水を撒いている。いまでも、打ち水の習慣はあるのがいい。

 編集会のあと、いつもの〈美たか庵〉へ。

 わたしの担当している「本のコーナー」について、歌集・歌書をとりあげるタイミングが早くていい、とお褒めいただく。

2008719_004  1ページを3分割して紹介を書いてもらう、ありふれたパターンなのだが、他の結社誌や総合誌よりもフットワークが軽いと言われた。

 私だけでは選べないので、先輩方の助言を聞きながら決めている。(執筆者のみなさんには締め切りまでの日数が少なく、申し訳ないです。)

 実をいうと、ひと月に3冊の良書というのはなかなか大変な基準である。

 ビッグネイムなら取り上げるというスタンスでもない、なるべく寄贈が少ないであろうカタ目の散文を取り上げようということになっている。

2008719_005  それでも、困ったときには、まわりのひと(とくに小島ゆかりさんに)相談すると、するりといい本が見つかる。

 結社の力を感じる瞬間である。

 ああ、かつ煮、アジフライ。

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免許更新制。

2008718_003  朝から職員会議。3時間。

 いまさらながら、〈教員免許更新制〉の説明がある。

 教員を生年で10のグループにわけて、少しづつ講習を受けさせるそうだ。

 たしかに面倒くさいけれど、方向的には悪いことではない。

 世の中には日々の業務が多忙すぎて、それ以外のことを考える余裕のない教員もいるだろう。そのくらいのプレッシャーが必要なグータラ教員もいるだろう。

 ただ、勤務校には、講習を授ける側に立てる教員がたくさんいる。それなのに、彼らが座って大学のセンセイの(もしかしたらくだらない、官僚的で実態にそぐわない)話を聞かされるというのは時間の無駄である。(思い込みはいけないけれど。)

 学校によって抱えている問題や目標は大きく違う。私学であればなおさらだ。(だから、私は外部の英語教員の研修会には参加しなくなった。予備校の先生の話のほうが役に立つ。)

 勤務校では、組合が中心となって、自主的な校内研修会をやっていて、盛り上がっている。

 お役所の文書はすべて元号で表記してあって、いやである。

 昼は、〈魚て津〉(ウオテツ)で、ちらし。甘エビは子持ちであった。

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うずしお。

Photo_2  梅雨明けしたのかどうか曖昧なまま。気持ちがまだ夏を迎えていないから、余計に暑い。

 いつか高野さんがもっとも印象的な短編小説のひとつとしてあげていた、ポーの「うずしお」を読む。(高野氏はウズマキだと言っていたが。)森鴎外の『諸国物語』(ちくま文庫)に入っている。

 シュールでリアルなところが高野氏好みなのだろう。

 巨大な海中の渦巻きから生還するノルウェーの漁師の話。鴎外の仕事の広さに驚く。ウズマキのほうが即物的なタイトルになるだろう。

 ついでに「病院横丁の殺人犯」(ポー)も読む。どこかで読んだことがあると途中で気づく。 

2008717_002 中野好夫訳「モルグ街の殺人事件」として過去に読んでいたのである。鴎外の訳も古びていない。

 昼は、いつもの〈一六八〉のレタスチャーハン

 レタスのシャキシャキ感(いつからこんな日本語が存在するのかは別として?)がいい。

 同僚は、レタスに火を入れるのが解せないと言う。レタスを湯がく中華料理もあるが。

 メニューには、「スズキとバナナの炒めもの」もあって、気になる。

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美しすぎる。

2008716_001_2  午前中、学年の会議。15人の教員。あれこれある。

 夕刻、千葉マリンスタジアムへ。6連勝中のマリーンズを見に行く。

 初回に里崎トモヤのバックスクリーンへの美しすぎる3ラン。2回にオーマツ・ショーイツの(低目をうまく打った)右中間深いところへのこれも美しすぎる満塁ホームラン(今季3本目)が出た。9対1。

