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ビアスタジアム。

 千葉マリンスタジアムに対楽天戦を見に行く。

 この日は、一部を除く全席自由1500円。(ファンクラブ会員の私は1000円。)私はその「一部」である、フィールドウイングシート(ファールグラウンドにはみ出して作られた部分)の抽選に当たり、通常4200円の競争率の高いシートに座る。ヘルメット着用のお願いがされている危険なところだが、だれもかぶっていない。

001_2  火曜日の楽天戦なのにほぼ満員。(観客数を気にするのは、昔からのパリーグファンの習性。)

 さらに、360°ビアスタジアムというイベントで、生ビールが通常の半額の300円。4杯飲んだ。

 試合は、吉井にぶちこわされた。なぜオリックスでダメ出しされた42歳をバレンタインは使うのか理解に苦しむ。渡辺俊介が中6日でいるのにだ。だったら、神田とか大嶺とか荻野とかにチャンスを与えてやって欲しい。

005_2003006004   それに、8番DHで登場のオーマツ選手も5打数ノーヒット。球場全体が、オーマツオーマツと叫んでいるのは、同姓の少ない私にとって不  思議な感じ。

 それでも岩隈が降板してから7点とって、やや溜飲が下がった。最終回はネット裏で見る。試合終了は10時半だった。

 

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青森の旅④。

 7月29日(日)。

 一路、三沢市の寺山修司記念館へ行く。http://shuji-museum.misawasi.com/ 

Photo_4  以前、「コスモス」の全国大会が小牧温泉であり(小島ゆかりさんが講師だった。講演は寺山と、俳句と短歌の比較のようなものだったか)、そのあとに、立ち寄ったことがあった。

 開館10年。演劇関係の展示が多い。その時代というのか、奇を衒ったようなキャラクター構成は私には苦手である。

 しかし、その中でも、第2回短歌研究賞受賞作「チェホフ祭」の原稿がある。原題「父還せ」を中井英夫が改題してある様子などがわかって貴重だ。

089_2087  記念館裏の碑を見に行くと、小川原湖(のほんの一部)が見える。あじさいがきれいだった。

 八戸駅近くの〈松葉寿司〉で食事して、帰京。

 投票に間に合う時間だった。

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青森の旅③。

 7月28日(土)。この日は、奥入瀬渓流、十和田湖の辺りをぶらぶらする。

027_2071  やはり、ピークは新緑と紅葉のころなのだろう。散策している人は多くない。観光バスとも10台くらいしかすれ違わなかった。それでも、いかにもオイラセという流れの近くには人がいる。こういうところを100年以上前に開拓して世の中に紹介した人たちはほんとうにすごいものだ。千住博の絵のような瀧もあった。

 昼は奥入瀬渓流グランドホテルで。中学の修学旅行の引率で訪れたのは9年前になる。ロビーラウンジの岡本太郎作の暖炉を覚えていた。夏季だ081 082_2からなのか、レストランは営業しておらず、代わりにラウンジで食べる。軽食しかないといわれたが、ステーキがあった。

 それはいいとして、ドラゴンフルーツとパッションフルーツが付いていたのには驚く。ホテルの気合のようなものを感じた。

 その後、十和田湖畔は霧が強くなり。山の中は視界は5メートル(適当に言うと)というところだった。夜は近所の居酒屋で食べる。

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青森の旅②。

 7月27日(金)。青森の旅、2日目。

 八甲田山方面に出かける。目的地は、ロープウエイで上る、田茂萢(タモヤチ)岳というところ。頂上に1時間くらいの散歩コースが作られていた。

044_2  標高は1500メートルくらいなのだが、緯度が高いので、日本アルプスくらいの植生であるという。

 アオモリトドマツという樹に囲まれていた。マツというより、モミの樹の一種である。

 まさにひたすらの青い森。

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十和田湖への帰りみち、蔦温泉のエリアで1時間ほど散歩。蔦沼などを見069 062 る。トンボが多く、人はいない。プライベート・スワンプ(沼)のような感じだった。

