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凝る。

20071130_001_2  研究日。自宅で考査問題を作る。始めると凝ってしまうのは歌と同じ。囲碁や将棋のように長考に入り込む楽しさもある。でも、基本的には考査問題は時間をかければなんとかなるのが助かる。そこが作品や評論とは違うところ。

 凝れば凝るほど平均点が下がるので、ある意味、適当にやる心も必要かもしれない。

20071130_003_220071130_006 夜は新井薬師前の〈きむら〉にて。ふぐ関係。

  河豚ちりは、野菜と茸たっぷりでおいしかった。ならば、寄せ鍋でもいいじゃないかと思うところだが、河豚の出汁とか香りとか目には見えないもの力というののがある。

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ハラール。

20071127_013_2 用あって校外に出たついでに、新大久保駅前の「ラジャ」で昼食。

 「パキスタン・インド」カレーの店らしいが、入り口のドアに大きく「HALLAL」と書いてあった。(ふつうは、HALALとつづるか?)

 ハラールは、広辞苑には無いけれど、ジーニアス英和辞典によると「イスラムのおきてで殺すことを許された動物の肉」とある。きちんとお祈りをして屠殺した肉(もちろん豚肉以外だが)という理解でよいだろうか。

 インドとは書いてあっても、おそらくイスラム教のパキスタンのお店なのだろう。(パキスタン料理、とだけ書かれるととっつきにくいしなあ。)

 焼きたてのナンがとてもおいしかった。注文を受けてから、小麦粉のカタマリを広げて、窯の内部に貼り付ける方式で焼いてくれた。カレーがもっとおいしければいいのになあ。この店。

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かぶと煮。

 期末考査まであと10日。

 高校2年の「英語Ⅱ」(主に読解)と「オーラルコミュニケーション」(リスニング)の考査問題を作っている。

 ふだんの授業からどのあたりを出題できるかを考えているのだが、まとめるのはなかなかタイヘン。それでも、教員になりたてのころよりも、格段に作問のスピードは上がっていると思う。

20071128_001_2 「英語Ⅱ」は週に4時間あるので、問いたいところを全部問うていると、150点分くらいになってしまう。あきらめるのが残念。

 夕方から英語科の会議。7時過ぎまで3時間半ほど。じっくりとアタマを動かす。

 終わって栄寿司へ。鯛の兜煮があった。甘くてしっかりしていた。人事のこと、英語の授業方法のことなど、話す。

 満足したが、量としては抑え目だったと思う。

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只管音読。

20071127_010  勤務先は、西武新宿線の高田馬場駅から徒歩15分くらいのところにある。その途中に、戸山(とやま)公園がある。

 それなりに紅葉していてきれいである。ここ数日は、一日で様子が変わる。

 となりにも私立高校があって、そこの生徒たちは、よくこの公園を使っ

20071127_005_2 ている。この日は朝からサッカーの練習をやっていた。アンタも好きねえという感じだ。

 早稲田大学の理工学部もすぐである。

 「只管音読」という言葉にであった。同時通訳者の國弘正雄氏の言葉らしい。只管打坐(しかんたざ)のもじりだろう。英語教育的にすばらしい言葉だ。

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親しき飲みもの。

 夕刻、新宿で読書会。

 『安立スハル全歌集』を読み継ぐ。『この梅生ずべし』以降を4回に分けてやっている。その第3回。満場一致の秀歌は、

・一皿の料理に添へて水といふもつとも親しき飲みものを置く

であった。鳥肌のたつ一首である。他にも、

・一本の指を傷めし些事すらがかくも気力を殺ぐといふこと

・新しき杓文字(しやもじ)おろしてすくひとるしろがねの飯あやにうつくし

・癇癪を起こして事の運びたるひと日なりにき水飲んで寝る

・若き日のわれよりも親し歳月に晒されしのちのこのみづからに

PhotoPhoto_2  などなどなどなど、とてつもない歌が並ぶ。

 遺歌集であるから、安立さんご本人が編集されたら、雰囲気は違っているだろう。その良し悪しはわからない。

 会のあと、卯の家、という店で食事。デザイナーズ系チェーン店だが、きちんとしていた。値段もリーズナブル。

 京野菜のフォンデユ、生麩のグラタン、栗のナントカピザなど工夫した料理がおいしかった。

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都内。

20071125_00820071125_006 まだまだ昼間は暖かな東京都内。

 〈都内〉という言葉は23区内だけを指すのかどうか。東京都の中、という使い方をする人もいるが、違和感20071125_003_2 がある。

 徒歩1分の哲学堂公園にゆく。美しいというほどではないが、紅葉している木もある。

 原稿を書き継ぐ。

 そうそう。安立スハルの歌を読んでいたら、

・おほよそに忘るるといふことなくて年に一度はむかご飯炊く

という歌があった。先日のむかご情報に感謝。

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天むす。

 全校保護者会の日。(授業はなし。)

