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ただごと歌の系譜、の会。

 個人面談がずれ込んで、奥村晃作氏の「『ただごと歌の系譜』を語る会」に参加できなかった。5時ちょうどに竹橋の教育会館に滑り込み、懇親会のみ出席した。

 話の流れは一部の方々からお聞きした。褒めてくださる方々が多かったようでうれしい。

 その一方、キビシイご意見もあったそうだ。その中には、奥村さんがただごと歌を標榜されてからご自身の歌が荒れてきたというコメント、現代短歌と江戸時代のただごと歌をつなげても良いのかどうか疑問だというご指摘などがあったそうだ。率直に言ってくれる方はありがたい。

 わたし個人としては、奥村氏の現在の歌業そのものの密度の濃さが、氏の言う、江戸時代ただごと歌の評価を左右するのではないかと思う。それが、仮に写実とか前衛とかなんだとかとは関わりなく、仮にその論を立てている人の実作が、仮に空疎だとしたら、なかなかその論を信用できないのではないだろうか。論作のせめぎあいでむずかしいところだ。

 奥村さんには、作品面でもうひと踏ん張り、本領を発揮していただきたいと願うばかりだ。

 うれしかったのは、しばらくお会いしていなかった、『百年の眠り』の著者、鶴田伊津さんご夫妻にもお会いしたこと。他の方々ともお話しし、少しずつ話題になっていることを確認した。ぜひ、お読みいただきたいです。いい歌集とはこういうものかとつくづく思う。

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