 周りに人がいないというのが、なによりも贅沢な時間である。

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青森の旅①。

 7月26日(木) 青森・十和田湖方面に旅行に出る。

 11時ごろ東京発の〈はやて〉に乗って、3時間4分で八戸に到着。八戸までほぼ3時間で着いてしまうなんて、驚愕だ。朝刊では、〈はやて〉の新青森延伸時には、時速320キロの車輛を導入して、東京・新青森間を3時間にするという記事があった。その分、電力を食うのだろうけれど。

003017_3  車中には、宮城の〈黄金海道〉という名前の弁当を持ち込む。おいしいので、2回に分けて食べた。幸先良いスタートである。

 八戸駅で日産のキューブという自動車を借りる。運転するのは、昨年のハワイ島以来、ほぼ1年ぶり。それでも、奥入瀬渓流の脇を通って、十和田湖周辺の002 ホテルまで到着。久々の運転で、すごく肩が凝った。

 この後、4日間で391キロを走行。ガソリン約28リットルを消費。(3800円。)燃費はそんなものなのでしょうか。

 十和田湖周辺は、ハイシーズンではなかったようだ。ひっそりとしていた。

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ジンファンデル。

 某日。用あって新宿へ。

 南口の〈房's〉に寄る。ジンファンデルがあったので、注文。

Photo_5  ジンファンデルは、カリフォルニア固有の葡萄で(クロアチアから来たという説もある)、胡椒のようにベリーのようにスパイシーである。私の好み。

 このジンファンデルという種を知ったのは、昨年の3月に学校のアメリカ研修の引率として派遣された、バーモント州でであった。

 現地の私立高校の校長とのディナーの席で、アメリカに Photo_6 Photo_7 Photo_8 もおいしいワインがあるのだよ、と紹介されて飲んでから、とりこになっている。(とはいえ、安いものしか買えないけれど。)カリフォルニアワインを知ったかぶって貶す人に飲ませてあげたい。

 その校長センセイは、小麦アレルギーだそうで、当然ビールは飲めない。ゆえに。ワイン通であられる。

 パンやパスタも特殊なものしかだめだそうだが、そういう人たちのための専門店があって、なんとかなっているらしい。大豆は大丈夫だと言ってゐたかなあ。 ほんとうに校長なのにすばらしい方だった。(なのに、が誤用か。)

 この日のジンファンデルはちょっと甘すぎて合わなかったが、料理はおいしかった。アナゴの巻物なんかもあった。

26日から旅行に出ています。

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佐太郎特集。安立スハル合評。

Photo_2  角川「短歌」8月号の特集〈佐藤佐太郎没後二十年〉に小論を書かせていただいた。「キーワードで読み解く」というもの。与えられたテーマは「時間」。

 「〈のろさ〉と〈小時間〉」というタイトルで、「自歌自註」「純粋短歌」などを引用して、とくに『帰潮』の作品をみた。

 佐太郎の歌には、「リズムに内在する時間」、つまり、初句から結句までの滞空時間の長さに特長がある。また、一首の中での、小さな時間の把握もいい。このあたりを書いたつもり。商業誌なのでスキャンは慎む。

 「棧橋」91号の〈合評〉を載せてみる。ちょっと見づらいでしょうか。『安立スハル全歌集』から、『この梅生ずべし』の部分。この続きは、次号。(奥村晃作氏のページのようになってきたなあ。)

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「フリダムライターズ」

ブログ仲間の謎髭さん http://blog.goo.ne.jp/nazohige/ に教えてもらったアメリカ映画『フリーダム・ライターズ』(リチャード・ラグラヴェネーズ監督)を見に行く。東京でも、日比谷だけの単館上映。

 ストーリーなどは、リンクに任せる。すばらしい映画であった。というよりも、すばらしい原作であり、事実であったというほうが正直だ。

 つまり、映画としての技法とか上手さなんかを超える、現実の一人の人間のすばらしさに感動したのである。教師もの作品を見ると、それがドラマかどうかは別として、現実の時間軸と映像で省略されている時間軸とがうまく交わらない。
 なんていう理屈は抜きにして、夏休みの12年目の教員には力を与えてもらった。