 午前中の学年保護者会に続いて、クラス単位の保護者会・懇親会、個人面談。慌しい一日。

 懇親会のお弁当は、銀座「地雷也」http://www.jiraiya.net/の天むす弁当だった。時間が無くて、10分ほどで食べたのだが、おいしかった。委員のお母様に感謝である。さすがである。写真を撮っているヒマは無かった。

 学年のほとんどの保護者がきちんとしていて協力的である。しかし、例外的に(世間でモンスターペアレントと呼ばれているほどではないけれど)、揚げ足を取ってくるというか、クレイマーというか、言葉狩りの一歩手前というか、ちょっとレトリカルな表20071124現をすると理解できない保護者もいる。その対応にも追われた。やれやれ。

 夜は、カレーを作った。ルーを基準にして、インスタントコーヒーと焼肉のタレとケチャップとチリパウダーとウースターソースと粉チーズを入れて味を重層化したつもり。ちょっとしょっぱくなったのが欠点。ご飯は玄米である。

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FYK。

 小林雅英のクリーブランド入りが報じられた。また、藪田安彦のカンザスシティ入りもほぼ決まったそうだ。そして藤田宗一は戦力外通告のあと、巨人に入団した。

 この3人のリリーフピッチャーの共通点は、社会人野球から千葉ロッテに入り、最弱の時代から一昨年の日本一までを支えたことである。FYKとも呼ばれた。

 小林は9年、藪田は12年、藤田は10年、それぞれ入団初年度から投げまくった。その3人がそろって同じ年に千葉を去るのは何かの縁であろうか。寂しくなる。

20071123_001  昼は、いつもの〈中野オリエントスパゲティ〉で食べる。

 オリエンタルというのは、今では一種の侮蔑語とみなされていて、今はエイジアンと言うのが政治的修正(PC)的には正しい(らしい)。もちろん、20年の老舗だから店名はそのままでいい。

 「クリームたらこスパゲティー」に納豆と青紫蘇と烏賊をトッピングする。まさにオリエンタルな具である。

 家人に、中央線的でコージーな(居心地の良い)お店だと評された。人ごとながらうれしい。

 

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自販機。

20071122_002  個人面談のため、午前中授業。

 うだうだしていて、昼食が2時すぎになってしまった。近くの「一六八」(いろは)まで出かけて、牛スジ刀削麺を食べる。

 店員さんと厨房の会話は全て中国語。意味はわからないけれど、聞いていて楽しい。たぶん北の方の方言だと思う。

 生徒会長が中心となって、新校舎(8階建て)の上層階にも飲み物の自動販売機を置いてほしいと請求してきた。(私が生徒会担当なので。)できれば、カップラーメンとかパンの自販機もと言う。さらに、コンビニと吉野家を誘致して欲しいとも言う。なかなかいいアイデアではある。

 しかし、調べてみると、自販機はけっこうな電力を消費するようで、新たに太い電線を引かなくてはならないことがわかった。ふつうのコンセントレベルではだめなのだ。(当たり前か?)電線を這わせるとなると見栄えも悪い。いっそ屋上に置きたいところだが、立ち入り禁止となっている。何か名案は無いだろうかなあ。

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ボネコ。

 暖房が入る時期になると、教室はかなり乾燥する。

 毎年、せめて自分のホームルームくらいはどうにかならないものかと思っていたのだが、今年は思い立って加湿器を購入。カワイイ生徒たちのためなら安いものだ。と思っていたが、クラス費(担任の自由になるお金)から出してよい、と生徒の同意が取れた。助かる。

 「ボネコ」というスイスのメーカーのチェコ製。「気化式」というとかっこいいけれど、スポンジに水を吸い上げて、ひたすらファンの風を当てるという原始的な仕組み。それでも、毎日3リットルくらいの水は使う。畳24畳用だから、教室には足りないけれど。無いよりはマシだろう。

