« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

出くわした感。

 4時間目の授業を終えて、中野サンプラザに急行。
 花山周子さんの『屋上の人屋上の鳥』の批評会。
 名簿には130人以上のお名前があった。年齢層が比較的低く、「塔」以外の方々の方が多く、熱気ある会だった。
 世の中に、こんなに短歌の好きな20代30代の人がいるとは驚きである。

 860首という歌数の多さが最大のポイント。そういう姿勢に表れる衒いのなさ、計画的なようでないようなところが計画的だったりするおもしろさがある。「桟橋」にも書いたが、全体的に流れるフラットな日常が歌にすることで微熱を帯びてくるようなところがおもしろい歌集だ。

 パネルでは、斉藤斎藤氏の「出くわした感」という言葉が印象的であった。
 指名されたときには、
短歌というものはすべてなんらかの出くわした感からでるのではないだろうか、それをどう処理するのかしないのかが歌の作り方の違いに現れるのだろう、とか、
20代の作者であるのに、作中主体とかナントカという問題はまったくなく、作者の人生によりそって歌集ができているところがいい、とか、
その中では、弟さんを歌ったものに特徴がある、とか、
字足らずはどうしても許せない、
ということなど言った(と思う)。緊張した。

 2次会は中野駅前の居酒屋。100人以上の参加だったらしく(貸切?)、店は大混雑。3次会は、大きく二手に分かれたようだが、私は、一度お店を出てもう一度そのお店に入りなおすグループにいた。
 初めてお会いする人、久々にお会いする人が多く、有意義な時間を過ごせた。
 特あげれば、真中朋久さん、島田幸典さん、松村正直さん、梶原さい子さん、渡英子さん、谷村はるかさん、棚木恒寿さん、西之原一貴さん、田中槐さん、小屋敷晶子さんなどの方々と長くお話ししたかなあ。

 奥村晃作氏のホームページに写真が載っている。http://www5e.biglobe.ne.jp/~kosakuok/nisi.html

| | コメント (2) | トラックバック (0)

魂の中に降りてゆく。

Photo  「桟橋」の鈴K竹志さんに中日新聞の切り抜きをいただいた。

 〈物語の力〉と題する村上春樹のインタビュー(3回)である。聞き手は小山鉄郎さん(小高賢氏の牧水賞授賞式のときにお会いしたことがある。豪快な方だった。)

 現在、村上春樹の収入は、海外分が国内分を上回っているという。

 それはさておき、

「物語を書いてゆくことは、自分の魂の中に降りていく作業です。そこは真っ暗な世界。生と死も不確かで渾沌としている。言葉もなければ、善悪の基準もないせかい」

「でも魂の世界まで降りていくと、そこは同じ世界なんですよ。それゆえに物語がいろいろな文化の差を超えて、理解し合えるのだと思う」

 というところが一番力がはいっているところだろう。

 そうい歌を作りたいと思う。

 さいきんでは、加藤治郎氏の『雨の日の回顧展』を読むと、そういう「魂の中に降りて」ゆこうとする作者の姿を感じる。

 大学の100周年同窓会に出席した家人にみやげのどら焼きをもらった。ソフィアの鷲のマーク。LVは、ルックス・ベリタティス(真理の光)の意味。ルイビトンではない。
 私も参加したかったのだが、「棧橋」の批評会と毎年必ず(5月最終日曜日)重なってしまうのだ。なんとかならないかなあ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

新。モディリアーニ。

080529_14030001  雨の研究日。

 高田馬場のイタリア料理〈文流〉でランチ。沖縄産のバジルを刻んでプレーンなスパゲティにたっぷりかけたもの。

 生バジルは紫蘇のような食感で、香りがいい。まさに草を食べているという感じもした。こういうやりかたもあるのだなと感心。

 〈文流〉はしっとりとしたオトナのお店だが、飾られている大皿や砂糖壷の絵はポップでおもしろい。

 その後、乃木坂の国立新美術館へ。「モディリアーニ(とプリミティヴ美術)展」。

080529_13380001 2年前、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで見た「MODIGLIANI AND HIS MODELS」以来。ほとんど重 複していなかったような気がする。

 そのときは点数は少なめだったが、焦点が肖像画に絞られた印象深い展示だった。

 それに比べると、点数は多かったが、いまいちインパクトに欠けた。スケッチなども丁寧に展示されていて、学術的には意味のあることなのだろうけれど。

 もちろん、こちらの視点の未熟さもあろう。

 今日のロッテはチャンスを生かせず残塁ばかり。阪神は確実にチャンスに加点した。試合の機微はその辺のポイントをとらえるかどうかなのだとよくわかるゲームだった。悔しいなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