 そのあと、これも、謎髭さんの行ったという<あちこーこー>http://www.little-okinawa.co.jp/achi-tennai.htmlで食事。
PhotoPhoto_2Photo_3Photo_4   有楽町のガード下の焼き鳥屋さんに、沖縄料理の居酒屋がくっついている感じ。せっかくなので、好物の沖縄料理を食べる。
 島ラッキョウは定番として、ゴーヤーの酢の物(酢漬け)、ミミガー(豚の耳)のから揚げは初めて食べた。串焼きでは、牛の「シロマルチョウ」というものに挑戦。白い丸ごとの腸であろうか。不思議な食感。
 料理人の二十代(たぶん)の男の人たちがきびきびと仕事をしていて、気分のいいお店であった。有楽町ならココ。ただし、ほぼ満席で、入れる保障はない。

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『白南風』

Photo_113  読書会のために、北原白秋『白南風』を読む。シラハエとは、梅雨明けのころに吹く南風のこと。東京では梅雨の明ける気配はないが。

 いまの基準から言うと、(白秋先生すいません)ちょっと詰め込みすぎという感じもするし、状況の展開が速すぎる感じもする。文法がややこしくてすっとアタマに入らないことがあるし、植物の名前や生活状況は、考えればわかっても、瞬間的にわからないのである。

 理解してからワカル、という二段階を踏むのは、古典の読み方である。 やはり、時代の違いは大きい。私より85歳年上の白秋先生である。

 1319首(たいへんでした)のうちとくにいいと思ったのは、こんな歌。

・白鷺はくちばし黝(くろ)しうつぶくとうしろしみみにそよぐ冠毛(かむりげ)

・おのづから歩みはとまる道すがら芋の立葉(たちは)のことごとの露

・ここに聴く遠き蛙の幼なごゑころころと聴けばころころときこゆ

・群れわたる鳥かげ見れば秋空やだだにひとすぢの道通るらし

・日おもてにひた黒の牛立てりけり深くうなぶし見るとなき目見(まみ

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『合成風速』

Photo_112  小林信也歌集『合成風速』を読む。

 素朴な作りで懐かしさを感じる作風である。「ALWAYS」という映画のような感じとも言える。もっと前向きに元気な、あるいは芸術志向の作り方であったもいいと思った。しかしそれは、人それぞれである。

・一度だけ振り向きてホームへ降りるなり会はずに過ごすひと月のため

・おにぎり三つボトル一つを買ひ持ちて日曜出勤遠足のやうなり

・単身の啄木に電話無かりしこと思ひをり子の謝罪聞きつつ

・次男に勝つて長男に負ける腕相撲人生すでに折り返し済み

などが秀作である。

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3023首。

 ようやく、『安立スハル全歌集』を読み終える。こういう本は、いつだって読めると思っていると、いつまでも読めない。幸い、五十首ほど抄出する必要があったので、期日に間に合わすべく、熟読した。

 いい歌ばかりで、早く読みたくなかったというのも本音。少しづつアタマに染みこむように、日にちを空けて読みたい歌である。『この梅生ずべし』以降の3023首から50首を厳選。しかし歌集というのは、抄出していい歌だけを読めばいいというものでもない。この夏にもう一度、ゆっくりと読んでみたいものだ。

・誇りうるものありとせば持ち古りて十九年の糠味噌くらいか

・全力をつぎこみて鳴く蝉のこゑ聞きたる今日はこれで足らひつ

・詩が書けぬほどに弱るな詩が書けぬほどに弾むなこのいのちひとつ

・一本の指を傷めし些事すらがかくも気力を殺ぐといふこと

・ひそひそと六十五年のかたまりの生きて動いて葱きざみ居る

中盤の5首。見開きの左ページの下に作成年代が書いてあるのが助かる。

 古本屋で偶然手に取った歌野晶午『葉桜の季節に君を思うということ』を一気に読む。こういうことができるのも、夏休みのいいところ。おもしろかったけれど、全体を統べるあるモノにはちょっと無理があるというか、ずるいという感じがした。

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期日前投票。

Photo_148  参議院議員選挙の期日前投票に行く。中野区役所。土曜日ということもあって、来ている人はけっこういる。それに、係りの(たぶん)区役所の人や立会人が合計20人以上もいる。

 投票のまえに「期日前投票宣誓書兼請求書」なるものを書かされる。下記(住所・氏名・理由)が真実であることを誓い、投票用紙を請求します、というもの。なんだか高飛車である。