20071121_00220071121_003  これで風邪やインフルエンザが一人でも減るなら元が取れるというものだ。

 英語科の公務で夜8時過ぎまで勤務。私としては珍しい。

 その後、同僚二人と栄寿司で食べる。定番のものばかりだったが、それでよい。そうだ。まかないの湯豆腐もごちそうになったんだ。鱈がたくさん入っていておいしかったんだ。

 

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榾火。

 午後、新宿の朝日カルチャーセンターへ。

20071120_008  途中、ロイヤルホストで抹茶のロールケーキを食べながら最終の予習。ロイヤルホストは今でも、ロイホ、と呼ばれているのだろうか。スピッツの歌に出てきたなあ。

 今日は、高野公彦『水苑』と大滝和子『竹とヴィーナス』の2冊。

 『水苑』は読めば読むほど味の出る歌集である。出版されてから7年が経つ。当初、穏やかな歌集だと思っていたが、実は静かな激しさを秘めた歌集でもある。

20071120_012・京言葉の語尾の榾火(ほだび)よ 鱧の落とし食みしその夜の気遠(けどほ)き眠り

・俗(このよ)の名もちて生きをり酒飲みて海鼠酢(なまこす)食へり酢は死の匂ひ

など、危険な香りのする歌もある。ただ、全体的には、作者の優しさが表に出ている感じはするけれど。

 5時半に終わって外に出たら、すっかり暗くなっていた。もう年間で最も日の短い2ヶ月になっているのだ。

 月の明るい夜だ。

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金髪のマリリンよりも。

 先週の土曜日、「コスモス」の編集会後に話題になった、高野氏の長歌のコピー(「群青」3号)が見つかった。私は「群青」を1冊も持っていない。コピーをさせてもらっただけである。

 貴重な資料であるから、体裁は悪いですが、みなさんと共有したいと思います。

 ちなみに、「群青」は1972年開始。武田弘之、杜沢光一郎、奥村晃作、高野公彦、4人の同人誌である。9号まで出たと聞く。私は、「棧橋」の前身ととらえていたが、先日の話によると、「Gケイオス通信」の方が「棧橋」に近く、「群青」は少し違う存在だったらしい。 Photo_24

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褒め方。

 ある入試問題に、子供の褒め方についての論があった。

 「頭いいねえ。」「賢いねえ。」(You're so smart!)と言うのは良くないらしい。ものごとは所詮、頭の良し悪し左右されるんだ、と教え込むことになるという。

 そうではなく、努力や忍耐力を褒めるべきらしい。例がなかったのだが、おそらく「よくがんばったねえ。」という方向になるのだろう。

 確かに、アタマの良さだけに頼るようになるのは良くない。

 また、数学が苦手な子供に向かって、オトーサンだって数学が苦手だったんだよ、心配ないゾ、というように励まし慰めるのも良くないらしい。

20071117_003 子供は、親を基本的には尊敬しているから、できないことをかえって誇りに思って努力しなくなる、というのだ。

 そうでなく、オトーサンはできなかったから、代わりにオマエができるようになりなさい、と言うべきなんだそうだ。

 担任としての発言を振り返るに、反省しきりである。

 昨日食べた、イカゲソのうまかったこと。ふだん揚げ物はほとんど食べないのだが、〈美たか庵〉ではなんとなく解禁してしまう。

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マリリン。

 バタバタとした土曜日。

 3時半過ぎに学校を出て、吉祥寺乗換え、2駅目、三鷹台の「コスモス」編集室に駆けつける。

 先日の座談会の原稿をコジマさんに渡す。テープ起こしとまとめを完璧にしてくださった、K畑さんには大感謝である。大切なことをいくつか決める。

20071117_002  その後、5人でいつもの〈美たか庵〉へ。

 つまらない話題に行きそうになると、K島さんが意味のある方向へ話をうまく誘導してくれる。ご自分のお話だけでなく、話を引き出すのも巧いのだ。

 最近、長歌がはやっているのではないかという20071117_001話、高野氏がかつて「群青」に掲載した長歌「金髪のマリリンよりも」の話にも及ぶ。岡部桂一郎氏と山崎方代の話もおもしろかった。

 いつものカキフライ、湯豆腐など。焼酎が2本空いた。どんだけー、というのはこういうときに使うのか。

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穏やか。

 研究日にて、在宅。

 明日の「コスモス」編集会に備えての仕事、散文の執筆、作品のまとめなどをやっていると、時間は過ぎる。

 東京は昨日よりは冷え込んでいるが、昼間は暖かい。(さすがに部屋でTシャツというわけにはいかないけれど。)

