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シャコとサヨリ。

 〈栄寿司〉は、勤務校の近所のなんでもないふつうのお寿司屋さん。いつのころからか、魚好きの同僚と訪ねるようになった。とくべつ変わったネタがない代わりに、値段も低めである。

  シャコとサヨリがお008_2013_2いしかった。

  この蝦蛄は格別うまく、つまみで食べ、握りで食 べた。あのグロテスクな容姿の中に、甘い香りの肉体を秘めているのかと思うと感慨深い。自分の身体がおいしいというのはどんな気分なのだろうか。シャコに気分があるかどうかは別にして。

017_2012_3   サヨリは頭を断たれていたが、美しかった。桑原正紀さんの歌を思い出していた。

春の雨降る日曜日妻ときてさよりの細きかがやきを買ふ (『月下の譜』)009

 マスターは、われわれが帰りそうになると、秘蔵の一杯をご馳走してくれる。今日は、ラム。ブランデーのような香りがする、格別においしいラムだった。

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コメント

いやあ、羨ましいなあ。ぼくも車庫ではなくて、シャコは大好きです。我が家の近くにも寿司屋はありますが、美味しいところではありませんね。一連れていってもらいたいくらいです。

投稿: 鈴木竹志 | 2007年2月 5日 (月) 22時42分

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