Photo_147  スパゲティの店〈五右衛門〉でジェノベーゼを食べる。こってりとしたバジルソースが絶品であった。地下にあるのになかなか混んでいる。うまいところはみんな知っているのだ。いうなれば、ラーメン屋のようなスパゲティ専門店。いろいろな店が開いては消えてゆくけれど、しっかりしたものを出し続けていればいいのだいう、老舗の力のようなものを思った。(ちなみに、お箸だけあって、フォークを使っている人はいない。。)

 海老とアボカドのねっとり感との相性もいい。ほうれん草も乗っている。

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マルイ中野店。

 マルイ中野本店が8月26日で閉店になる。その後は、ビルを建て直してテナントを入れるそうだ。(情報を小出しにしてきたようだが、ついに大きく新聞広告が入っていた。)

 中野区に住んで9年になる。中野駅(新宿駅から西に、中央線で1駅目、総武線で3駅目)は、自宅から南に徒歩20分弱の距離にある。そこに、マルイは昭和22年に創業し、ことしで60年目になるという。

 それって、河野裕子さんよりも年下なのに、おかしいなあと一瞬おもったが、おかしくはない。河野さんもとっくに還暦なのだ。

 マルイは、関東だけにあるのだろうか。ともかく、本店も本社も中野にある。新宿ではない。中野店はいつでも空いていた。だから、店員さんも余裕があって丁寧だった。しかし、それでは商売にならないという、当たり前のことがようやくわかったのだ。

004_35005_23006_24   レストラン街もしっかりしていて、〈つな八〉や〈銀座アスター〉が入っていた。おなごり惜しいので、〈つな八〉で食べた。お店の人も、この場所に戻ってこられるかは不明だという。いまいち、揚げ方にキレが欠けていたような気もする。

 

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「棧橋」91号。

 「棧橋」91号が出る。

 今号から、電算印刷。影山一男さんの後書によると、創刊から27号までがガリ版印刷、その後、活版印刷であったという。印刷所(真珠社)が活版印刷を廃止したこと、大手の活字メーカーが活字の製造を中止したため、とある。

 そもそも、創刊のとき、つまり(91号÷年4号=)23年前にガリ版で始めたのがすごい。

 石川美南さんのページhttp://www.yaginoki.com/tanka/wa.htmlからいける、「海岸印刷」では、活版にこだわりをもっている方の活動が紹介されているが。もう、活版もLPレコードのようなものなのか。

 参考までに、91号の作品を載せる。

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あなご。

 明日の終業式のまえの日。会議あり、雑務あり雑談あり。会議では、組織そのものの今後を考えてくれている先輩の意見があって、ありがたく及ばなく思う。

 もろもろの成績表などをだして、夕刻、〈栄寿司〉にて、納会(のようなもの)。

SabaAnagoIkauniNamrouMaguro  マスターが気を利かせていろいろ、次から次へというのか、出してくれた。あじのなめろう、イカうに和え、さばの香の物和え。

 また、穴子の白焼き、まぐろhoho肉の炙りをサービスとしていただく。穴子は、ウナギの代替品として注目されているようだが、失礼な話である。穴子のほうが香りが高くて繊細である(と思う)。

 千葉ロッテファンの同僚とひとしきり話をして解散となる。今日は大松選手の今期初ホームランが出た模様。むかしの、ショート水上善夫とか、高沢・西村選手の名前が出て、盛り上がる。プロ野球選手という職業の輝きはすごいものだ。

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ひとしづくづつ。

Photo_108  午後、新宿の朝日カルチャーセンターの講座にゆく。半年に2度ほど、高野氏の代わりに「秀歌鑑賞」という名前の場を与えてもらっている。

 きょうは、まず高野公彦『淡青』について。

 レジュメ作成段階で、ふと思いついて、一部を穴埋めにしてみる、もちろん知識の問題ではない。こうやってみると、タカノ短歌の秘密が分かるような気がするのだ。(□に一文字づつ入る。)