 クリーニング屋、写真屋、八百屋、肉屋、郵便局、銀行を自転車で巡る。顔見知りの人たちがいつものように働いている。穏やかな日本である。八百屋さんにあった、ムカゴはどうやって食べるのだろうか。聞きそびれた。

20071116_002_2  昼は、トマトソースパスタを作った。一人分でにんにく2カケは多いか?焼肉のタレも入れてみたが、味の変化はわからない。ペンネはソースがよく絡んでいい。パルメジャン粉チーズをたっぷりかける。

 夜は肉じゃがというか鶏じゃがを作った。牛肉のようにアクが出ないし、鶏肉のプリプリした食感もいい。牛肉を食べているという(健康上の)罪悪感もないし。

 

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鈴焼。

 授業のはじめに出席簿を繰っていて、沖縄の修学旅行から帰ってきたのがちょうど3週間前だったと気付いた。

 生徒に告げると、すっと静まりかえった。たぶん、それぞれがその一瞬、思い出を検索したのではないだろうか。もう、旅行の余韻はないけれど、おかげでクラスがなごやかになり、結束も固くなったような気がしている。

20071115_004 昨年、同じコースを辿った現高校3年生のなかには、高2の12月に個人で再訪したグループもあったようだ(受験勉強をさしおいて、というのがいい)。思い出を刻み忘れたのかもしれない。

 友人から、新宮市のお菓子〈鈴焼〉を直送していただく。熊野速玉大社のお祭りに縁があるようだ。やさしい甘みのするおいしいお菓子である。写真くらいの量なら、すぐに食べてしまう。これが10袋分もあるのだからうれしい。

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浦和。

 水曜日は会議の日。

20071111_002_2 いろいろと心配事や雑事があるけれど、個人で抱え込まずスタッフみんなで共有しようという意識がある。それだけに時間がかかるが、それはそれでよい。

 立派な鯵を発見。顔つきがいい。刺身用のものを贅沢に塩焼にする。骨湯もする。こんなものを海からどんどん取ってきて食べられるのは幸せと言う他ない。

 アジア・チャンピオンズリーグは、浦和の勝利。よく守った。これで、12月のクラブワールドカップでは、浦和が1つ勝てばミランと対戦ということになった。今のぼろぼろのミランには勝機がある。横浜での試合だけれど、ほぼホームであるし。

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稲尾さん。

 稲尾和久さんが亡くなった。

 私はもちろん現役時代を知らない。ただ、1984年から3年間、ロッテオリオンズの監督をしていた頃に縁がある。

 初めの2年間は2位。西武が強すぎてどうにもならなかった頃であった。後半の2年間には、落合博満が連続三冠王を獲得している。7回から抑えの荘勝雄を投入したりして、めちゃくちゃで楽しい野球だった。

20071113_003  中野のオリエントスパゲティーで〈牡蠣とモッツァレラチーズのトマトソース、ジェノバソースがけ〉を食べる。ほっこりとした牡蠣がトマトソースが絶妙のバランスで合っている。

 この店、

「水道元から変わるマイナスイオン水と、調布に二ヶ所、山形に二ヶ所ある自家菜園で採れた無農薬ハーブ、無農薬野菜を織り交ぜながらイタリア公式認定のオーガニックパスタを使い、スパッゲティを始め前菜、デザートを作っています。」

というこだわりもあって、気持ちのいい(もちろん味もいいけれど)ところである。たしかに、バジルソースは香りが立っている気がする。

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白焼き。

 修学旅行のご苦労さん会という名目で、委員だった人たちと食事にゆく。やっぱり〈栄寿司〉。

20071112_005 生徒にアンケートをとると、体験ダイビングは短時間のわりに満足度も高かったが、それにも劣らず、「バナナボート」の反応もよかった。

 丸太型の巨大な浮き輪に5、6人でまたがって、時速50キロくらいで引っ張ってもらうというもの。私もやってみたが、途中でわざと転覆してきれいな海に放り出されるのもおもしろかった。

20071112_010_2 話によると、石垣島を拠点にして、その周囲の島々に行く、という修学旅行もあるらしい。そうすると、嘉手納基地と美ら海水族館は見られないわけだなあ、と思ったりする。