Bbiru  やはり、野球は美しさだなあと、序盤のビールを終えながらうなづく。3時間の試合の中のほんの数秒で人は満足できるものでもある。

 東京湾沿いにある千葉マリンは風が心地よい。野球は屋外で見るものであるなあ。

 だが、それからが大変だった。あれこれあって、6回終了時には1点差。27個のアウトととるのは大変なわけだ。

 だから野球はおもしろい。

 なんとか勝ちきって、7連勝。勝ちは小宮山先生についた。それもうれしい。

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ロリエンタル。

 教科会議を経て、午後、新宿の朝日カルチャーセンターへ。

 京王プラザの〈樹林〉で予習。ロリエンタル(l'oriental、カタカナで書くと変だな) というケーキを食べる。グレープフルーツ系のさっぱりした味。

Photo まずは、高野公彦『天泣』。現実の老いが現われはじめている。この歌集からすでに12年もたってしまったのかと思うと感慨深い。

 ・齢(よはひ)積むことかなしけれ少しづつ肉体(からだ)より早くこころ癈(し)ひゆく

・まさびしく我のさまよひゐる夢よ夢から人は老いてゆくらし

などがある。51歳から2年間の歌である。

 もう一冊は、日高堯子さんの『睡蓮記』。抄出したなかで、いくつかは穴埋めにして、比喩を考えてもらった。

・母がため午後は葛湯をときまぜてあたたかさうな(  ①  )をつくる

・いちじくは(  ②  )の匂ひ 海境(うなさか)のあかるい真昼いちじくを食む

・ぬくめれば酒はしづかにほほゑんで老いたる(  ③  )を語りだすなり

など。空欄を当てるのはどうでもいい。一瞬でも能動的に歌に参加できればいいのである。

①この世 ②浄土 ③恋。 こうしてみると、比喩をひとつ作り出すのも大変だとわかるかもしれない。

 千葉ロッテは福浦のヒットで6連勝。シコースキーの好救援すごいことである。

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アイアナゴー。

   勤務校には、「答案返却日」という日がある。今日がその日。

 定期考査の答案をいっせいに集めて返す。一枚いちまい手渡しする(丁寧な)担任もいれば、机に答案を並べていっせいに返す(合理的で無粋な)担任もいる。私は後者。

 そのあと、生徒が得点の修正やら(ほとんどいない)、今後の学習方法の質問やら(ちらほら)、教科担当からの指導やら(これが多くて時間がかかった)をするために時間があけてある。

2008714_001_2 そのあいだに、いろんなクラスの担任と生徒の様子と点数を情報交換しあったり、コンピューターに得点を入力したりする。

 昼は栄寿司。追加で穴子。英語科であるから、「アイ・アナ・ゴー」(I wanna go.)というダジャレも出る。(私ではない。)

 夜は、ちょっと賢そうな女性タレントが出ているクイズ番組を見る。本仮屋ユイカが、近衛文麿や「リピーティング・ア・イヤア」(留年)を知っていて驚く。大学入試から遠ざかっていない人の強みか。(しこみじゃないよね?)彼女は、ニチゲイ(日大芸術学部)であるようだ。「短歌人」のO沼さんの後輩だ。

 その後、「change」の最終回を見る。

 大統領モノほどの権力集中的勢いがなく、政治のしがらみをどう解消して行くかに時間が割かれたシリーズだった。それでもドラマのメッセージは伝わったのではないか。

 すでに夜も暑い東京である。

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五臓六腑。

2008712_002  夕方、新橋まで出向く。

 山手線で高田馬場から30分。つまり、ちょうど反対側だ。(新橋なんて10年ぶりくらいかな。)

 「五臓六腑」という名前のホルモン焼きのお店。博多にあるお店が進出してきたという。

 「お刺身盛り合わせ」はもちろん、 牛や馬。馬のたてがみのあたりの肉もある。レバ刺もセンマイ刺もクセがなかった。他にも「もつ」系のメニューが豊富で、まさに、五臓六腑という店名のとおりで。

2008712_004_3 焼き物は、七輪で。焼きトン好きの私は、たまに新井薬師前の小汚いお店で食べるのだが(それでも満足なのだが)、それよりも当然ながらうまかった。つまり、塩やタレで味をつけなくても食べられるのである。

 焼酎は、「晴耕雨読」からはじめる。

 くまんぱぱさんのブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/meganebiz/diary/200807110002/

で、「晴耕雨読」の意味を誤解されている人がけっこういるらしいと知ったばかり。なるほど、「時間を無駄にせず、向上心溢れる一生懸命で勤勉な生活」と解釈する人がいてもおかしくないと思った。

 そうやって、熟語やことわざの意味が変わってゆくのだろう。

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花椒。

2008710_002_2 昨夜は、近くの中華〈福満楼〉へ。

 2年前くらいにできた店。カンフーをやっていそうな感じの、中国人のお兄ちゃんひとりがいつも厨房にいる。

 世渡りは不器用だが、料理だけは真剣です、という感じ。

 四川麻婆豆腐は、花椒(山椒よりも香りが強いようだ)が効いていて、私好み。挽き肉でなくサイコロ大の肉が入っている。フクロダケもある。一直線な味は料理人の印象そのもの。

2008710_005  こんな私鉄沿線の街にも(いちおう23区内だけれど)、中国人が料理人として来てくれてうまいものを食えるのはありがたい。

 海鮮おこげもうまかった。

 結局は、スープをしみ込ませて食べるものだから、味の良し悪しがわかりやすい。

 これが看板にしている「上海家庭料理」の塩加減だろうな、と思う。

 両方とも熱い土鍋に容れてあるのも気が利いている。

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『歌あかり』

Photo_4  木畑紀子さんの歌集『歌あかり』(柊書房)を読む。

 木畑さんは、「コスモス」の大先輩。京都府在住だが、東京での「棧橋」批評会や「コスモス」の行事にほぼすべて参加されている。そして、夜はいつもビールを飲みつつ人生論にはまってゆくのだ。

 さて、この第四歌集。きまじめな木畑さんの、「この世」をまだまだ信じたいという気持ちが押し出されていると思った。「宗教心」というべきかもしれない。

 それは、豊かとかふくよかとか言ったあいまいな優しさではなく、もっと深く、深海に錘を下ろしてゆくような一本の気持ちの表れだと思う。

 個へ向かっているとか、閉ざされているとか言っても批判にはならない。そうやって研ぎ澄まされた気持ちの持ち方が作者の特長だからだ。しかし、その気持ちがふと緩むときもいい。そこに心の自在さが発生している感じがする。

 ヘルパー経験や坐禅体験や旅行の際の思索が印象的だ。フットワークの軽い木畑さんだが、思考は重いのである。

 ときには、収め方が気弱なときもある。が、それは含羞の人である木畑さんの迷いをそのまま映し出したものであろう。虚勢を張ることがない、「コスモス」的な歌である。

 連作で力を発揮するものもあるが、屹立した歌をあげてみる。

・残照を背にあゆむとき身の影はほそほそとして未来へとどく

・老いびとはちひさくちひさくして運べ膝はたたみてかひなは胸へ

・山折り線しごきてひらきたる紙にいくすぢの谷ふかき影あり

・縁をあるく僧の黒衣と縁をはふ蟻の黒影ときに考査す

・石を彫る業(わざ)は樹を彫る業よりもさびしからずや石仏を撫づ

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大田スタジアム。

2008710_001  高校野球の予選を見に行く。大田スタジアムというところ。京浜東北線の大森駅からバス。倉庫街の中にある。(ライトフェンスの向こうも倉庫である。)

 先発のうち、8人が3年生。それも全員が中学から入った生徒であった。

2008710_005 正確も成績もなんとなく知っている。他のどのクラブよりも規律のしっかりしている生徒たちである。

 勝てば次は神宮球場。しかし、結果は4人の投手が12点をとられて敗戦。10点もとったのに。

2008710_006 外野の守備でも一歩及ばずのミスも目立った。いつもプロを見ていると簡単そうなものが、実はとてつもない修練の上に成り立っているのだとわかる。

 生徒たちだって、ものすごい時間を使って練習しているはずのに、きちんとできないのだ。野球というのは時間がかかるスポーツなのか。野球に限らないのか。

 これで、高3の運動部はすべての活動が終了。あとは勉強あるのみ。

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たかな。

  期末考査最終日。

 初日の「英語演習」4冊の採点を終える。採点は面倒だが、嫌いではない。

200878_002_3 高校生のときに、塾の先生の下請けで浪人生の答案の採点をしていたこともある。(もちろん英語だけ。)

 大学生のときは、代ゼミの採点で旅行費用(と飲み代)をずいぶんいただいた。(もちろん英語。)

 それに比べると、学校の答案は生徒の顔は見えるし、自分で作る問題だからおもしろい。

 今回は、「試験時間50分を目いっぱい使わせて、平均が60点前後で、赤点(30点未満)がほとんどない。」という理想的な問題に近づけたようだ。

 生徒の要求も厳しく、簡単でも難しくても満足してもらえない。

 ただちに、もろもろを計算し学校のネットワークパソコンに入力。

 昼は、またまた〈一六八〉にて。「高菜刀削麺」。

 ふだん高菜はわざわざ食べないのだが、これは当たり。炒めた高菜を中心に組み立ててある。うまく作るものだなあと関心する。

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「心の花」記念号。

Photo_4   「心の花」創刊110年記念号が届く。

 346ページの大部のもの。(定価3900円とある。)

 「心の花歌人論」Ⅰ(矢部雅之さん)、Ⅱ(奥田亡羊さん)が圧巻だが、Ⅲの31人の対象歌人のうち、私も大口玲子論を書かせていただいた。ありがたいことである。

 タイトルの「エイヒレだあ」が、編集会で話題になったと、先日、小川真理子さんが教えてくださった。どういう話題のなり方なのか、心配である。

 幸綱さんは編集後記で、

「「心の花」にかぎらず、先輩歌人の歌と論をきちっと読み込み、先輩が残した歴史的成果を現在の目で正確に評価し、現在進行形の歌と論に積極的にそれを生かしてゆくこと。そうした伝統の積み上げこそが結社の存在意義の大きな部分なのだ。」

と書かれている。

 先日も、馬場あき子さんに、もっと白秋を読み込みなさい。『桐の花』ばっかりじゃだめよ。『黒檜』だよ。と言われたばかり。

 「コスモス」でも、今年の55周年記念号では、先輩歌人をたっぷり取り上げた。時代の雰囲気を感じながら、系譜につながる緊張感を得たのだった。

 「心の花」の特集も読みすすめたい。

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「いい女」県。

 昨日の読書会は、司馬遼太郎「街道をゆく14 南伊予・西土佐の道」

 伊予は江戸時代、8つの藩に分かれていたという。

200876_003_2 明治になって整理されてゆく途上、あるバカ県令がつけた「石鉄県」という名前も1年ほど使われた。

 そののち、『古事記』に拠って「愛媛県」と名づけられ、今に至るらしい。

 「愛媛」とはすなわち、「いい女」(司馬さんの記述による)である。司馬さんは、「「いい女」などという行政区の名称は、世界中にないのではないか。」と30年前に書いている。なるほど、ふだん意識しないけれど、いい名前である。

200876_004_2 「愛知県」にも「愛」があるが、もっと人工的な、ソフィアの和訳だとも聞いたことがある。

 ソフィア母校であるから、愛知県にもなんとなく親しみが ある。小島ゆかりさんの出身地だし。

 読書会の後、先月に続いて「坐・和民」へ。安くてそれなり。だが、となりの6人くらいの男性客が手を叩いて大騒ぎしていたのに閉口。後味悪く店を出る。

 やはり、それなりの価格のところに行かないと、うるさい奴らがいるのだ。

 今日は、いつもの哲学堂の〈コパン〉にて。ゴルゴンゾーラチーズのピザ、穴子のトマト煮、ホタテのカルパッチョ、タコのグリーンソースなどの定番に満足。

 私鉄沿線のしっかりした店の定番料理は、新宿のおかしな居酒屋に、確実に勝つ。

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みやらび、の踊り。

200874_005_2  おとといの〈みやらび〉の続き。

 名刺に「琉球舞踊&琉球舞踊」と書いているとおり、踊りが見られるのである。店の奥に人が二人踊れるくらいのステージがある。

 週に3回が「鑑賞の夕べ」となっている。

 われわれは早めに予約してあって、一番前の席にいた。

200874_012_2  3種類の踊りを見る。

 1つ目目は、「三板(さんば)」というカスタネットのようなものを手のひらの中で鳴らしながら踊る。

 2つ目めは、確か若者の踊りだったか?男おどりのはずなのだが、今では、女性がやるようになっているらしい。

3つ目は、2人が「四つ竹」といわれ200874_020_2 る、これもカスタネットのようなものを、指でかき鳴らしながら踊る。

 それぞれ、ひきしまった、プロの緊張感があった。踊り子を養うためにお店を始めたとも聞いた。

 オトナのお店であった。

http://www.fukugi.com/miyarabi/

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「心の花」創刊110周年。

Photo_12  期末考査初日。少し採点して、午後、如水会館へ。「心の花創刊110周年記念大会」

 2時から、幸綱さんの話に続いて、金田一秀穂氏の公演。「アナログな言葉」というテーマ。つまり、言葉のあいまいさの持つ力や意義について、といったところ。

 テレビで見るよりも、かわいい親父パワー全開といった様子。隣に座4_2 っていたUさんは、金田一さんがおもしろい顔をして見せるたびに受けていた。

 ホモサピエンスの登場から「一日おき」と「24時間おき」の違いまで、硬軟とりまぜての学問漫談という感じ。

 ちなみに、私の勤務校は、金田一京助が英語教師をしていた。そんなことにも触れられた。

 そのあと、金田一さん、伊藤一彦さん、坪内稔典さん、俵万智さんによる座談会。

 そのあと、祝賀パーティー。「心の花」の方々と一網打尽という感じでお会いできた。鏡割りではじまり、カラフェの日本酒を飲む。

 スピーチもすごい方々が独自の世界を展開されてすごかった。大岡信さんや竹西寛子さん金子兜太さんなどなど、歌人以外も多く、盛大で楽しい会だった。

 お招きくださり、ありがとうございます。まだ、混乱している感じです。

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みやらび。

Photo_8   今学期最後の授業を終える。やれやれ。さびしくもある。

 夜は、T野氏に誘われ、池袋の沖縄料理〈みやらび〉へ。

 みやらびとは、女童(めわらわ)の意味らしい。

 T野さんが10年ほど前に来て、琉球舞踊が印象的だったというので、再訪したしだい。

Photo_5Photo_3 このお店、1953年から営業しているという。(「コスモス」と同い歳だ。)その当時は、沖縄の生鮮食料品は持ち込めなかったので、ゴーヤー がなかったという。ゴーヤーのない沖縄料理店というのはひたすら悲しい。

 いろいろな沖縄名物料理を食べつくした感じ。ゴーヤーチャンプルーPhoto_10 から豆腐よう、ぬみだる(ごまだれ蒸し豚)まで。

 もちろんすべて泡盛。すいすい、く いくい飲む。

 写真は、好物の、フーチャンプルー(お麩の炒めもの)、イカスミ素麺。どれもおいしかった。もうすこし一皿づつの分量が多ければなあと思うが。

 そうそう。沖縄ソバの冷麺というものも初めて食べた。冷やしてもうまい。なんでも冷麺になるんだなあ。

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要領。

Photo  梅雨の晴れ間の研究日。

 家にこもって、来週水曜日の「ライティング」の問題を作る。(土曜日の「英語演習」の問題はできている。)

 まあ、試験問題は、作品や評論と違って、時間をかければそれなりに仕上がってゆくという気軽さと達成感もある。

 就職して14年目。時間も短縮されている。要領がよくなっているのだろう。通勤途中に頭の中で組み立てたりもする。

 そのぶん、教科以外の仕事が増えているわけである。

 先日、新宿三丁目の「風鈴乃音」で食べた川海老。

 これが大好物で、大学生(高校生だったかな?)のときに、川崎球場でのロッテ戦の帰りに「村さ来」という居酒屋で食べたのがたぶん初めて。うまかた。

 家庭料理ではないのだろう。実家で食べた記憶はない。

 どこから来るのだろうか。少々不安でもあるけれど。

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善人。

 6月1日に高3全員が受けた、駿台全国模試の結果が返ってきた。

 教員としても結果は気になる。経年比較もあってややこしい。が、初めて浪人生と戦った模試である。なかなかいい判定は出ない。

 D判定(可能性20%)なら受かるよ、と言ってやるのだが、根拠が薄い。E判定は志望校を再考しろ、と書いてある。確かに、降水確率20%なら傘は持って歩かない。

  結果をみて、急に勉強の仕方を聞きにくる生徒が何人も現れる。世界史や古文の勉強法なども伝える。

Photo_4  しかし、そういうものはすでにしつこく言っているのである。しかし、これまでのツケが回ってきているのだからしょうがないではないか、とは言わないで、善人になってアドバイスをする。

 人間というもの、能力の違いがある。がんばってもだめなものはだめ。向き不向きという言い方もある。その辺を見極めて生きてゆかなければならない。

 しかし、学校というものは、努力がすべてを解決する、という姿勢でないと成り立たないのかもしれない。つらいところである。

 新井薬師前のラーメン〈RYOMA〉の「エビワンタン塩丸鰹味」。

 なんだかんだと、こだわりを述べるだけある。濃厚で癖の無い味。さすが。

 ラーメンの写真はうまくいかない。特に、ケイタイのカメラでは。

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とりかい。

Photo  夜は、新宿三丁目で歌会。

 題詠の題は「口」。

 なかに、新橋駅烏森口のC11蒸気機関車を詠んだ歌があった。が、参加者8人の半分以上が、その存在を知らなかった。

 新橋駅の権威が相対的に落ちているのか、世代的なものなのか。新橋はそんなにオジサンばかりなのか。

 それでもみなさん、渋谷駅ハチ公口に、昔の東急の車両(青ガエル)が展示されているのは知っPhoto_2ていた。やはり世代かなあ。時代かなあ。

 その後、いつものライオンビルの「安具楽」へ。

 米焼酎〈鳥飼(とりかい)〉を飲む。これは私の好きなタイプの、香りの高いもの。ほんとうは、食事とともにでなく、ロックで香りを楽しむのがいいのだが。

 日本では佐賀のあたりにしかいないというカササギの話などをする。

 オーストラリアに住んでいたOさんから、ジャカランダの花の写真をみせてもらう。どれもみごとな大ぶりの樹だった。さだまさしの「ジャカランダの丘」という名曲を思い出す。

 ここの〈板わさ〉はイワシのかまぼこ。なかなかいい。

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