例えば、

①言葉なく手触(たふ)るる□にあたたかき陽のなごりある夕べかなしも

②折ふしに車窓をよぎる小さき駅ひとしづくづつ□□となりゆく

③くさはらの枯るるなかより現れししづけき石は□□のごと見ゆ

④あした先(ま)づ飲む珈琲はくさぐさの□□より濃く胃の腑に沈む

など。

No_news_1  もう一冊は、島田幸典歌集『no news』。

・なに喰わぬ顔して猫が戻りくる角度で君のメール届きつ

・山ふじが丘のなだりに咲くほどに記憶はふいに人を点(とも)しぬ

・重砲を運びしのちに肉となる完璧な牛ありきビルマに

など、抽出だけではわからない、新しさを秘めている作者である。早い第二歌集が待たれる。

(解答 ①墓 ②過去 ③知恵 ④思想)

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『亡羊』

Photo_107   奥田亡羊さんの第一歌集『亡羊(ぼうよう)』を読む。かつて中島みゆきに『中島みゆき』というタイトルのアルバムがあったことを思い出す。彼女の転機のころだっただろうか。

 いかにも、「心の花」の男性歌人。がっちりとした骨格の力強い作り方である。野球でいうと、重いボールと言う感じ。打ち返しても、なかなか外野にとばないようなイメージである。

 ただ、ちょっと、アタマが良すぎるのかなという感じもする。つまり、もっと素朴にドカンと提示すればいいのに、どこか作意が見えるようなところがあるのだ。

 例えば、巻頭の

・宛先も差出人もわからない叫びをひとつ預かっている

・今日こそは言わねばならぬ一行のような電車が駅を出てゆく

などは、いい歌であるけれど、なにか引っかかる感じがする。(感じ、ばかりですいません。)これが、現代短歌臭であるのかもしれない。

 それでも、いい歌はいい。すこし挙げてみる。

・辞令書の四隅の余白広々とさあどこへでも行くというのだ

・夕闇にぼんやり白く浮かびいる洗濯機までけものみちあり

・豚の耳こりこりとしてなにとなく清しきものを食うここちせり

・幹にあまた小さき菰(こも)の懸かりいて低きひとつは新しき菰

 最後の一首には、スラウェシ島タナ・トラジャと詞書がある。また、連作では、膵臓がんの知人と奄美を訪れた連作にうたれた。

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7月編集会。

 昨日は、夕方からそそくさと「コスモス」編集会にゆく。お盆進行ということで、例月より一週間早めの編集会。

 1953年(昭和28年)に宮柊二が創刊した「コスモス」は来年で55周年を迎える。記念大会も行われるし、記念特集号も出る。編集部では、みなさんのご協力を得て、がんばってすすめたいと思っています。

 タカノ氏は、北海道大会のために欠席。台風4号が関東を抜けるころに戻るのだろうか。

 大雨の中を、いつもの〈美たか庵〉で食事。

Photo_143Photo_144Photo_145  かつ煮、イカゲソ揚げがうまかった。

 イカの足だけ食べて胴体を食べないというのは、どうも人間は(私は)めちゃくちゃなことをしているなあと思う。胴体はどこに行ったのだろうか。寿司屋だとよくわかるのだが、ここでは不明。

 締めに、ざるそばを食べて満腹になってしまう。大型テレビでは、広島の黒田が力投していた。

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マーラー刀削麺。

 学年会の日。1学年9クラスもあるとなかなかタイヘンだが、個々の生徒Photo_141の報告を中心に、じっくりと議論を行う。教員が多いということは、一人の生徒も多面的に見られるよさがあるのかもしれない。

 昼は、いつもの〈一六八〉で、麻辣刀削麺を食べる。山椒の効いた、辛いスープだった。

 このところたびたび食べている刀削麺は、中国・山西省の名物料理。小麦粉のカタマリをまさに、刀で削ってそのPhoto_142まま湯に入れてゆく。

 ヌードルかどうかは、意見の分かれるところ。面積が、親指ほどのものから中指ほどのものまで、ばらばらである。 そこが、食感を変えていい。ただ、その形が不規則なので、箸でもったときに、跳ねることがある。

 ちなみに、中国語では、小麦を使った料理が「麺」(面とも)である。つまり、餃子は麺の代表的なものだが、ビーフンは麺ではない。

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ペルー。

 先日、GAPで買ったTシャツはペルー製だった。

 これもグローバル経済の日常化のひとつ。最近では、ベトナム製のワイシャツとか、ミャンマー製のタオルなんてものにも、あまり驚かない。もう、ジンバブエ製の靴下にも、南極製のパンツにも驚かないかもしれない。

 まあ、アルベルトフジモリが参議院選挙に立候補しているのだから、なんだってありである。

 しかし、ペルーで綿花がとれるのかどうかは不明。もっと安いところで綿を収穫して、ペルーで縫製しているだけなのでないか 

 むかし、一時期、そういう搾取構造の匂いのする企業の製品は買わないことにしていた。例えば、「ネッスル」と書いてあるものは買わなかった。しかし、Photo_140オトナになるとは怖いことで、もうそんなことを考えている暇はなくなってしまった。キットカットの新味が出れば、喜んで食べている。

 今日は、教科会。昼は〈栄寿司〉で、「三色丼」を食べる。マグロ・イカ・タマゴの三色味。写真ではよくわからない。キュウリと海苔を加えて五色になっている。

 最近不調の千葉ロッテは、終盤にベニーの逆転タイムリーが出たのだが、小林雅英がぶち壊してしまった。彼は登板間隔が空くと、いつもダメだ。私だって、連休のあとの授業はオカシナ感覚があるものだ。

 

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マンゴージュース。

 答案返却之日。慌しく一日と過ごす。

 ナチュラルローソンで、マンゴージュースを買って飲む。ねっとりと濃い。果汁100%で身体には良さそうである。

 しかし、添付の表示をよく見ると、原産国がスウェーデンとなっている。マンゴージュースなのに、スウェーデン製とは、コレイカニである。つまり、どこPhoto_139か南の国でマンゴーを収穫し、果実の(おそらく)少ないスウェーデンまで運んで作った商品を、どこかの商社が日本に持ってきた、ということだろう。

 身体には良さそうだが、地球には悪そうだ。フードマイレージをやたらを増やしている。「ナチュラル」ローソンは、ナチュラルでないのかもしれない。こういう商品は買わない(なるべく)と誓う。

 昼は、〈一六八〉(いろは)で、葱チャーシュー刀削麺と半チャーハン。刀削麺は、山西省の香りがする(ような気がする)。半チャーハンという概念を考え出した人に脱帽。

 

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半年以上。

 このブログを始めて、半年以上たった。最初から、行き当たりばったりでやろうと決めていた。そのとおりになっていると思う。

 食べ物の話題ばかりじゃないか、と(わずかながら非難と軽蔑の混じる調子で)言われる。やはり、写真の力というのは絶大で、文字情報の部分を読み取ってもらえていない感じもある。書き方が良くないのだろう。もちろん、きちんと読んでくださっている方もいて励まされる。

 いいものを食べていますねえ、と言われることも多い。たしかにそうなのかもしれない。しかし、そうおっしゃるみなさんも、料理を写真に撮ってみると驚くと思う。予想以上においしそうに写る。外食の多寡も人によるだろう。食べ物に対する喜び方も人ぞれぞれだろう。

 食べ物に対する関心と感謝の心が表れているのかもしれないですね、というコメントをいただいたときは、うれしかった。

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似ている。

 採点日2日目。学校にゆき、こまごまと作業をする。午後、青山学院短大のタカノ氏研究室へ。短大の前期は7月半ばまでに終わり、後期が9月半ばに始まるという。上智や早稲田は7月25日過ぎまでやって9月いっぱいは休みであるようだ。どちらがいいか。

Photo_134Photo_135  夕方、いつもの〈ひごの屋〉へ。開店40周年記念でやっているくじ引きの、全品40%割引に当たる。その代わり、2時間で追い出されてしまう。

 特別ゲストを交えて会食。『スクールナイト』について、丁寧なご批評をいただく。高野氏の作品に似ているという指摘をいくつももらう。ただ、それが良いとか悪いとかPhoto_136Photo_138 はわ からないままであった。

 二軒目に突入。チャンジャ(鱈のキムチ)があってうれしい。それでも10時ごろに終了。

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採点日。

 期末考査の採点日。授業はない。

Norenn_1Rann_1  9時前に学校に到着。1学期のすべてのクイズ(小テスト)、提出物状況、それと考査の得点をエクセルに入れてガラガラポンとやって、〈学期点〉を出す。いわゆる絶対評価なので、その得点がそのまま成績表に記入される。つまり、今学期の〈英語Ⅱ〉が37点の生徒もいれば、81点の生徒もいるわけである。生徒はその集計のクラス順位や学年順位を相対評価の代わりにする。

Aji_1Kohada_1   昼は同僚といつもの〈栄寿司〉でランチのにぎりを食べる。800円。今日から暖簾が夏仕様になってていて涼しげだ。蘭好きのマスターに、カウンターの小ぶりの蘭の写真を撮っておけと命を受ける。なかなかうつくしい。マグノリアだ。

 コハダを追加。ちょっと締めすぎ感はあるが、うまい。東京湾産だという。

 学校にもどって、考査の解答やらなにやら、いつの間にか夕方になっている。

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『夏空彦』

Photo_105  大辻隆弘さんから歌集『夏空彦』をいただく。

 さいきん6ヶ月、「未来」の〈ニューアトランティス〉欄で継続して大辻さんを作品を読んでいた。他の作者と読み比べて、格段にレベルの高い、職人芸的な歌のうまさを改めて感じていた。方向からすると好きな歌である。

 しかし、歌集として、一冊を読むということになると、ちょっとちがうのかもしれないと思った。

 うまさとはつまり、修辞先行の繊細さ。こちらが集中していないと読み落としてしまうほどの言葉の機微に頼った作品である。低体温でもある。

 変化球、急速120キロ台というイメージが強い。このままだと、短歌という形式は袋小路に入ってしまいかねない。ズバリ直球勝負という歌がもっとあってもいいと思う。

 というのはさておき、いいと思った歌を挙げたい。

・身のうちに寒い広さが立ち上がるイヤーピースを挿し入れるるとき

・緩慢な死を受容してゐるやうに夜の雲たちがうごく東へ

・国の名を呼びつつ兆す陶酔はテーハミングのグゥを呑み込んで

・銃身のおもてに梅のはなびらを象嵌したる鍛冶のこころは

 

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むくげ。

Photo_130Photo_131  ムクゲが美しい季節。

 マンションの下の階のムクゲが勢いよく伸 びていて、わが家のベランダ越しに顔を出している。

 ムクゲは韓国を代表する花。ムグンファ(無窮花)という。ムグンファ号という名前の特急もあるそうだ。

 この底紅が一番好き。高野氏の歌にもあったが思い出せない。どの歌集だったか。

Photo_133   夕方、新宿のある大病院にお見舞いにゆく。近くの〈竃〉(かまど)という店でラーメンを食べる。新宿西口大ガード付近はちょっとしたラーメン戦争地域である。

 〈竃〉のとなりは、しばらく前に看板が落下して女性が大怪我を負った〈イルヴィゴーレ〉。しばらく閉店らしい。

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マークシート。

 いまごろこんなことを書くと、笑われるかもしれない。私の勤務校では、一部の教科で定期考査にマークシートを導入している。英語科もそのひとつ。

 今日は、担当している、高校2年生のオーラルコミュニケーションの考査があった。10年以上前からマークシートを採用している科目。

 その390人分の採点は約30分で終了。正確に言えば、事前の名前・正答・配点などの入力に15分くらい。今日も、クラス番号などを間違えてマークした生徒の処理を除けば、正味10分で終わるくらいだった。

Photo_129 恥ずかしながら記すと、すべての読み取りが終了した後に、正答を訂正した箇所があった。そういうことができたのは、各選択肢を何人(何%)の生徒が正答としたかが、数字として出るからだ。予想外に正答率が悪い設問を洗ってゆくうちに、こちら側の誤りに気がついたのであった。

 こちらが難問として設定したところは、うまいぐあいにひっかかってくれていた。私だって間違えたかもしれない。

 ゴリゴリと手で採点するのも大切なことだが、母集団が多くなると、やはりマークの分析力が優る。(英語という科目は特にそういう傾向が強いのかもしれない。)

 そのあと、お昼に食べた〈栄寿司〉のコハダの肌がマーク見えた。

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クエン酸。

Photo_127  期末考査2日目。昨日あった〈英語Ⅱ〉の採点を継続。なかなかの出来具合で、さすが高校2年生というところ。手ごたえを感じる。

 夏はときどき、ビールにクエン酸を入れて飲む。正確に言うと、クエン酸をスプーン一杯くらいグラスに入れてビールを注ぐ。

 数年前、バレーボール部の合宿のときに、ある教員が、生徒にクエン酸を水に溶かして飲ませていた。疲労回復のためだ。

 そこで、オトナはビールにクエン酸を入れてみた。これがおいしかった。きめ細かい泡がたっぷりと発生して、さっぱりした味になる。もともと、ビールにレモンをしぼるのが好きな私には、特においしく感じた。

 ちなみに、漢字では、枸櫞酸と書くらしい。

 里崎のサヨナラヒットで勝つ。

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名前が知りたい。

Photo_122Photo_123  昨日は歌会のあと、いつもの新宿南口・ライオンビル5階の〈安具楽〉にゆく。

 葉ガツオ、ワカシ、なんとかゴチなど(やや珍しいもの)を注文。しかし、説明されても覚えきれない。どうせ、魚なのだけれど、なんとなく、名前がわからないと落ち着かない感じがした。

Photo_124Photo_125   どうして、人は食べるものの名前が知りたくなるのだろうか。ブリみたいな魚であるけれど、ブリではないなあという場合、「ワカシ」と知れば、(その魚をよく知らなくても)安心する。

 昔は、人は本名を隠して生きていたし、女性にとっては名前を明かすのは体を許すくらいの意味があったそうだし。名を知Photo_126りたいのは、愛なのだろう。

 他にも、魚のアタマが出てくると必ず誰かが、これは何の魚か、と聞く。キビナゴが出ても、誰かが名前を聞く。なかなかおもしろい習性である。

 壱岐の麦焼酎〈ぎばち〉というのを飲む。すっきりとして存在感のある味だった。リチャードギアのような感じかな。

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題詠の題。

 夕刻、新宿で小さな歌会。

 題詠1首、題なし1首、新カナ遣い、という決まりでやっている。詠草はメールで来るから、誤植の心配はほぼない。プリントをつくるのも簡単だ。

 今日の題は「眉」であったが、なかなか難しかったようだ。そもそも、何がいい題なのか、後になって分かることが多い。

 ふだんは、歌会が終わって次回の日程と同時に決める。適当に本を取り出して、何ページの何行目あたりとして、近くにある漢字1文字を選ぶ。最近は、蟹円塔青歳種眠口歩白上浮牛毒高出、などと続いている。

 みなさんは、どのように題を決められていますか?また、どんな題がいい歌を引き出しましたか?機会があればお教えください。

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生タコ他。

 昨日の奮闘のおかげで、試験問題の目鼻はついた。

 歌や評論は時間をかけても書けないことがある(というか、多い)が、試験問題は時間さえかければなんとかなる。確実に大人数が熟読してくれるし、即座の評価も返ってくる。

Photo_117Photo_118Photo_119Photo_120Photo_121Anagoo   しばらくぶりで〈栄寿司〉にゆく。

 生タコ(白いヤツ)や、ネギトロ巻き、イカ巻き、鯵、あなごなどがうまかった。マスターが金髪になっていて驚く。

 きょうの授業で、穴があったらアナリシス(分析)だ、と言ったらややうけた。香川ヒサさんの評論集も「アナリシス」だったなあ、と思い出す。でもだれもわからないだろうと思ってグッとこらえた。

 夏至から一週間あまり。東京は、やや蒸し暑いけれど、夕方は涼しい風が吹く。好きな季節である。

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長浜食堂。

 きょうは、読書会の予定をキャンセル。水曜日からの期末考査の問題作りのためにひたすら家に籠もる。高校2年生の〈英語Ⅱ〉と〈オーラルコミュニケーション〉を仕上げなくてはならない。まだ道半ば。

 ウィキペディアから出題しようと思って、いろいろ読んでいるうちに時間がたってしまう。日本の俳優のことが、英語のウィキペディアに詳しく出ていて驚く。 

Photo_8Photo_116  それでも、昼には、自転車に乗って〈長浜食堂〉に行く。以前は徒歩3分のところにあったのだが、移転して遠くなってしまったお店。こってり長浜ラーメンと水餃子を食べる。

 昨日の奥村晃作氏の会の様子が、ホームページにアップされている。すべてご自分で手配されて、さらに会の最中に写真をとってしまう、奥村さんのバイタリティーには感服する。少しは見習わなくてはならない。http://www5e.biglobe.ne.jp/~kosakuok/nisi.html

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