   今日の〈栄寿司〉は、アナゴを白焼きにしてもらったものとシャコが特においしかった。

 月曜日のテレビ番組で、どこかの干潟では、シャコの住む穴に書道用の筆を差し込んでシャコを獲るという漁を紹介していた。シャコは異物を押し出そうとして、筆に絡まるのだそうだ。なんだかなあ。

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水上善雄。

20071110_007  昨日、〈文流〉で食べた、チョコレートケーキのおいしさをときおり思い出す。曇天の晩秋である。

 それはとにかく。来季の北海道日本ハムのコーチ陣が発表された。

 中でも驚いたのが、2軍監督の水上善雄氏である。

 元ロッテの遊撃手。私が川崎球場に通い始めたころから、スタメンで最年少の不動の「9番ショート」として出場していた。一塁内野指定に座ると、真正面にいて、動きがよく見えた。とにかく守備の華麗な選手で、手足が長く、かっこよかった。

 晩年には長髪のライオン丸として有名になった。あるバカ監督に髪を切れと言われて拒否したとか。

 野球よりもスポーツカーの運転が好き、と言われていた人。だが、引退後も解説者として少年野球の指導者としてがんばっていたらしい。今年から日本ハムの2軍コーチになっていたけれど、まさか2軍監督になるとは。

 ぜひ、がんばってください。

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短角牛。

 雨の土曜日。数日前まで冷房の入っていた教室に、暖房が入っている。

 保護者面談をぼちぼちと始める。一度卒業生を持つと心が大きくなる。なんだかんだいって、みなそれなりの大学生になるものだというヘンな自信が生れるからだ。

 親御さんの中にはかなり心配症の方もいる。ウチの子は靴下を脱ぎっぱなしにするんですけどとか、化学の小テストが0点なんですけどとか。滑稽に聞えることすらある。

 夕刻、高田馬場の老舗イタリア料理〈文流〉で夕食。

20071110_00220071110_00320071110_005 辛口のスプマンテ(シャンパンと言わず)を飲みながら。トリッパのサラダ風、「溺れたタ20071110_006_2 コ」という名前のタコのトマト煮、定番の甘海老のクリームソースリングイネ、キノコとチーズの短角牛グリルなど。

 特に新しいもので驚かせようとしなくても、しっかりとうまいレストランである。

 夕方6時にほぼ満席であった。

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パペラ。

 11月は辛い。

 祝日が2日だけだし、定期考査などのイベントはないし、保護者面談がたっぷりあるし、運動部の試合の引率があるし、人事はあるし、入試問題検討はあるし、(さらに、学校説明会に関わる人もいる)、あれこれあれこれ。

 それでも、気候がよくて牡蠣が美味いからなんとかがんばっている。

 今日は研究日。あれこれと雑用をこなす。

2007119_002_2  昼は、中野のカレー店〈パペラ〉で食べる。「かりん」のHSさんの歌集の批評会後の2次会会場でもあった。馬場あき子さんもここのカレーを召し上がったのだ。

 昼はバイキング方式。激辛のチキンカレー、マイルドな豆カレー、オクラとジャガイモのカレー、甘口のシーフードカレーなど、うまく取り合わせている。どれもコクがあっておいしい。さすがネイティブのシェフである。

 「小麦価格の高騰により、ナンの値段が上がっています。食べ残さないでください。」という表示がある。

 駅前の繁華街から少し離れているのに、続々とお客さんが集まっている。

 店名のあとに「パキスタン&インドレストラン」とある。

 こういう場合、パキスタン人が主にやっていて、しぶしぶ(カレーという食べ物の説得力を出すために)「インド」という名前を入れているのか。それとも、両者が仲良く東京で店を運営しているのか。知りたいところである。

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焦っているのか。

 NHKテレビ、「新3か月トピック英会話」は、10月から大西泰斗氏が講師になって〈ハートで感じる英語塾〉を展開している。

 大西先生は『ネイティブスピーカーの英文法』など、なかなか説明しづらい英文法などの項目を、解説するシリーズで有名である。番組での必死のパフォーマンスも涙ぐましくて良い。

 それはともかく、その11月号のテキストには、出演者の一人の安田美沙子が巻頭グラビアの1ページを占有しているので驚いた。(もちろん、服は着ています。)

 NHKはしばらく以前から語学講座にタレントを起用している。視聴率もあがるし、語学へのハードルを低くするにはいいことだと思う。過去には、井川遥もユンソナも吉岡美穂も出た。

 それでも、テキストの1ページを彼女たちの写真で占めることはなかったのではないか。

 NHKもなにか焦っているのだなあという、という驚き。視聴者が悪いのかもしれない。

 かつて、上智大学の吉田研作先生が、NHKテレビの英会話で黒田アーサーを起用した。先生は、黒田クン目当てで見てくれる人もいて楽しいものだ、それでいいんだ、とおっしゃっていたのだけれど。今の状況をどうご覧だろうか。

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『やがての秋』

Yagate_2 宮英子さんの第10歌集、『やがての秋』(角川書店)を読む。

 今年春までの約2年半の作品340首。英子さんは1917年2月23日が誕生日。ちょうど満90歳である。(ちなみに、宮柊二は1912年8月23日生まれ。日付は半年違いなので覚えやすい。)

 表紙の浅井忠「グレーの教会」は、歌にも登場する。90歳間近になってフランスをひょいひょいと旅している宮さんはすごい。

 今年も尾鷲の大会に行かれたり、まだまだ元気である。ご無理はされないでほしいが。

・石組みの白堊の家居百年ののちグレー村簡にして素
・日本の洋画黎明期のモチーフにて廃墟教会塔高く立つ

という歌がある。

 年齢に対する感傷や人生をまだまだ楽しみたいという気持ちが見える。その一方、もう十分に人生を楽しんだ、という内容もある。周囲の植物とともに穏やかで活動的な現役生活を送られている様子がいい。

 他にも、旅行好きの洒脱な英子さんの様子がよかった。次の歌など、さすがだと思った。2首目などは、まさにそうだ。

・四、五日の旅なればひと枝切りおかむ夫の写真の前にもくせい

・眼をあけて暗闇に寝て思ふこと未来なし未練なしわれ明日なし

・くすぶつてゐるこの気持あせりでも憧れでもないゆふぐれごころや

・天鵞絨(ビロード)の帽子目深にかぶるとき隠れ蓑に似るこころやすらぎ

・カシミール厚地ストールに身をつつみうずくまる夜は遊牧婆(いうぼくおばば)

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カサゴ。

 夕刻、新宿三丁目で少人数の歌会。
 5年間の海外生活から戻られたOさんを交える。

2007116_0052007116_001 歌会のあと、いつもの、新宿東口ニュートーキョービル7階の〈安具楽〉にて食事。友人の賞の受賞を祝う。
 チェーン店の居酒屋なのだが、海鮮料理がうまい。ノモンアジ(野2007116_004 2007116_010 母鯵?)の刺身、しめ鯖、カサゴのから揚げ、ぶり大根など。わたしがぼやぼやしていると、周りの人が、この料理は写真を撮ったほうがいいですよ、と言ってくれたりした。ごちそうさまでした。

 さいきん新宿界隈を歩いていると、中国人団体観光客らしき一団が目立つ。伊勢丹の入り口やなんでもない電気店の写真を撮っているのだ。経済的な問題もあるだろうが、愛知万博以来、日本に来やすい法律になったとも聞いた。どんどん来て、いろいろ見て欲しいものである。

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『竹とヴィーナス』

Photo_3  大滝和子さんの第3歌集『竹とヴィーナス』を読む。

 大滝さんは、第1歌集から、すばらしく飛躍した比喩などで独自の表現を開いてきた人。私はその世界が大好きである。

 今回も、ナンセンスすれすれの思い込みの大冒険で楽しませてくれた。わからない歌も多いのだが、わかるとハマる、という感じ。

・茶にひそむグリーンドラゴンのたましひを飲みてこころは宇宙へむかう

・水壺を頭に乗せて運びゆく女のように立ちどまりたり

・みずからの脇を洗えりキリストは息絶えし後ここを突かれき

・還れざりし三塁走者さまよえる砂漠あらむよこの春嵐

・ポストの朱あんばらんすに立ちながら冥府との時差測りつづける

 どれを引いても強い独立性があり、大きな世界をなしている。こういう歌集を読むと、短歌をやっていてよかったな、と思う。大滝さんは野球のファンでもある。

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スキタイ。

 日曜日。荻窪のM中学でバレーボール部の練習試合に付き合う。勤務校の高校生が、M中学の卒業生だという縁で、練習試合の相手をさせてもらう。

 相手は中学生だとはいっても、規律正しく、守備が堅く、いいチームであった。かなりのレベルであった。ネットの高さもボールの大きさも違うけれど、同じ競技を手抜きなしでやれるのがおもしろい。

2007114_001_2  駅ビルの、ラーメン〈凛〉で遅い昼食。なかなかのレベル。一度帰宅して、夕刻、読書会。

 司馬遼太郎「街道をゆく」18巻「越前の諸道」の後半。

 スキタイ民族などの北方騎馬民族は金(ゴールド)を好み、装飾具などに盛んに用いた。それが起源5世紀くらいに東の僻地の日本に到達するころには、日本の土着民の趣味には合わなかった。日本では、シブイものが好まれていて、それがその後の漆器や千利休や古田織部につながるという。印象深かった。

2007114_012_22007114_018 福井、一乗谷。朝倉敏景の時代。日本の将棋の一部に〈酔象〉というコマがあったという。それが王・玉の直前に置かれて、王・玉がとられたときには、すぐにその代わりをした。それが当時の戦闘の感覚に近かったというのもおもしろかった。 他にも示唆に富む巻だった。

 福井県は私の数少ない未踏県。いつか行きたいなあ。

 その後、いつも〈庄屋〉へ。紙のようなカツ、のカミカツなどがニュートーキョー系の名物である。

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ロミジュリ。

2007113_002 夕刻、渋谷のオーチャードホールで、新日本フィルのモーツァルトの交響曲第41番などを聴いた。

 と書くと雰囲気はあるが、懸賞で当たったコンサート。

 後半は、バレエ〈ロミオとジュリエット〉のハイラ2007113_0062007113_008イトだけやるという、ファミリー向けのもの。通常のオーケストラの前に舞台をせり出して、そこで躍らせるという不可思議なものであった。でも、まともなファンを前にはできない、ケレンの試みもおもしろかった。

   コンサート前には、ホールとなりのイタリア風喫茶店でトリッパなどを肴に軽く飲み、終わってからは、広島風お好み焼き〈じゃけんnou〉で軽く飲んだ。肝心のお好み焼きは、食い気に焦って、写真をとろうと気付いたと きにはカットしてしまっていたのだ。美しくない写真である。味はいいんだけど。

 

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コスモス座談会。

2007111_004_2  「コスモス」来年3月号の座談会のために、三鷹台の事務室に向かう。

 途中、事務室近くの〈カフェ・野田〉に寄る。瀟洒で居心地のよい喫茶店。カップはマスターが適宜選んでくれる。

 座談会のメンバーは、(隠すことでもないでしょう?)、柏崎驍二さん、木畑紀子さん、田宮朋子さん(それぞれ盛岡・京田辺・長岡からおいでいただいた)と、小島ゆかりさん、私の5人。「コスモスの生み出した新人たち」という仮題。

2007111_031_2  木畑さんと田宮さんが、「桐の花賞」受賞者のデータなど、よーくお調べになっていて、よーく発言なさっていた。ありがたかった。事務室の赤崎美香子さんのお気遣いにもとても感謝である。

 その後、いつもの〈美たか庵〉に30分ほどいて、すぐにお開きになる。お三方は日帰りなのだ。ありがとうございました。

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1735。

2007111_001_4   勤務校の創立記念日。

 中野の〈山頭火〉で味噌ラーメンを食べる。安定した甘みと旨みのあるお店。芸術的である。

 山頭火の苗字は種田だったなあ、中日の種田は戦力外通告を受けたのだったなあと、とりとめのないことを思う。

 夕方、渋谷のNHKに、アジアフィルム・フェスティバルの映画を見に行く。「1735km」というベトナム映画。http://search.pia.co.jp/perform.htm?pcd=553322&sheetNo=217055

 ベトナムの現在がそれなりにうまく捉えられていると思った。親子関係など、今の東京を基準にものを見てはいけないのだ、と同行者に言われて納得する。

 中日が日本一になった。完全試合まであと3アウトの山井を代えるべきだったか否か。玉木正之氏は、代えたことに大激怒しているようだが。卓見である。

 山井のまま打たれるのも、ショービジネスとしてのプロ野球のあり方だとも思う。私が監督なら、代えたくても代えられなかっただろう。そんな度胸はない。

 しかし、これは落合監督とチームとの信頼関係あってのことだし、山井と岩瀬の関係もあっただろう。外側からは何とも言える。方程式どおりに難なく勝ったのだから、現場の判断は正しかったのだ。それが落合監督なのだ。

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