動かざること。

Photo  平常授業に復帰。

 高3だが、結局は定期考査のような範囲ほぼ限定の戦いに勝てる者が、究極の戦いを制することになる。

 わが3組はいくつかの教科で出だし好調との報告。勝負事は勝たなアカン。

 昼は、外出のついでに〈一六八〉にて「白身魚のあんかけ定食」。酢豚の豚が魚に代わったもの。酢豚と拮抗するくらいうまかった。

 夜はNHK-BSで、阪神対千葉ロッテをじっくりと見る。

 唐川が打たれた4点をなんとか返して、先発要因の久保、それに川崎、荻野がなんとか踏ん張って1点差の勝利。

 セリーグはDHがないので、投手交代がややこしい。ある場面では、通例は代打のところ、バレンタインは久保そのまま打たせた(つまり続投)。

 その動かざりしことにしびれた。私なら浮ついて代打を出していただろう。さすがバレンタインである。

 解説は、鈴木啓示氏だった。(老けたなあ。)

 技術論はだめだが、終盤に雨が激しくなってきたあたりの精神論的解説はよかった。さすが「草魂」だと思い出した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

モンゴル人。

2008527_002_3   用あって、河口湖近辺へ行く。

 新宿からバスで2時間くらい。途中、高速道路なのに停留所がある、路線バスである。

 ホテルで、中国人のようで中国人のように見えなく、ロシア語のようでロシア語のように聞こえない言葉を話す数人見かけた。

2008527_005_2  ホテルの従業員に訊いてみると、朝青龍の知り合いのモンゴル人の方々が8名ほど宿泊していたのだと言う。

 夏場所を観戦して、朝青龍と食事をして、ついでに観光に来たらしい。

 日本と言えば富士山が入る。東京在住の私にとっても、こんなに大きな富士山を見られるとうれしいものだ。

 富士山を見ると合掌をしてしまうの癖は直らない。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

旬のアジ。

Photo_2  今はアジの旬で、サバはないようだ。

 栄寿司に行っても、アジばかり食べさせられる。好物のサバはおあづけである。

 まあ、逆にいうと、豊漁の旬の魚を勧められるままに食っておけば、うまいものが食えるということでもある。(流通のモンダイもあるだろう。)

 この日は、アジのたたき(刻みしょうがたっぷり)がうまかった。私は味噌和えたたきのナメロウが好きなのだが、マスターはいい顔しない。

 生の魚の味をそのまま堪能してほしいらしい。  ナメロウだけで酒がすすんで他のつまみを食べなくなるから、という理由もあるかもしれない。

Photo_2 甘エビとかイカはいつでもある。イカはあんなに消費して資源が枯渇しないのだろうか。イカ族に対して申し訳なく思うときがある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

打ってみろ。

Photo_2 「棧橋」94号の批評会。竹橋の日本教育会館。

 いつものとおり、朝10時半から夕方5時まで。

 96首のコメダさんをはじめ、巻頭作品の出詠者がそろって出席。時間もかかった。

 今回、高野さんからある作者のところで、、

 批評会で文句を言われないように歌を作ろうとして、縮こまった難のない作品になってしまうことがある。それは避けるべきだ。

という趣旨の発言があった。

 私もその前に、似たようなことを言っていたので心強かった。例えば、

・散文でできることは散文に。短歌でしか掘れない水脈を掘るのが短歌の役割である。散文の焼き直しでは無意味だ。

・野球のピッチャーでいうと、打てるものなら打ってみろ、と直球を投げつけるような歌がいい。ストライクを取ろうとしていわゆる「置き球」のようなこせこせした歌になってはいけないだろう。

 などと発言したのだった。

 事務仕事のように無難にこなすのがいいわけではない。作品なのだから、わからないところがあっても、わからない人がいても思い切って作るのが大切だと、このごろ思う。

 あれこれと率直に発言したが、それが受け入れられるのはお互いが「棧橋」という家族のメンバーだからだと思う。気を使って発言はするけれど、お世辞や遠慮は無用なのだ。

 11月の批評会は、近江八幡で行われる予定。京都のK畑さんからおせんべいの差し入れがある。おいしかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

料理人。

Photo  少し前に、Internet Explorer をバージョン7にしたらやたらとフリーズするようになった。そこでバージョン6に戻す。このほうがいい。

 昨日、しつこく小倉優子の出待ちをしていた生徒によると、最後には、受験がんばってください、と声をかけてもらったらしい。試験中なのになあ。

 試験2日目。昼は、中華〈一六八〉にゆく。

 〈海老と青梗菜の刀削麺〉を食べる。海老が6~7個入っている。塩味も絶妙。一六八の面目躍如である。

 少し前に味が変わったと思っていたのは正解だった。メインの料理人が1ヶ月半ほど中国に帰っていて、(なかなか帰ってきてくれなくて)、ようやく数日前に再来日したそうである。

 食べなれていたというほでではないが、舌の記憶はすごい。

 千葉ロッテは辛うじて勝つ。一つの勝ちがこんなに大変でうれしいものかと実感する。5月に入って5勝14敗。キャッチャーの重みを思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コリン。

Photo 中間考査の初日。

 今日は担当の高3「ライティングー!」(なんだかな。)

 午後はその採点(2クラス。これを2冊という。)をがんばる。

 英語のライティングなんてガイジンのわたしには究極的にはわからないという開き直りの上で、それなりにやる。私にできなければ、他のほとんどの教員にもできないのだ。

 4時過ぎ、日本テレビの取材班が前庭に来ている。小倉優子がいるという。でもユウコリンの番組でなく、卒業生である徳光和夫氏の番組らしい。徳光氏はいない。

 居合わせた5人の高3がさわいでいる。センセーの特権でサインもらってきてくださいとかいう。でもコリン星に興味はない。学校は考査に影響のないように下校時間後の撮影を許可したのになあ。

 セブンイレブンの「明太子パスタサラダ」を食べる。このパスタサラダシリーズは実は好物。固めの麺とうまくだまされているような味加減がいい。会議で決められた味だとは思うが、うまいものはうまい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

100冊。

 研究日。

 朝起きて、チャンピオンズリーグ決勝戦を録画で見る。イングランド勢同士の試合なのに、事前に決まっているモスクワでの開催。

 だが、イギリス時間に合わせるため、現地時間22時45分(日本時間翌3時45分)キックオフ。

 そんな時間に試合させられる選手も関係者もたまったものではない。が、テレビ中継がまず優先されるのが、現代のスポーツ。

Photo_7  「短歌研究」6月号の特集「歌人が選ぶ平成二十年間の歌集歌書100」に、私の第一歌集『フリカティブ』が選ばれている。

 どなたか複数の方々が事前アンケートで、歌集名をお書きくださり、編集部が悪くないと判断したのだろう。

 ありがたいことである。

 ちなみに私はアンケートで挙げたうち、渡辺松男氏『寒気氾濫』について執筆した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

勘違い。

Photo  昨日の朝の雨はすごかった。

 私の勤務校は、台風のときには、各自ホームページで学校からの指示を確認する、ということになっている。

 ある教員が、朝(たしかに日本には接近していたけれど)、ページを開いてみたところ、試験用の画面が現れて、「本日は休校」となっていたそうだ。

 それを休校と勘違いして出勤しなかったという。学校からの電話で事実がわかったという。ややこしい。

Photo_2 夕刻、渋谷でT野氏、T金氏と会う。

 いつもの東急プラザの「うなぎ・松川」。

 T野氏は、〈うざく〉〈白焼き〉くらいしかうなぎを食べないのに、居酒屋としてこの店を利用するのが好きなようだ。

 なす田楽、さつま揚げ、アスパラ天(アスパラ天Photo_3国、と言ってみるとくだらなくておもしろい。)など。しあげにうな重。満腹。

 全国大会のごくろうさん会という名目もある。神奈川支部の人たちのご苦労を聴く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メロディアの笛。

Photo_5  「短歌往来」では6月号から魅力的な新連載が3つ始まっている。

 渡辺幸一さんの「イギリス通信」、美帆シボさんの「フランス通信」、そして、渡英子さんの「メロディアの笛-白秋とその時代-」である。

 渡さんは「短歌人」の人。たまにお会いすると、その幅広い読書量にこちらが恥ずかしくなる思いをする。沖縄から戻られて、もう何年経つのだろう。

 中井英夫や吉田一穂などの発言を引用しながら、白秋の歌とその周辺を読み解いている。

 白秋が明治44年の「文界十傑投票募集」でダントツの1位になっていること、啄木が日記で白秋を激賞していることなどの情報もおもしろく読んだ。

 今後も楽しみにしています。がんばってください。白秋の系譜につらなる私がぼやぼやとしていてはいけないのだけれど、今は雑事に追われる毎日なのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『雨の日の回顧展』

Photo_4  加藤治郎『雨の日の回顧展』(短歌研究社)を読む。

 これまで、加藤さんの歌は刺激的ではあったけれど、すっきりとわかる歌がとても少なかったように思う。それは私の側の問題でもあっただろう。

 それが今回、わかる歌がとても多かった。もちろん解釈ができるだけでなく、秀歌だとわかる、という意味である。

 加藤さんが私の方に近づいてきてくれたのか、私が加藤さんの歌を理解できる次元に近づいたのか。

 某誌でのコメントと重複しないようにひくと、

・雨音がすべてを包む半島のように静かにのびてゆく脚

・ここに居てくださいここがいいのです摑めば水になりそうな闇

・弟は鏡の裏の錆をいうそれはわたしのとおい砂浜

・それはときおり墓場のようで青々と製氷皿の十二のくぼみ

・褐色に変わる桜桃いくつかは自ら朽ちた夢であろうよ

など。いくらでもあがる。

 これらは短歌以外のなにものでもなく、短歌でしか表現し得ない絶妙の呼吸である。

 これまでが、解釈という川に阻まれて加藤作品という向こう岸にたどりつけなかったとすれば、この歌集では解釈の川の中で溺れそうになりながらも向こう岸に触れたという感じだろうか。

 もう少ししっかりと読んで、これまでの歌集との違いを考えてみたいと思う。

 これは堂々といいと主張できる歌集である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

勘案して。

Photo  さわやかな日曜日。(陳腐な表現だなあ。)

 昼は、(中野区)沼袋の「新印度料理たんどーる」へ。

 先日の「梅カレー」はよかったけれど、趣向を変えて「たけのことキャベツのトマトカレー」。これも完成された一品であった。グリーンピースも缶詰でないというこだわり。ショウガが効いているのもわかる。

 今回は、ナンでなく、サフランライスで食べる。やはり、お米の方が、カレーが浸み込む感じがいい。カレーとお米、双方の減り具合を勘案してバランスよく消費してゆくこともできる。

Photo_2  その後、近くの平和の森公園へ。三味線を弾いている人がまったりとした空気を発している。

 少年野球をしばし見物。

 周りでは選手の母親らしき人々が大きな声を出して応援している。チームの監督や審判もいる。

 そういう地域の大人たちが子供の成長をさせているのは頭の下がる思いだ。

 部屋にこもって原稿を書いている場合ではないのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

胡瓜。

Tukemono  午後、試験問題の作成を途中であきらめて、三鷹台の「コスモス」編集室へ直行。

 簡単な割付と、原稿の依頼などをする。

 全国大会のホテルの対応の悪さも話題になった。

 その一方、桜木町駅近くで体調の悪くなった95歳の会員を、ホテルの人が車椅子で搬送してくれたといういい話もあった。

Horumonn_2 数日前には胡錦涛が(昼食をとっただけでなく)極秘で宿泊していたという話も聞いた。

   (コキントウと打ち出すとき、いつも「胡瓜」「錦」「松涛」と入力している。フーチンタオと頭の片隅で読みながらである。)

 編集会のあと、いつもの「美たか庵」へ。

  K野一男さんも奥様の付き添いなしで参加。お酒を少々お召しになっていた。すでにフツウの人まで回復さMitakaann_2れたようだ。

 近くにお住まいのある方から、焼酎の差し入れをいただく。ありがたいことである。

 千葉ロッテは6点差をひっくりかえして、辛うじて最下位転落を免れた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うど。

Photo_2Photo

 放課後の講習を5時過ぎまでやって、その後で試験問題を作ったりしていたら夜の7時になってしまった。

 で、ふらふらと〈栄寿司〉に寄る。

 このごろ景気が悪くて、お客さんが少ないという。この日も、9時過ぎまでで私を含めて常連の4人しかいなかった。

 経営は大丈夫なのだろうかと心配するほどだ。。魚の価格も中国の影響で高騰しているようだし。

 勧められるままに、アジを食べ、カマスを食べ、ウドも食べた。

 ウドは、東京ウドと山ウドがあるらしい。地下室のようなムロで作るのが東京のウド。

 この日は山ウド。自分では調理したことはない。下ごしらえ に時間がかかっていたようだが、うまかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

人手不足。

Photo_3  きのうは、夕方から東京ドームに〈北海道日本ハムvs.千葉ロッテ〉の試合を見に行く。

 日本ハムが今季、例外的に東京ドームでやってくださる7試合のうち5試合の相手が千葉ロッテ。

 集客を見込めるということだろう。こちらとしても東京の真ん中でやってもらえるのは助かる。

 試合は、ロッテの拙攻もあり、守備面Photo_4 の人手不足もあり、サヨナラ負け。

 均衡した試合ではあったが、あと一本のヒットが出なかった。まさに勝負は紙一重というところ。そこをどう取るかの競争なのだ。

 昨年まで、なぜ小林雅英に5億円も払っていたのか、藪田安彦に数億円払っていたのか、ようやくわかってきた。

 調子が悪かろうとなんだろうと、その組織での第一人者というのはエライのだ。

 短歌で言えば、57577のうち、結句の7のうち最後の3音くらいを締めるべき言葉の辞書がない、ということか。

 いろいろ言ってみるけれどどうしようもなく借金5である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オン・コール・デイ。

2008515_002_2  研究日。

 この研究日、アメリカ人講師が「オフ・デイ」と訳していた。少々意味合いが違うので、あれこれ説明すると、つまり「オン・コール・デイ」だね、と言われた。

 「オン・コール(on call)」とは、「呼べばすぐくること、待機していること」だから、なかなかうまい。

 いつも思うが、ネイティブスピーカーは英語のちょっとした言い回しが絶妙にうまい。(当たり前といえばそうだが、ほんとうにそう思う。)

 オン・コール状態の私。昼はいつもの〈コパン〉へ。「茄子と挽き肉とチーズのスパゲティ」を食べる。

 ちょっとカレーの風味もする。訊いてみると、コリアンダーなど4種類のスパイスを効かせてあるという。これは家では作れない。

 「コスモス」関係のもろもろの仕事をしているうちに夕方になる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大会、補遺。

Photo  大会があった、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルは、少し混乱ぎみだったようだ。

 大会2日前の金曜日に胡錦涛が昼食を食べに来たということもある。

 その影響なのか、先乗り部隊が、送ってあるはずの資料を倉庫から出してくれと要求しても、断られたそうだ。

 T田弘之さんがめちゃくちゃに怒ってなんとか出してもらったという。

 それに、440人の宿泊すべき部屋割りは当日(日曜日)の朝にならないと教えられません、と言われたらしい。

 さすがにそれは困るので、なんとか、前日の夜11時ごろに教えてもらい、それから部屋を割り当てたという。

 その他、大量のコピーはできませんと言われて、深夜、近くのコンビニにコピーをしに行ったという話もある。

 一流といわれるホテルなのに、そういう話を聞くと落ち着かない。

 結社によっては、ホテルとの交渉を旅行代理店に委託しているところもあるという。そういう方法でいかないと、今後もたないのではないかとも思う。代理店を通すとホテルの対応もよくなるのかもしれない。

 今回の事務責任者H野原さんは昭和3年生まれ。当日は少しふらふらなさっていたようだ。

 神奈川支部のみなさま、本当にお疲れさまでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大会、その後。

Pitann  「コスモス」の大会は満腹のうちに終了したのだが、それでも懲りない「棧橋」の面面13人で、中華街に繰り出す。

 T野氏とK山氏が、前日の吟行のあとにちらっと寄った、小さくていい店があるから、もう一度行きたいと言う。

 行ってみると、「謝甜記」であった。お粥で有名なお店。たしかに高野氏好みの地味な内装。中華街の金ぴかのイメージはない。地元の料理人が朝御飯を食べにくるらしい。

 料理が出てみるとけっこう食べられるもの。まったく失礼な客で、13人のうち、名物のお粥を注文したのは1人。

Yakisoba 私も少しもらって食べたが、出汁がほんとうにうまいお粥だった。

 他に、ピータンとか焼きそばとかエビシューマイ(これは美味い)などを食べつつ、紹興酒を5本飲む。

 昼と夜の間の休憩時間に入りたいお店を説き伏せて居座る。まったくとんでもないお客となってしまった。

 お土産に、レトルトパックのお粥と、エビシューマイを買う。

 渋谷についたらラッシュアワーにぶつかってしまい、閉口した。月曜日だったのだ。忘れていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「コスモス」55周年大会②。

Heyakara_2 (←部屋からの眺め。) 

 大会2日目。

 「大会」とは「大きく会う」という意味なのだろうか。

 とにかく、ふだんはお会いできない数多くの人々と会った。10年ぶりにお会いする人、名前だけを知っている人などさまざま。

 ちなみに参加最高齢は97歳の女性。ふつうに5分くらい会話した。何もない老後は寂しいものよ、あなたも短歌を続けなさいねと言われてしまう。

Rinnko_2 午前は歌会。

 初めて選者として参加する。時間の都合で、選者がひたすら講評してゆく形。一会員として話を聞いているよりも、言いたいことが言える選者という立場のほうがストレスはないかもしれない。

 その後、1時間に渡る各種表彰。私も色紙を書いてゆき、もらっていただく。

 他の国にも、色紙に詩を書いてそれが賞品として流通する、ということがあるのだろうか。

 その後、「さよならパーティー」さらにたくさんの人々と挨拶して会話して解散。

 密度の濃い26時間あまりであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「コスモス」創刊55周年記念大会①。

20085_001_5  「コスモス」創刊55周年記念大会に参加。

 横浜のインターコンチネンタルホテル。440人の参加者を収容するにはこのくらいのところでないとだめらしい。

 最近5年間の物故者会員153名への黙祷から始まる。

 はじめは、座談「宮柊二を語る」。

 宮英子、柏崎驍二、Photo_4高野公彦、小島ゆかり(司会)の豪華メンバー。さすがにどのエピソードもおもしろく、引きこまれた。もっと白秋、柊二を読めば楽しいだろうなあと感じさせる時間であった。

 (北原白秋の子息・故隆太郎さんの奥様東代さんからの花束もあった。)

 その後、吟行に出発。私は、臨港パークからランドマークタワーへゆくコース。5月にしては寒かった。

20085_005_2 夜7時からは、大懇親会。司会を仰せつかる。

 ゲスト・早島万紀子氏の足踏みオルガン演奏などで盛り上がる。

 その後、「棧橋」のメンバーは、高野氏の部屋に集まる。(「棧橋」は「コスモス」の完全結社内同人誌。)

 ぞくぞくと集まる。

 数えてみると、最大で43名いた。ただのツインの部屋に、である。となりの人との会話も大声になるし、喚起が行き届かなくて暑かった。入れば入るもの、である。

 それでもガヤガヤとやるのが、「棧橋」流で、楽しかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

引退。

Photo  なんだか慌しい毎日。

 といっても、きちんと食事をし酒を飲み本を読み、千葉ロッテの連敗の様子を追いかけているわけだが。

 土曜日なので、昼は〈一六八〉へ。定番の「半坦々刀削麺と半炒飯」。今日の炒飯はやや黒っぽくて味が濃かった。料理人が違ったのかなあ。

 この時期、高校3年生の運動部は公式戦がある。そして、負ければすなわち引退、つまりクラブ活動の終わりを意味する。

 主なところでは、ラグビー部、アメフト部、サッカー部が敗退し、バスケ部、野球部はまだ試合があるらしい。バレーボール部はうやむやなまま終わってしまったようだ。

 例えばサッカー部の生徒は中学1年生から、ほとんど休みなく毎日練習と試合をしてきたわけで、ある日を境に(それも自分で決めた日ではなく、敗退という形で)活動しなくなるというのは辛いことだろう。ときどきぼんやりしている生徒もいる。

 夏期講習の仮申し込みが終わった。私も4講座を担当する予定。まだ3か月先のことだけど。

 明日から2日間、「コスモス」55周年記念全国大会@横浜。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鶴田さん、記念会。

Photo_2  昨日は、東山魁夷展のあと、5分歩いて学士会館へ。

 鶴田伊津『百年の眠り』(六花書林)の出版記念会に参加。 

 歌集についてはかつてここで書いたので省略。歌集の栞も書かせていただいたし、「棧橋」の合評でも取り上げた。まっすぐな、素の作者が映し出されているいい歌集である。

 鶴田さんの人柄と作品の良さのためだろう、120人あまりの大盛況の会だった。

 佐佐木幸綱さんから、高野公彦氏の乾杯を挟んで、(数えた人によると)23人の方々のスピーチがあった。私も話す機会をいただく。

 「短歌人」入会12年というけれど、もっと以前から知り合いだった気がするということ、それは投稿で培った歌の骨格の確かさによるだろうということ、この人は歌が好きで生涯歌を作り続けるだろうということ、自分の幸せを特徴にして歌を組み立てて行くのは難しいことだがなんとかがんばって欲しいということ、などを話したつもり。

 2次会の酔の助(ヨノスケ)でもいろいろな人とお話しする。とても楽しい会になった。中締めのあと残りたかったが、過酷な金曜日に備えて帰宅。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

東山魁夷展。

Photo  研究日。

 こまごまとした仕事をこなし、(昼はにんにくと山芋のジェノベーゼパスタを作り)、夕刻前、竹橋の国立近代美術館へ。東山魁夷展。

 生誕100年。100点あまりがわかりやすく年代と特集に分けて展示されていた。

 学芸員さんの工夫が前面にでていてよかった。

 唐招提寺にある障壁画(ふすま絵ですね)の実物(当たり前だけど)も見られた。柱や鴨居?や畳などにはめ込まれた展示。静かな迫力があった。

 平日の4時過ぎなのになかなかの混雑。一枚の絵に5人いた感じ。

 パンフレットには、平面的で単純化を極めたとか、平明でわかりやすい描写とか書いてある。

 その中に「自身の心の奥底に潜む想いの表出にほかなりません。」とある。

 そういう、フツウなんだけどスゴイ歌が作れたらいいと思った。これがたいへんなのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

家で。

Photo_3  東京メトロで見つけたマナー広告。

 私は、女性の車内化粧はそんなにいやではない。ふだん見られない、グロテスクな光景が見られるのだから、お得な感じさえする。

 だから、こんなのは、ナノビョアビズネス(None of your business)の感じもする。

 だが、イヤだと思う人は多いらしく、昨日会ったT野K彦氏も忌み嫌っているという風であった。

 氏によると、「コスモス」の女性の歌に、大会で相部屋になった女性たちの化粧風景を詠んだものがあったという。部屋の壁に向かって、お互いに見られないように化粧するそうである。そうした、ユカシイ心が求められているのかもしれない。

 他の友人にも見せると、右の窓の外から覗いている不気味なオジサンに注目していた。

 声なき大衆の代表ということか。

 千葉ロッテは5点差を逆転される。ここ10試合で1勝。耐えがたきを耐えるしかない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

素麺初日。

 ひさしぶりの素麺を食べて(もうそういう季節だ)、午後、勤務校のブラスバンド部のコンサート。

 幸運なことに、中野ゼロホールという、うちから自転車で10分ほどのところにあるところでの開催。

 15年の歴史の中で最高の948人の観衆がいたという。OB組織がしっかりしてきつつあるのだろうが、内容の充実がいちばん。

Photo 今年は(中1を除く)5学年で61名の団員が登場したようだ。

 19世紀的なクラシカルな曲もよかったが、ひょっこりひょうたん島やサンダーバードやドラゴンボールやインディージョーンズやETなどのテーマ曲もよかった。ポップスのほうが盛り上がる感じはある。

Photo_2  夕方、いつもの歌会。新宿三丁目にて。

 6名参加。

 その後、同じビルの上の「風鈴乃音色」で食事。

 いろいろと工夫したおしゃれ系の料理もあった。TK氏は初めてアボカドを食べたと言っていた。OEさんのおみやげのカンガルージャーキーもいただく。

 夜11時ごろには新宿東口はいつもより人が少なかったようだ。連休の最終日だからだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラ・コロナ。

200855_002_2  昼。せっかくの休日なので、ふだんとは違う店に行こうと思い立つ。

 中野駅近くまで15分くらい歩いて、〈ラ・コロナ〉へ。スペイン&イタリア料理という看板。

 日本&韓国料理とか、タイ&ベトナム料理とかと同じく、括り方自体はヘンだとは思うが、ここは東京だから何でもありなわけだ。

 春キャベツとツナのパエリア(という200855_004_2 かパエリア風なのか?)と小海老のパスタ。夜にも来たいと思わせる味と値段であった。

 中野ブロードウェイを見て回る。「まんだらけ」で有名なある種の中古品のメッカ。

 おもちゃやフィギュアやCDなど。コスプレのお店もあって、店員さん自体がアニメ系セーラー服を着ていたりする。

 外国人観光客っぽい人々もいた。 たしかに名所になりえる。

Photo_5 かえりに、〈Kyle's Good Find〉でキャロットケーキを買って帰る。

 カイルさんはピッツバーグの出身のかっぷくのいい黒人。

 千葉ロッテは、台湾人の呉偲佑ががんばったのに、川崎が打たれた。うまくいかないものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

佐渡。

 午後、NHKで〈千葉ロッテ対埼玉西武〉の中継をやっている。

 小林宏之と帆足。残念な試合になった。見に行かなくてよかった。

Photo  夕刻、読書会。司馬遼太郎『街道をゆく・羽州街道、佐渡のみち』の佐渡のあたり。

 相川の町奉行に抜擢されたがゆえに、周囲の役人に嫉まれていじめられてしまった人の話。廃仏毀釈の話。日本の大名が金鉱銀鉱を探し出したのは、堺の商人から鉄砲を買うときの支払いのためだったという話。相川の金山で水を汲み出す「水替人足」は、3年で死んでしまうほどの重労働ゆえなり手がなく、幕府は江戸の無宿人(無戸籍の人)を捕まえて佐渡に送り込んでいたという話など。印象に残った。

 その後、いつもの〈庄屋〉にゆく。が、メニューの変更があり、値上げもしているようす。メンバーには不評だった。

 女性客を獲得しようとすると、盛り付けが小ぎれいになって、料理の質が落ち、ビールの値段があがる、とTさんは分析していた。そういうものかもしれない。

 6人で焼酎2本。日本酒はなし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

唐川。

200853_001_3  昼過ぎ、雨の中野区を出て、千葉マリンスタジアムへ。

 幕張は予報の通り、曇り。雨はほとんどなし。

 千葉ロッテ対埼玉西武。千葉と埼玉の試合を東京在住の私が見に行くという構図か。

 唐川侑己のマリン初登場に立ち会えた。それも無200853_005四球、10奪三振の完投であった。

 初めはやや緊張しているように見えたけれど、あとは堂々としたもの。

 現在担当している高校3年生は何年たってもこうはなれないと思う。

 プロ野球選手というのはやはり特殊な立場だ。社会的責任も大きい。

 ちなみに打線もバクハツ。初回、バントヒット、死球、二塁打、死球、本塁打で一気に5点。こんなに簡単に得点が入るとおもしろい。ズレータの今季ようやくの第1号も見られたし。なかなかない快勝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「かりん」30周年。

Photo  「かりん」5月号・三十周年記念号が届いている。

 巻頭の座談会では、佐佐木幸綱、高野公彦、栗木京子、岩田正、坂井修一の各氏が登場。わかりやすく議論している。

 まづは、近代以降、前衛以降と時代を区切りながら、現在との関係を探ってゆく。その中で、岩田氏が、

「塚本の歌は、近代を抱えて次の方向を出しながら、近代を捨てたいんですね。そこが問題だと思うんです。」

「近代というのは俺の命も大事だけれど人の命も大事だという、俺をお前という関係を相互関係の形で置いている。」

「前衛短歌を経過しながら近代を進めているというのはたとえば高野さんの歌、〈飛び込み台はなれて空(くう)にうかびたるそのたまゆらを暗し裸体は〉のなぜ裸体が暗く見えるのか、これは近代の見方ですね。」

などと述べているところなど、おもしろかった。

 その後の記念作品特集、公募作品特集など、すっきりとしていい記念号だと思う。

 別冊の「かりん」三十周年史も150ページの力作。資料的価値も大いにあるし、写真も豊富でいい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

寒くない。

 研究日で在宅。

 やるべきことは山積しているが、とりあえず、チャンピオンズリーグの〈チェルシー対リバプール〉を見る。

 延長して120分以上。みなさんよく走った。それをアジアの隅っこのソファーに寝そべって見られるのはある意味で贅沢かもしれない。

 初夏の気候で、昼間はTシャツ一枚で外出しても(もちろんズボンは穿きますよ。)寒くない。

200852_001_3 中野オリエントスパゲティーでランチ。

 いつものウエイトレスがいなくて、店内はてんてこ舞いという感じ。4人で切り盛りしているうちの1人は大きいのだ。

 「国内産若鶏モモ肉とフレッシュ竹の子、牛蒡の正油味」を食べる。

 それなりだが、この店のいいレベルには達していなかったようだ。忙しくて味付けがよくなかったのか。嗜好の違いだろうか。

 スーパーにまだカキが売っている。広島産らしい。これからソテーにする予定。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »