« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

漢字を。

0001_5   阿辻哲次『漢字を楽しむ』(講談社現代新書)を読む。

 軽い漢字知識読み物だと思っていたが、氏の博学と主張が詰まっていて、予想外におもしろかった。

 帯にもあるとおり、「校」などの木ヘンや「環」の下のタテ棒をハネてはいけないのかどうかについて歴史的な経緯をたどってしつこく解説してある。

 結論は、どちらでもいいらしい。

 筆記具の違いもあるし、楷書と草書などの違いもある。戦後の当用漢字・常用漢字の矛盾などもある。

 作者の「辻」にもある、シンニョウの点の数についてもどちらでもいいのだと力説していたり、書き順だって決まったものはないのだ、と主張する。

 高校までに習った規範的な知識を壊してくれるのがおもしろかった。

 知識的には、「ユタンポ」(湯湯婆)の説明がメウロ(目から鱗)であった。河野裕子さんに、なぜ婆という字があるのか?という歌があったが思い出せない。

 簡単に言うと、婆は妻という意味で、妻の代わりにお湯が入っているものが「湯婆」。それに日本人が勝手に「湯」をもうひとつ足したのだということ。

 自分で「老婆」は愛妻を意味する、という歌を作っておきながら気が付かなかった。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

花冷え。

 東京は花冷えの一日。

 JR中野駅から北へ通っている中野通りはほぼずっと桜並木である。戦後に整備されたという話も聞いた。

 もう60年以上経っている桜は老木が多く、少しづつ若木に植え替えられて(つまり、古い樹は切られて)いるようだ。

2008_330_001 安全面もあるから致し方ないだろう。こういうのも区役所の仕事なのだ。

 自宅のあるあたりには、新井薬師(梅照院)や哲学堂公園がある。この両方も名所。今日は宴会をやるには寒そうだった。

 昼は〈オリエントスパゲティ〉で「アサリ・スペシャル」。浅蜊はもちろん、キムチとひきわり納豆と青紫蘇とキ2008_330_005ノコが入っている。

 おまけにブラウニーまで食べてしまった。ブラウンだからブラウニーという単純な名前もいい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

再び沖縄3。

PhotoMimiga_2

 珍しい植物をいろいろ見た。タコノキの実や南国のカズラなど。
 ミミガーは好物だけど、こういう製品にかわいげなイラストをつけるのはグロテスクではないかなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

再び沖縄2。

Photo_3Photo_2 

再び沖縄2。
 パイナップルの花と蝶と鮫を見る。
 最高気温25度くらい。どこも混雑している。
 杉の花粉が飛んでいないのは助かる。
 このケイタイでは、〈ゐ〉や〈ゑ〉が、記号のカテゴリーに入っていることを知る、ちょっと悲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

再び沖縄1。

再び沖縄1。
再び沖縄1。
昨年12月に続き沖縄に来た。
タカノ氏は本島初訪問。
カラカラからふいふいとついで、忠孝という規範的な名前の泡盛で夜を過ごす。あとは知りません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

収入印紙。

2008_326_006  「コスモス」55周年記念大会の詠草集をを読み、442首の中から10首を選ぶ。1位の作品には選評を書いて郵送。

 参加者名簿を見ると、久々にお会いできるような方々がいて楽しみ。かたや、意外にも不参加の方々もいる。

 日曜・月曜の大会。@横浜ということもある。残念だが、個々のご事情2008_326_001はさまざまだろう。

 その大会の費用を郵便局で振り込む。35000円なのだが、手数料が330円もした。収入印紙付きである。

 ここにも郵政民営化の影響があるようだ。(以前は郵便局では印紙はなかったはず。)

 昼は、いつもの中野の〈オリエントスパゲティ〉へ。

 自家製パンチェッタ(塩漬け豚肉)のカルボナーラ・ポルチーニ茸風味。香りの高い一皿であった。

 ソメイヨシノ(バラ科)が咲く中野通りを抜けて、哲学堂公園を散歩。モモが最盛期。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

違和感がある。

 角川「短歌」4月号の時評で、加藤治郎さんが、私の発言に対して「そう語られることに違和感がある。」と述べている。

 1月号座談会で、堂園昌彦氏の「美しさのことを言えって冬の日の輝く針を差し出している」に対して、私が、「実験作としてはおもしろい」と言った部分についてである。

 加藤さんのおっしゃりたいことはよくわかる。

 おそらく、これくらいの表現を「実験」と言われてはかなわない、そんなことは短歌史上ですでに済んでいる。これくらい理解せよ、ということだと思う。

 それでも、わからないものはわからない。実験の域を出ていない。いい加減にわかるのではなく、しっかりとわかるように言葉を使って欲しいのだ。堂園君にはもっといい歌がある。それを俎上に載せればいいじゃないかと思う。

 加藤さんがそのあとで触れている「セクシャル・イーティング」の光森・永井・石川・今橋各氏の作品は、具体的でよくわかるし、いい歌だと思う。加藤氏の解釈鑑賞にも首肯する。

 では、堂園君の歌はどう読めばいいのだろう。そこを飛ばしては話がすすまないと思う。あるいは、そんなにいい歌なのかという問題もある。

 

 午後、せっかく出勤したのに、前庭のアスファルトをハツる音が激しくて集中できない。テキストを抱えて早々に帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ジャンク。

2008_324_001_2  遅ればせながら、話題の「日清ミルクシーフードヌードル」を食べる。

 シーフードヌードルをお湯でなく牛乳で作るとうまいという説を、日清が商品化したもの。冗談を本気にしてしまう商魂はいい。

 しかし、ミルクが入っていない方がストレートな辛さで罪悪感があっておいしい。

 こういうのは、いわゆるジャンクフードの代表なのだろう。最近は避けているわけではないが、あまりジャンクフードを食べなくなった。

 でも、牛丼はどうか、カレーライスはどうか、ラーメンはどうか、タコヤキはどうか、と線引きするのはなかなか難しい。(中学生にこの言葉を教えるときに困る。カールはジャンク、キンツバはOKということか。)

 『貧困大国アメリカ』では、給食補助費の少ない地域の学校では、ハンバーガーやピザやマカロニチーズ(実はこれがうまいのだが)ばかり供されるという。そればかり、では困る。

 3年前に訪れた、バーモント州の私立学校では、朝食から果物食べ放題の肉も野菜たっぷりのバラエティあるメニューだったことを思い出す。お金のある地域の子どもは親が栄養のあるお弁当を持たせるともいう。なんとかならないものか。

 「薔薇のない花屋」の最終回。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

貧困大国。

Photo_3   『ルポ貧困大国アメリカ』(岩波新書)を読む。

 著者は堤未果(みか)氏。寡聞にして、彼女が川田龍平氏と結婚した人だと知ったのは、今日の朝日新聞の彼女の記事(論)でだった。

 内容は、ホラーな実話。大企業の国際的な生き残りを優先にして社会保障費や各種の補助金を削減してきた結果の(当然イラク戦争も絡む)中間層、貧困層の崩壊を取材したもの。

 大金持ちの株主が高配当を得るために、株式会社に圧力をかけていった結果、おかしくなってしまったのだろう。

 対岸の火事ではないかもしれない。よくわからないけど。

2008_323_003 昼は、新井薬師近くの沖縄料理〈ちむ屋〉。「ちむ」は「心」という意味だという。あごひげたっぷりの店長が、胸に手を当てて教えてくれた。

 「ゴーヤーと菜の花の焼きそば」。これが、なんちゃって沖縄料理屋とは違い、たっぷりとゴーヤーが入っていて美味。沖縄そばの麺。味付けもしっかり。

 新井薬師(梅照院)のプリンセス雅子という(ヘンな)名前の新種の桜は満開。中野通りのソメイヨシノも開花していた。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

青年能。

Photo  歌人のMさんに誘われて、目黒に能を見に行く。

 喜多流の「青年能」というもの。Mさんの仕舞のお師匠さんが出演するからだ。

 演目は、能「通盛」、狂言「呼声」、能「羽衣」など盛りだくさん。「羽衣」は、Mさんのくださった歌詞カード(というのか?)を読みながら見た。

 天女が置き忘れた?羽衣を返してもらうために舞うというストーリー。宇宙人との対話ということか。かなり学のある和風の宇宙人であった。

 昔、母方の祖父が謡をやってたなあと思い出す。東京ドームの近くの宝生能楽堂に何度か見に行ったことがあった。

 BBあき子さん、IWT正さん他、「かりん」の方々が何人もお見えだった。AKB四郎さんにもお会いした。

 高野公彦『水行』に

能見つつ我はねむりき黄金(わうごん)の風のほとりのねむりなりけり

という歌があることも思い出す。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

枝豆。

 午後、出勤して雑事をこなす。

 早稲田の入試問題は、なんであんなに(といっても示せないが)活字が小さいのか。拡大コピーしてから解く。

 今年は、政経学部(幸綱さんのところ?)に自由英作文が出題されたのが特徴。

 「自動車は町の中心部では禁止されるべきか」というテーマについて書くもの。単語数指定はないが、解答欄のスペースからすると、100語~150語は必要と言われている。

2008_321_007_22008_321_004 夕刻、歌人のHさんとMさんがわざわざ新大久保までおいでくださる。「栄寿司」「一六八」のコースにお連れする。

2008_321_008 栄寿司では、めずらしくイワシがあった。ここは、アジとサバはいつもあるのだが、私の好物のイワシがあまりないのが欠点。だが、昨日は堪能した。イワシを卵黄などと和えて食べる。にぎりもある。

2008_321_011 その後、となりの「一六八」へ移動。

 貝柱と枝豆の炒め、チャーシューとネギの和え物、海老ワンタンスープ。

 出版の話題、執筆の話題など。たのしい時間を過ごした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

そらいろ短歌通信。

 松村由利子さんの「そらいろ短歌通信」に『フリカティブ』の一首が引用されている。

http://soratanka.seesaa.net/article/90279792.html?reload=2008-03-21T13:11:50

 うれしいことだ。

 この「そらいろ短歌通信」は毎週金曜日に確実に更新される。愛読するブログの一つである。

 (なぜか今回は木曜日の更新だな。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イクイノックス。

 春分の日。

 東京ではだいぶ冷え込んだ感じ。終日、雨。その分、杉花粉が飛んでなくていい。

2008_320_003 春分、秋分を英語では、イクイノックス(equinox)という。

 そういう知識はあるのだけれど、それが英語圏ではどのくらい意識されているかは不明。それを国民の祝日(休日?)している国は他にある のだろうか。(どなたかご教示ください。)

 いつもだれかに訊こうと思うのだが、忘れてしまう。 

2008_320_006 昼は近くの〈コパン〉へ。

 茄子とアンチョビとモッチァレラチーズのピザ。海老のトマトクリームスパゲティ(麺は150グラムにしてもらう。さすがに大量。)などを食べる。

 ワインで春分の日を祝う。

 夜は、「鹿男あをによし」の最終回。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

サイトウ先生。

2008_319_003  勤務校の終業式。

 とにかく、あわただしく午前を過ごす。

 昨日、貼り付けていた芝生は、写真のようにきれいに完成した。あとは、どう養生してゆくかである。

 ヨーロッパのサッカースタジアムでは、ときどき緑の芝生を貼り代えている。でも、それなりの費用がかかるのだろう。学校にはそこまでの必要はない。

 昼は、いつもの〈一六八〉へ、チャーシューチャーハン。シンプルでも力強くていい。

2008_319_001  午後は、御茶ノ水の駿台予備校へ。「東大入試分析研究会」。 

 先週の早慶大分析会のときよりも人数を半分くらいに絞っている。予備校はえげつない。

 なんと、英語の講師のひとりは斎藤モトハル先生。私が高校3年生のときに夏期講習を受けた先生である。そのときの印象は強烈だった。

 とくに、私の第一志望でかつ(浪人して)入学できた学部学科(160人ほど)の直系の先輩だったからでもある。短い夏期講習の時間の中で要点を的確に指摘してくれた。その数日間の教室の雰囲気はまだ覚えている。

 そのことをロビーで先生に言うと、嬉しそうにしてくださった。

 雰囲気も語り口も当時のまま。18年ぶりの出会いであった。

 先生は、当時の私立大の講座から出世されて、東大関係の解答作成などもしているという。自分の先輩の活躍と、私立大卒でありながら東大の講座を担当するということをうれしく思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

芝生。

2008_318_001  勤務校の卒業式。

 午前が中学、午後が高校。

 現在、その校舎の前庭の整備が行われている。目玉の一つは一部を芝生にするというもの。

 今日はその芝生貼りの作業が行2008_318_002われていた。うまく根付くといい。

 計画段階では、この場所は中学生が休み時間に駆け回り転がりまわるところだからすぐに踏まれて枯れてしまうだろうとか、養生の期間に入れないのは不便だとかいう意見が出た。

 私も今でもそう思っている。どうなることか。

 昼食は、大久保通り近くの「往十里(ワンシムリ)」へ。

2008_318_005  「筋クッパ定食」。牛スジのス-プ御飯。なかなかおいしかった。

 往十里とは、ソウルにある焼肉で有名な地名(地下鉄の駅名)らしい。珍しいホルモン系のものがあるようだ。

 だが、私は焼肉よりも寿司を食べていれば幸せだから、夜に行くことはないだろう。いや、大人数の末席ならいいかな。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スキマスイッチ。

 『乱反射』の帯はスキマスイッチだったかもしれない。

 というのが、昨日の杉岡中さんのスピーチの内容のひとつ。

 彼の知り合いに芸能事務所社長がいて、その事務所にスキマスイッチがいたという縁で、依頼しかかっていたという。

 そこへ、なおさんが、レミオロメンが良いとリクエストし、ゲラを読んだ藤巻氏が感動してすすんで書いてくれたのだという。(話が飛びすぎだが。)

 スキマスイッチの方がレミオロメンよりもクールで落ち着いた感じがする。どちらが合っているかはわからない。これも何かの縁。ともかく、杉岡さんの発案とコネと行動力が効いた訳で、さすが角川の編集者というところ。

2008_317_002 もし書いてもらえるなら、歌集の帯を誰に依頼するか、という空想話もおもしろい。

 私なら、スティングかクラプトン。あるいは井上陽水か池澤夏樹がいいかなあ。

 今日は職員会議。

 昼は〈栄寿司〉で「三色丼」。三色とは、マグロの赤身、イカ、タマゴの赤白黄である。いろいろ入っている「ちらし」よりも原始的でどっしりした感じがある。

 これに、小鉢、味噌汁、果物がついて800円は安いだろう。丼以外の三品が季節によって変わるもいい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大宮。

2008_316_010  午後、大宮へ。

 「現代短歌新人賞」の授賞式。「コスモス」の小島なおさんが今年の受賞者。

 さいたま市の教育長や市議会議長も参会。おそらく、タンカって何?と思っているはずなのだが、日曜日をつぶしていただきご苦労なことであ2008_316_011る。

 受賞式は、中村稔さん、加藤克己さん(92)のスピーチもあって、順調にすすんだ。加藤さんがお元気なのには驚く。馬場あき子さん、栗木京子さんともお会いした。

 運営はさいたま市。短歌のことを知らない方々が運営されているのに、きちんとしていた。

2008_316_014_4   レセプションでは、スピーチをさせていただいた。(穂村弘さん、川野里子さん、杉岡中さんとと もに。)

 宮柊二の約30年下に高野公彦、それから15年ほどおいて、小島ゆかり、私、小島なおさん、とつづく系譜があると言う話など。僭越な感じもするが。

 「コスモス短歌会」からの花束は、片岡絢さんに渡してもらう。

 小島ゆかりさんの困ったような恐縮したようなお顔が印象的であった。

 その後、「コスモス」の友人と2次会へ。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ソイラテ。

 午後、三鷹市三鷹台へ。

 ちらりと、井の頭線三鷹台駅前の「ほのかふぇ」による。一言で説明するのは難しいけれど、つまり地球的善人のお店。http://honocafe.blog93.fc2.com/

2008_315_0012008_315_002 コーヒーと豆乳の「ソイラテ」を飲む。姉(実在しないけれど)の部屋にいるような落ち着いた空間。音楽もいい。居心地がいい。何かに包まれているような気分になった。野菜を売っている喫茶店といえば、雰囲気は伝わるだろうか。 

2008_315_004_22008_315_005 こういうお店があるのは、やはり武蔵野・三鷹地域の文化程度の高さを示すのだと思う。

 そのあと、「コスモス」編集会へ。

 大きな決めごとはないが、実務に精(というほどでもない)を出す。

 いつもの蕎麦屋「美たか庵」へ。

 小海老の唐揚げ、三色ソーセージはふだん注文しないメニュー。黒糖焼酎の「由羅王」は喜界島の産。

 「コスモス」会員の平均は、昭和のうちは、年号と同じくらいだったらしい。つまり。昭和30年には30歳、60年には60歳くらい。

 だが、その後、平均年齢の伸びが当然ながら鈍化したということだ。現在は70歳を超えるのかもしれない。

 どちらせよ、時代状況が変わったことは確か。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ボナパパ。

2008_314_006_2  午前、高校2年の学年の会議。

 主張の通ることも通らないこともある。もやもやしたままのこともある。

 ルールはルールと割り切ると人情派に負けそうになる。が、きちんと割り切って考えている人も多く、勇気づけられる。

 午後、いろいろの計算をする。計算自体は(30年前と比べて)楽になったのだろうが、それ以前の、何を計算するのかしないのかは人間が指示しなくてはならない。以心伝心ではない。

Photo_3Photo_4 夕刻、中野の〈ボナペティート・パパ〉へ。駅北口、狸(まみ)小路。タヌキをマミと訓むのは情緒がある。

 たまにくるお店。お酢を使うのとチーズの種類とローマ風ピザが得意なお店。

  サーモンマリネ入りのなんとかサラダ、真タコとドライトマト、トリッパなど。ジェラートとデコポンを使ったチーズケーキもおいしかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

駿台。

2008_313_007_3  午前中、英語科教科会。3時間半。

 午後、御茶ノ水の駿台予備校・話題の新1号館へ。早慶入試問題研究会

 数日前にできたばかりの新校舎。お披露目の意味もあるのだろう。(最上階の9階をすべて自習室にしているのはさすが。)

 私は高3のとき、英語だけ、この近くの3号館に通っていた。本当によく勉強したし、教材も講師もよかったと思う。今の職業のイシズエ(の、ほんの一部)を築いてくれたのが駿台予備校であると言ってもいい。

 英語の分科会にはおそらく100人以上の参加。駿台側もエースを登場させたという感じ。切れ味よく要点をまとめた話し方で2時間を過ごした。

 私の勤務校の場合、6年間を通して受け持つことが(とくに英語科は)通常なので、高校3年生の授業を持つのは6~7年に1回となる。そういう点で、毎年受験生だけを持っている人の話はありがたい。

 講師は、金髪とも緑髪ともいえる人で、背広が似合ってない感じだった。調べてみると、授業では衣装(服装でなく)がド派手な名物講師だそうだ。

 今年も、少しは入試問題を解き始めたけれど、後手にまわっている。4月からは高3担当だから、春休みには主要な大学・学部の問題をやらなければならない。楽しみながらやりたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ジャンピングー。

2008_311_001  〈駅前食堂〉で見つけたカンガルー・ジャーキー。

 ジャンピングー、というとエドはるみのネタを思い出してしまう。(どうでもいい。)

 テリヤキ味らしい。

 袋の裏を読むと。肉は衛生的に処理されましたとか、検疫がしっかり検査しています、とかしつこく書いてある。やはりカンガルーは野生(のはず)(害獣なんですよね)だから、安全には気を使っているはずだ。

 オーストラリアでは、実際にどれくらいカンガルーの肉が消費されているのであろうか。オーストラリアは未踏の地である。

 今日は、「答案返却日」。

2008_312_002 生徒が答案用紙受け取り、採点をチェックし、質問したり、その他の指導を受けたりする日である。

 今日の〈一六八〉は、天津丼

 私の父親の好物がコレで、家の近所の中華屋でよくいっしょに食べたものである。

 もとは、「天津芙蓉蟹肉飯」という名前で、中国には、蟹玉の部分は料理として存在するが、それを白米の上に乗せることはない、とウィキペディアには書いてある。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

うかたま。

Photo  昨晩は読書会。録画してあった、「薔薇のない花屋」を見る。山は越えた。あとは、どう終わらせるかが焦点。

 新聞の雑誌広告に「うかたま」というのがあった。高野公彦『天平の水煙』

・水きよき御所(ごせ)の真白き吐田米(はんだまい)炊きあげて食むその宇迦魂(うかたま)

を思い出した。歌は奈良県御所市在住の米田(こめだ)靖子さんのお作りのお米を賞めるもの。

 「宇迦魂」とは、食べ物、殊に稲をつかさどる神、だという。雑誌の名前に当てはめた人はセンスがいい。

2008_311_003_3  昼は、新井薬師前の〈駅前食堂〉で「チャーシューチャーハン」を食べる。レタスがしつこさを消して、いいあんばい。持参のタッパーに3割ほど入れて持ち帰る。

 ちなみに、「タッパー」(タッパーウエアの略称)は、商標名である。「日本タッパーウェア」という会社もある。

 アメリカ人は、商標名が好きで、ティッシュペイパーを「クリネックス」(クリーニクスと聞える)、コピー機を「ゼロックスマシーン」、掃除機を「フーヴァー」と呼んだりする。

 そういうアメリカ文化を真似した一般名詞なのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鳳凰美田。

 昨日は、3月9日。

 レミオロメンに「3月9日」という名曲があるなあ、と思い出していた。さいきん、卒業式で流れるという別れの曲だ。

 だが、早朝の「NHK短歌」で私の作品が紹介されるのは忘れていた。再放送は木曜日の午前5時半~6時。

 今日は国立大学の合格発表の日。東京大空襲から63年目でもある。

2008_36_012_2  ここ数日、「鳳凰美田」を飲んでいる。栃木県小山(おやま)市のお酒。無農薬純米大吟醸無濾過生酒、でもあるらしい。

 ビールを飲む前に、少し飲むとそのおいしさがよくわかる。

 マスカットを思わせる吟醸香としっかりとしたお米の旨みとか、グラマーで甘美でキレの良いお酒とか、厚みのある口当たりの良いコクとか、コストパフォーマンスにすぐれたとか、いろいろと言われているようだ。

 コストパフォーマンスと言われて考える。

 一升で3000円。ちょっと高い。しかし、一合300円。一合飲めばかなり満足するお酒。(それに、おそらく外食店では180mlを1000円では飲めないだろう。)

 ビールが500mlで300円とする。これは一本では満足というわけにはいかない。大量生産の工業製品である。無農薬であるはずもない。

 比較してもしかたないのだが。(もちろん、焼酎のほうがもっと安くつく、という考えもある。)たまには考える。つまり、ビールが高いのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ただの時間。

 書かなくてはならないものがある。

 そういうときに限って、なんとなく買い置きの文庫本を読んでしまったりする。

2008_38_006_4  伊坂幸太郎『死神の精度』(文春文庫)はよくできた連作短編であった。死神、という主人公の視点から、人間を軽く客観視してミステリー仕立てのドラマを展開する。

 きちんと上げてきちんと落す。若くてもプロの仕事だ、と感心するのだ。

 ところどころ気の利いたセリフが登場するのも伊坂流。その中で、古代ローマのセネカの言ったらしい、

「人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ」

2008_38_007_4 というのがあった。なるほど。

 夜は、新井薬師前駅の先の〈メリメロ〉へ。たまに食べる「フランス田舎料理とうまい酒」(名刺による)の店である。

 前菜は牡蠣のミルキー焼き、主菜は子羊と木の子のロースト。

 イタリアのスプマンテで始めて、フランスの有機赤ワインへ。ゆっくり食べ、ゆっくり飲んだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コチュジャン。

 採点日。ジーンズで出勤。

 今回の〈英語Ⅱ〉考査に出題した和訳問題に、

日本人にとって、「自国民」と「その他の人類」との間に引かれる線は、他の国の人々にとっての線よりも鋭いようだ。
こうした態度は、おそらく、①日本の特異な(distinctive)言語、②地理的にも、江戸期までの(early)歴史を通しても比較的孤立状態にあったこと、③近代においての、西洋の文化的背景をもたないし白人の国でもないのに主要工業国であるという独特な立場、(の3つ)の自然な産物であるのだ。

 という部分があった。そう言われてみると、そうなのかもしれない。
 それを一部の生徒は、「日本独自の言語」とか「浅い歴史」とか誤訳してしまうのだ。考えればわかることなのに、試験中は時間がないのだ。

2008_38_001  昼は、新大久保駅付近の〈おんどる〉へ。先日、柚子茶を買ったお店。

 土曜日の昼なのにほぼ満席。40代(に見える)の女性がほとんど。情報番組で紹介されたのかもしれない。

 (同僚によると、同時刻ごろに新大久保駅が大混雑だったという。韓流スターのイベントがあったのかもしれない。)

 「石焼きチーズイカ丼」を食べる。丼というと、どこか懐かしい響きがする。和食の特許ではないのだろう。

2008_38_003_2 おかず6品をきれいに並べてくれた。皿数が多いとサービスされた気になるものだ。

 チーズの下にはイカのコチュジャン(苦椒醤・甘辛味噌)炒め。けっこう辛い。チーズの味なんかわからないほど。

 それでも、冷めてくると味の良さはわかる。石焼きの器も良し悪しである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柚子茶。

2008_36_007 ①今日で期末考査が終了。

 この時期、年間の成績を計算する。一年間が2桁(100点はほぼ不可能)の数字に収斂されてしまうのは寂しい気もするが、それはそれ、かもめはかもめ。

②新大久保界隈で「柚子茶」を買う。お湯で2008_36_004溶かして飲む、ジャムみたいなもの。

 〈ルノアール〉でときどき飲むものと似ている。が、これは手作りらしい。種も皮もゴロリと入っていて、飲みにくくもある。原材料も表示なし。おそらく、柚子を水飴等で煮たのだろう。ハチミツを追加して飲むとさらにおいしいかった。

 ついでに、カクテキも買う。ちょっと漬かり過ぎ。

2008_37_003  このあたりは、ハングルの看板のブティックもカラオケ屋も床屋も貸しビデオ屋もある。人が生活しているのだから当たり前だが。

③今日の〈一六八〉は、五目やきそば。

 大量の白菜を摂取した。同僚に負けじとたっぷりと酢をかける。油分を除けば健康的な感じ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アーセナル。

 〈ACミラン対アーセナル〉を見る。

 チャンピオンズリーグの決勝ラウンド。ミラノで火曜日夜8時45分開始。観客約82000人。

 結果は、しかたない。いいようにやられた。ミランの先発11人のうち8人が30代。ホームなのに勢いがなかった。

 ちょっと気になって、アーセナル(本拠地はロンドン)の先発選手の国籍を調べてみる。スカパーの実況では、あまり国籍に触れてくれない。そういう方針なのだろうか。

 フランス5人、スペイン、ベラルーシ、トーゴ、スイス、コートジボアール、ギリシャ各1人であった。ベンゲル監督はフランス人。(名古屋にいたこともある。)つまり、イングランド人がいない。

2008_36_009 こういう状態だから、「先発メンバーのうち5人は本拠地のある国の選手を入れるべき」という案が浮上するわけだ。(両横綱がガイジンの国という例もあるけれど。)

 ちなみに、この日のミランの先発は、グルジア、オーストラリア(ユーゴ系)、ブラジルが各1人。あとはイタリア人であった。

 続いて、〈バルセロナ対セルティック〉も見たが、こちらは格が違って勝負にならないという感じだった。  

 〈オリエント・スパゲティ〉「チキンカレースパ、半熟玉子のせ」を食べる。

 「10数種類の自家配合スパイスと国内産若鶏の挽肉とモモ肉で作りました!」という能書きのとおりの美味さ。

 麺を130グラムにしたのだが、これならいくらでも食べられそう。カレーの魔力であるなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ナンデムン。

Photo_4  昨晩の歌会の題は「実」。

 改装なった新宿3丁目の「ルノアール」。新メニューの〈黒蜜ミルク〉を飲む。川崎大師の葛餅を思い出す。

 真実、由美子、実行、実は、現実、樫の実の、実行委員、などの言葉が出た。なかなか難しかったようだ。

 自由題の歌に出したのは、日本でいう「社会の窓が開いている」を、韓国では「南大門が開いている」と言う、という内容を加工した歌。評者が、ナンダイモンと訓んでいたのがおもしろかった。ナンデムンはまだ市民権を得ていないようだ。

Photo_2 ちなみに、「社会の窓」は広辞苑にも出ている。おそるべし。

 今日は、期末考査の2日目。

 私の担当する〈英語Ⅱ〉の試験もあった。英語Ⅱといっても、検定教科書は一切使わなかったなあ。

Photo_3 昼を〈栄寿司〉で食べる。

 アナゴを追加。このグロテスクな写真は、しめ鯖の製造過程(上)と、あん肝の茹でる前(下)である。マスターはこういうものを見せて、夜に来なさいと誘うのだ。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

カンファー。

 先日の授業で、camphor という語に出会った。

 楠(くすのき)のことである。

 教育論の英文で、一年草の成長に比べて楠や樫などいづれ大木になる木の成長は遅い、だから、教育者もそういう生徒がいることを意識すべし、うんぬん、という文章の中だった。

 camphor はカンフルとも読める。つまり、樟脳のこと。クスノキの幹・根・葉を蒸留して作るらしい。また、カンフル剤という言葉もある。かつて心不全などの治療に多用されたという。今は比喩的な用法が残っている。

080304_12360001   ほのかに香る楠は、中国語では香楠という。高野公彦氏の歌にも登場する。

・三度目の旅にて知りぬクスノキを香楠と書く上海ぞ良き (「渾円球」)

 ちなみに、この楠、勤務校の正門脇に大木があって、その下をくぐらないと校内には入れない。しかし、その木の名前がクスノキだと知っている生徒はほとんどいなかった。そんなものだろうか。

 そもそも、英語圏にクスノキがあるのか、という疑問も生じるのだが。

 期末考査初日の今日は、同僚と〈一六八〉にて、タンタン刀削麺を食べた。

 毎回少しづつ味が違う。今日のは、温度がぬるめで唐辛子も控え目だった。このくらいだと、咳きこまずに食べられていい。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

佐久の花。

 今日が高校2年生最後の授業。

 それなりにうまくやったとは思うけれど、やり残したことは多い。

 毎年思うのは、ついつい実利的で直接で汎用的な知識や技術を教える方向に行ってしまうことだ。

 本当はそんなことよりも、外国語を学ぶのは楽しいのだ、と知らしめる方向に行きたいと思う。

2008_215_015_3 例えば、アメフトの試合のビデオを見ながらそのルールを解説したり、キャメロン・ディアズのインタビューやヒラリー・クリントンの演説を聴いて読解したり、英語圏以外の話者の英語を聴き取る練習をしたり、(大学入試には出ないであろう)新聞記事で時事英語を読んだり、ということはした。

 だが、一本の映画を数時間かけて見てセリフをチェックするとか、徒然草(例えば)の英訳を読んだり、ということもしてみたいとは思う。

 高校3年生は能力的に何でも消化できる学年である。その辺を考えて、バランスよく、かつ大学入試への遠回りはしない方向でやってゆきたい。

 先日。近所の「酒道庵之吟」で買ったお酒、〈佐久の花〉がおいしい。醸造時の炭酸を(故意に)かすかに残している。香りが高く辛いなかに甘みがある。それでも価格はスーパーで買う、一の蔵や八海山(等級は不問とすれば)と同じくらい。

 私の場合、おいしいお酒を飲むと酒量が減る。おそらく一口ごとの満足が大きいからであるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

太多了。

2008_31_001  昨日の土曜日も、昼休みはなんとなく〈一六八〉にゆく。カレー炒飯。

 チャーハン自体いいとして、大きめに切って混ぜてある生タマネギが辛すぎた。食べ始めにはいいアクセントになっていたが、徐々に辛味が蓄積してきた。ハズレといってもいい。

 タマネギの一部を皿の端に避けていると、店員さんが来て、「タイターラ?」と聞いてくる。太多了だろうと見当をつけてうなづく。多過ぎたのか?ということだろう。このままでは、生タマネギ炒飯である。

 国によって辛味の感知は違うのか。新大久保近辺の回転寿司屋では、日本人ではなさそうな人々が、ワサビだけをお皿に盛ってもらって食べているし。

 今日の日曜日、夕刻から、読書会。@新宿南口の「ルノアール」。改装が済んで気持ちのいい空間になった。だが、いつもよりも混んでいた。

 高野公彦『天平の水煙』。新発見もあった。飛び入りのNさんの存在も楽しかった。じっくりと一人15分くらいづつしゃべったあと、ニュートーキョーの「庄屋」へ。いろいろ食べた。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

リユニオン。

2008_229_002_2  昨日の研究日は、近くの〈コパン〉で昼食。

 挽き肉と茄子とチーズのスパゲティ(130g)。これがアタリだった。ややスパイシーで、焼いたチーズの香りが立っていた。

 午後、有楽町マリオンで、映画「チーム・バチスタの栄光」を見る。

 おもしろかったけれど、テンポが良すぎたのか、ちょっと一本調子な感じもした。登場人物の苦悩が描かれていなかったようだ。原作は未読だが。

 その後、インズの居酒屋「月の雫」で、芝高校時代の友人らと会う。ちょっとした同窓会。英語で言うとリユニオンである。

 9人のメンバーが基本。そのうち新潟在住の一人を除く8人が参集。これが、高校2年生のときのクラスの面々。担任は、奥村晃作氏。9人がすべて違う大学に進学したのもおもしろい。

 過去・現在の時間を行き来しながら話がはずんだ。改めて、芝中学・高校はまともでいい学校だったなあと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »